奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

サンルダムとダムカード

2024-08-17 14:46:50 | マンホールカード他

天塩川水系の支流の名寄川、更にその支流のサンル川にあるサンルダム、
天塩川の治水と名寄市、下川町の利水を目的に建設されました。

ダムの建設によって形成された人造湖は「しもかわ珊瑠湖」と名付けられています。

サンル川は天塩水系でも有名なサクラマスの遡上河川で、
更に治水と利水の費用対効果の面から長年反対運動が続けられていました。

その反対を押し切り、2018年に完成したのがこのダムです。

ダムの型式は日本で開発された台形CSGダムで建設コストを削減しています。
堤高は46m、堤頂長は350mとなっています。

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テッシ武四郎カード … 下川町

2024-08-16 05:20:49 | マンホールカード他

武四郎一行は天塩川の支流の名寄川の、更にその支流のサンル川を遡ります。

名寄川上流に行くにつれ倒木や流木甚だしく、更に進むと水量が減り船を諦め歩いて調査に向かいます。
サンル川に向かうとガマ、柳、桑などが茂り山ぶどうの蔓もあり難航。

小さな沢も何本もありどれが本流かわからなくなります。
夕方、アイヌたちが使う仮小屋(チセ)に着き夜を明かします。

カードにもありますが一行が泊ったとされる地に碑が建っています。

場所は道道下川雄武線の起点から1.5㎞程先、
サンル川を渡る橋を超えたすぐ先にカーブがありますがその曲がったところです。

カードの裏は手延べうどん。

下川町は日本最北の手延べうどんの産地で、
町内で食べられるほか乾麺も売られています。

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テッシ武四郎カード … 名寄市

2024-08-15 04:21:31 | マンホールカード他

武四郎一行は名寄市日進に住んでいたアベルイカの家に、
この先の奥地調査の行きと帰りに投宿しています。

家のつくりは石狩などと違い家の中に煙が籠るようになっていました。
これは蚊やアブが多いのでそれを除けるためということです。

名寄市日進は天塩川から少し離れた平坦地になっており山の麓、
川の幸と山の幸に恵まれ鹿や水鳥なども多く生息していたと記されています。

武四郎一行も鹿をご馳走になり、大変美味しかったと述べています。

カードの裏は名寄名物の大福があります。

名寄市風連はもち米の産地として知られており、
伊勢名物の“赤福”も当地のもち米を使っています。

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テッシ武四郎カード … 美深町

2024-08-14 06:22:37 | マンホールカード他

前日、音威子府村頓別坊を出た一行は天塩川を遡り、
物満内(筬島)、音威子府、咲来を通り美深町恩根内付近(小車)で宿をとります。

投宿したのはエカシテカニの家族が住む家、
一行はウバユリの団子をご馳走になり代わりに粥をふるまっています。

家の女性が弾いた五弦琴を聞き、その音色に感心したとも記しています。

カードの裏を見ると道の駅びふかに隣接している「美深チョウザメ館」の案内が。
天塩川はかつてチョウザメが生息しており、武四郎も多くのチョウザメを見ています。

その復活を目指し、美深町ではチョウザメを養殖しています。
チョウザメといえばキャビアですが、今は生産量が少なく広く流通はしていません。

機会があれば食べてみたいものだ。

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テッシ武四郎カード … 天塩町

2024-08-13 06:42:16 | マンホールカード他

カードのモチーフはアイヌに見送られ天塩川内陸の調査に旅立つ武四郎の姿。
時は安政4年(1857)6月6日、新暦だと7月27日なので真夏の調査で蚊やアブで苦労した記録に残っています。

