奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

渚滑線、各列車の想い出(9) … 721D(渚滑始発、北見滝ノ上633着)

2011-06-30 05:35:19 | 渚滑線・名寄本線
渚滑     5:41
   ⇓
北見滝ノ上 6:33


渚滑線の起点、渚滑からの単行始発列車です。
こんな早い時間に滝上に向う客とは、前夜札幌を夜行急行「大雪6号」で出発した人。

急行「大雪6号」の札幌出発は22:15、名寄本線との乗換駅・遠軽には4:04に到着し、
4:21発の名寄本線の始発列車に乗って渚滑には5:25の到着。

ここで渚滑発5:41のこの列車に乗ることになります。

朝早いうちから乗り越しをしないか怯えながら乗り継いできた客も、
この列車に乗ってしまえばあとは終点まで寝ていけます。

と思って私が気を抜いて寝ていたら終点に着いても誰にも起こされず、
危うく折り返し紋別行きの客になりそうだったことがありました。

今こんなことがあったら新聞沙汰だぞ。

私がこの列車に乗ったのは数回、
やはり急行「大雪」からの乗り継ぎでした。

遠軽と渚滑での乗り換え時間がとにかく早いので、
寝過ごさないかだけ心配して乗っていました。

それにしても遠軽は早朝4時過ぎの乗り換え。

冬の朝、スチームで暖かい夜行の客車内から、
ピンと張り詰めた冷たい空気を通って暖かいディーゼルカーに乗り換えるのは悪くない。

寝不足のボケボケした気分もシャキッとします。
それもそのときの一瞬だけなのですけどね。

にしてもこんな早朝の始発列車、乗客はいつも数人。
北見滝ノ上駅を発着する列車の中で一番利用者が少ない列車だったと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« じょいくるーず | トップ | 渚滑線、各列車の想い出(10... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

渚滑線・名寄本線」カテゴリの最新記事