~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

こんな時代もあったということで

2010年11月11日 19時31分08秒 | 雑感
私の実家で言われていた諺(?)に「流行(はやり)となれば、たとえ栗のイガでも尻にはさむ」というものがありました。
これって、実はうちの祖父か祖母かが言ってただけなのかもしれませんけど、妙なものが流行るたびに「流行となれば・・・」とつぶやいて、納得(?)しておりました。

ほんとに「流行」というものは不思議なもので、昔はツッパリ女子はスカートを長く(それもくるぶし付近まで)していたものですが、いつのころからかそんなモノは皆無になり、スカートは短いほうにエスカレートすることとなりました。
短いスカートを履くということは、ある程度脚が見られるものでなくてはならないので、やはり昔に比べると女の子のスタイルそのものがよくなったんでしょうね。
ある意味、今の時代に生まれなくてよかった(汗)。

靴下だけ考えてもみても、ソックスをくるくる~っと、それこそくるぶしの下まで丸めてそれがカッコイイと思っていたころもあり、
逆に少しでも長くしてソックタッチで一生懸命とめていた時代もあり、
今考えると、ほんとに何がなんだか???です。
今の子たちのセンスのほうがはるかに理解できるかもしれません。

今の子も、
サスペンダーをわざわざ垂らしたり、
ズボン裂いたり、
半ケツではいたり、
10年くらいたったら絶対恥ずかしくて写真破るよ・・・みたいなカッコしてますけど、それについては、実はあまり「ヘン」と思わない自分がいたりして(もちろんやりはしませんけど)、別になんともないです。
「それ、いいね~!」と40~50代のおじさんおばさんが同じカッコし始めたら、たぶん彼らは即刻それをやめると思う(爆)。

今の彼らのカッコよりよっぽどびっくりなのがバブル期のOLのカッコで、
アメフト仕様の肩パットの入った、びしっとボディコンのスーツ(しかもそれが原色だったりする)、
しかも眉毛ばり太(わざと太く描いてたりしたわけですね、これが)、
というすごいファッションだったわけです。
もし今、こういうカッコの人がハイヒールで闊歩してたらドン引きだと思う。
しかもそのまんま、ディスコに行って扇子ぴらぴらさせてたわけですから。

・・・現在、私の年代で元気にピアノを弾いてるおばちゃんたちは、この時代の生き証人でございます(爆)。
流行とはげにおそろしい・・・・(汗)。


さて、写真ですけど、その当時のものです。
ホステスやってたわけではありません・・・・・職場の宴会です(汗)。
「こんだけ赤いのはオマエと郵便ポストくらい」と言われましたね、たしか。
毎日こんな服だったってわけではないですけど、かなりふつうに着てました(爆)。
それにしても、髪黒っ・・・・