あの日から、13年経ちました。
私は若いころ、仙台に住んでいました。
そして仕事で毎月、気仙沼に行っていました。
当時は高速道がなかったので国道45号線を3時間かけて三陸の海岸を北上していました。
三陸は過去に幾度も津波の被害に遭ったところ、
私は道中に地震があったらどう逃げようかと考えながら運転していました。
基本は高さ20m以上の高いところに行くこと。
三陸で大きな地震があれば津波が起こり、その波は最低20mまで到達すると知っていたから。
この高さ20mは三陸に暮らす方にとっては常識かと思っていましたが、
先の大震災ではそれよりも低いところに留まり犠牲になった方が大勢いらっしゃいました。
石巻市の大川小学校で児童と教職員84名が犠牲になったのはその後の大きな教訓となっています。
あれから大津波警報の出し方と報道の仕方が変わりました。
憶測を持たずより避難を促す方向になっています。
今年の能登半島地震で大津波警報が出たとき、NHKのアナウンサーの呼びかけが話題になりましたね。
大きな地震はまた必ずどこかで起こる。
大きな地震に遭遇した時はその地域の特徴に合わせ適切な避難をすること。
それを肝に銘じ、“その日”に備えたいと思います。
※大きな地震に遭ったらとにかく高台へ逃げろ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます