今は無き、国際プロレス。
エースはラッシャー木村。
その団体が一度だけ滝上で試合を行ったことがあります。
そのときのチケットが、これ。
7月17日、日曜日となっています。
この日が日曜日なのは1977年(昭和52年)、私が中学校3年生の時。
主催が滝上商工会、後援はこれも今は無き北海タイムス、協賛は佐川急便。
さて、場所ですが。
「幸町大原建設前車庫」。
普通の車庫です。
建設会社で使う重機を入れておくような大きな車庫。
地面は土、そこにリングを組んでパイプ椅子を並べただけの会場でした。
国際プロレスは、今はないとはいえ当時はメジャーなプロレス団体のひとつ。
それがこんな片田舎にある建設会社の、それも車庫の中で試合をする。
地元のプロレスファンとしては嬉しかったことではありますが、
その後の団体の行く末を暗示していたもの、とも言えましょう。
試合の内容なんて覚えちゃいない。
誰が参加していたかもわからない。
それでもあの車庫の中の様子はよく覚えています。
そのときの「車庫」というシチュエーションが、
それだけ強烈だったということでしょうね。