22日に発生した新潟県糸魚川市の大火は発生から30時間後に鎮火しました。
市中心部の4万㎡が延焼、150棟が被災しけが人も出ました。
これ程の大火は私の記憶する限り1976年に酒田大火(山形県)以来ではないだろうか。
10月29日17:40ころに発生した火災は翌日5時に鎮火、焼失家屋1774棟、
罹災人員3300人、焼失面積22.5ha、被害額は405億円という甚大な被害をもたらしました。
それからわずか2年半で復興を果たし、酒田市はよみがえりました。
この迅速な復興はその後の阪神・淡路大震災復興にモデルになっています。
私は1982年、復興の様子を見るため酒田市を訪問しました。
大火に見舞われた地区を中心に現地調査、復興を果たした綺麗な街並みに感嘆しました。
そのときに頂いてきたのが画像の「酒田大火 復興建設のあゆみ」(酒田市建設部)です。
糸魚川の大火は鎮火したばかり、これから生活再建へと向かうでしょう。
大変なことですがこれを機に、災害に強い糸魚川市になってほしいと思います。
ところで私の糸魚川の思い出といえばまずは“親不知”の景勝地。
ここは飛騨山脈の北端が日本海に突き出たところ。
学生のころこの海岸線を歩いていたら自殺者と間違わられて職質されました。
それから当地で初めて食べたトビウオ。
あれは身が締まって美味しかった。
さてこれからだ。
応援しているぞ、糸魚川。
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