滝川市郷土館には分館が2か所あります。
ひとつは江部乙にある「屯田兵屋」でこれは以前ご紹介したことがあります。
→ http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/b1e01443af00b74ea220aa0462213993
もうひとつが「華月館」で、これはホテル三浦華園奥座敷を移築したもの。
ホテルのHPによると創業者・三浦米蔵が旅人宿「三浦屋」を始めたのは1888年、
1898年に水害に遭い旅館業は中断するも1914年に再開、翌年に奥座敷を設けています。
その奥座敷は明治後期に建てられた木造平屋建ての御料局舎を譲り受け、
洋風2階建て部分を増築したもの。
和風建築と洋風建築が合築された和洋折衷の宿泊施設ということになりますが、
訪問した日は閉館日でかつ、建物の周囲の状況からその全容はわかりませんでした。
画像でもどんな建物か、想像できませんね。
和洋折衷の旅館といえば中頓別町の旧・丹波屋旅館が思い起こされますが、さて…。
1980年、市指定文化財に指定され「華月館」として移築・保存されました。
中には貴重な品々がいろいろあるそうなのですが、
何しろ開館日が1年で5日間だけ、開館時間も同じく1年で15時間だけという難敵。
私が見学できる日は来るのでしょうか。
*華月館(滝川市郷土館分館)
住 所:滝川市文京町1丁目1-19
開館期間:5月~9月の第4日曜日
開館時間:13:00~16:00
入 館 料:無料
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