津軽海峡フェリーは昨年10月に新航路として室蘭ー青森間に就航しました。
利用実績はどれ程のものであろうか。
その室蘭ー青森航路が1月13日から運休しています。
運休期間は3月26日までと4月3日~4月16日で、就航船「ブルーマーメイド」の船体整備、法定検査、
及び函館ー青森間の就航船「ブルーハピネス・ブルールミナス」の法定点検の代船運航のため。
船体整備とは、利用客から要望が多かった船室の一部個室化による改装です。
4名定員などの船室を減らし個室を66室つくるのだとか。
今までの「ブルーマーメイド」は個室がなかったからな。
さすがに函館ー青森間に比べ運航時間が倍近くになる同航路は個室の需要が高いのですね。
最近の長距離フェリーは個室のニーズが高く、各社の新就航船は軒並み個室を増やしています。
それに、室蘭ー青森航路は多少定員を減らしても需給関係からあまり問題はなかろう。
それから、函館ー青森航路就航船の法定検査による代船運航。
これは室蘭ー青森航路就航時からアナウンスされていたことなので予定通りの休航となります。
北海道と本州間の物流はトラック輸送に多くを依存しており、
1隻で1日1往復の室蘭ー青森航路より1日2往復できる函館ー青森航路を維持する方が大事なのですね。
さて、船体整備を終えた「ブルーマーメイド」の個室はどのようなものになるのか。
デッキプランを含め、気になるところではあります。
私も新装なった「ブルーマーメイド」に早く乗船したいと思うのであった。
いつ乗船できるのか、わかりませんが。
※画像は室蘭港で行われた船内見学会の時の「ブルーマーメイド」
本文では書きませんでしたがそのトラックドライバーのニーズが高かったそうです。
ドライバーズルームが増えるのかもしれませんね。