これは武四郎が蝦夷地調査の5回目、まずは石狩川沿いを調査し増毛から天塩川河口に至り、
ここから天塩川内陸部へと向かい24日間調査しています。

この時の記録は「天塩日誌」としてまとめられています。

この間、川を遡ることその先は天塩川支流の名寄川の奥の下川町、
更に天塩川源流を遡り士別市朝日町まで到達しています。

アイヌのガイドを伴い丸木舟でそんな奥まで行ったとは、
今では考えられませんね。

カードの裏には「天塩川資料館」と「シジミ」の案内があります。

天塩川資料館は来館者が減っており、展示内容の更新が検討されています。
シジミは漁業者の減少などにより漁獲高が減っており安定供給が難しいとのこと。

現地でしか食べられない名物のシジミとして売り出す、のもアリかな。

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テッシ武四郎カード

2024-08-12 04:56:07 | マンホールカード他

北海道の命名者と言われている松浦為史郎の生誕200年を記念し、
天塩川周辺の11市町村と松坂市で「テッシ武四郎カード」を作り配布しています。

松坂市(三重県)は松浦武四郎の生誕の地ですね。

道内11市町村のうち10市町村は支流を含め天塩川水系に属していますが、
幌加内町は石狩川水系(雨竜川)で天塩川とは関係ありませんがそれは気にしてはいけない。

私はこのカードを狙って集めたわけではないのですが、
現地を訪れた際に偶然見つけたので無理のない範囲で手に入れました。

私が通ったルートのうち豊富町は配布終了、中川町と音威子府村は配布場所の休業日で手に入らず、
結果として天塩、美深、下川各町と名寄市の4枚をゲットしました。

明日から4日間、訪問順にご紹介していきます。

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天塩町のマンホールカード(第22弾)

2024-08-11 05:39:04 | マンホールカード他

天塩町の3枚目のマンホールカードです。
私の天塩町のイメージといえば天塩川とシジミなのですが、それがモチーフになっています。

天塩川は士別市を源流とする国内第4位(北海道第2位)の一級河川です。
オジロワシやイトウなどが生息する自然豊かな水系です。

シジミは江戸時代に「蝦夷の三絶(絶品)」とも言われた名物です。
他の二つは厚岸湾のカキ、十勝川のフナとなっていますが、十勝川のフナとは何だ?

ということで、“天塩町の天下一品”で頭に『天』をあしらったゆるキャラの「てしお仮面」、
それと天塩川、ハマナス、利尻山がモチーフになっています。

「てしお仮面」、纏っているのは何かの兜かと思いました。
シジミをモチーフにしていたとはしばらく気づかなかったよ。

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天塩町のマンホールカード(第9弾)

2024-08-10 05:28:16 | マンホールカード他

昨日は天塩町のガンダムのマンホールカードをご紹介しましたが、
天塩町では実はもう2枚、マンホールカードを配布しています。

今日と明日は配布順にその2枚をご紹介します。

まずは鳥と花がモチーフになっているマンホールカードです。
この鳥は「コガラ」だそうで、山の針葉樹林などに住む留鳥だそうです。

それから「エゾヤマザクラ」と「ハマナス」、これはお馴染みですね。

しかしあれだ、「コガラ」というあまり馴染みのない鳥を持ってくるとは、
なかなか渋いセレクションだねぇ…。

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天塩町のマンホールカード(第17弾) … ガンダム最終日!

2024-08-09 05:41:37 | マンホールカード他

この3日間でガンダムのマンホールカードとその関連で豊富町観光情報センターをご紹介してきました。
今日はガンダムご紹介の最後、天塩町のマンホールカードをご紹介します。

モチーフはガンダムと「天塩川歴史資料館」です。
「天塩川歴史資料館」は旧町役場を利用した資料館、私も訪問しました。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/ecd403a9da927ede2cd9b3ef79f3adad

天塩町のガンダムのマンホールは町のHPによると、
“道の駅てしお”と“てしお温泉夕映”に設置されているとのことです。

ところでこれまでご紹介してきた3市町のガンダムのマンホールカードは全て第17弾で配布されています。
ということは、これらは3市町合同のプロジェクトであるということがわかります。

そしてこの3市町を地図に並べると、3機が縦に並びます。
私はガンダムには疎いのでこれ以上は申し上げませんが、そういうことになっています。

それもこれも最初にご紹介した豊富町から始まったのですね。

オタクの発想って、意外と役に立つものなのです。
それをどう拾うのかは、その方の上司によるとしか言えないな。

いろいろ思うところはありますが、これ以上は言いません。

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稚内市のマンホールカード(第17弾) … ガンダム3日目

2024-08-08 05:37:49 | マンホールカード他

稚内市は現在、2枚のマンホールカードを配布しています。
1枚目は第4弾、このカードは2枚目です。

モチーフはガンダム、そして今やすっかり映えスポットとなった「白い道」と風車です。

ガンダムのマンホールの実物は稚内副港市場敷地内とフェリーターミナル敷地内に設置されています。
とは、稚内市のHPからの情報でした。

「白い道」は産業廃棄物だったホタテの殻を砕き道路に敷き詰めたもの。

かつて稚内を訪問する観光客は男性が多く、女性客を増やすことが課題でした。
女性受けする色は白とピンク、白ならホタテの貝殻があるじゃん、ということで道に敷き詰めた。

それが見事当たり、今や観光名所になりました。

アイディア次第でいろいろなことが起こる、ということですね。
他の自治体も知恵を絞れば、何があるかわからないぞ。

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