イトーヨーカドー(以下、ヨーカドー)は現在126店舗ありますが、2026年に93店舗に縮小させると発表しました。
その前にはアパレル事業からも撤退し、現在の総合スーパーでなくなることも発表しています。
残る店舗網は首都圏と中京、関西を中心に展開するともしています。
閉店する地域や店舗は現時点では発表されていません。
既報の通り、ヨーカドーは店舗を大幅に縮小します。
その数も明らかになっていますし、店舗が残る重点地域もわかりました。
残る店舗数と重点地域を勘案すると、北海道のヨーカドーは縮小もしくは全店閉店かという情勢です。
地方展開している北見店と帯広店は閉店は免れないところですが、札幌圏はどうするのか。
何もなければ全面撤退というところですが、アリオ札幌があるしラフィラの後継店舗も…。
と思っていたら一昨日、ラフィラ跡の商業施設のスーパーにダイイチ(本社・帯広市)が入るとわかりました。
閉店したラフィラの地下1階はヨーカドーすすきの店でしたが、後継店もヨーカドーになると思っていました。
それがヨーカドーと資本・業務提携をしているダイイチに決まった。
これは、ヨーカドーが北海道から全面撤退するという予告ではないか。
元々私はヨーカドーは北海道から全面撤退を考えているのではないかと思っていました。
ネックになるのはアリオ札幌で、キーテナントのヨーカドーは容易に撤退できないであろう。
しかしアリオ札幌はショッピングモールであり、ヨーカドーはディベロッパーの立場です。
ディベロッパーとしてはキーテナントはヨーカドーでなくても構わないといえます。
ならば、北海道からのヨーカドーの全面撤退に障害はない。
本当のところは分かりませんが。
歯がゆい表現となっていますが素人の戯言としてお見逃しください。









福住のヨーカドーにはたまに行っていましたが。
東北も風前の灯ですがベニマルになると言う話もありました。
寂しい限り。
ある程度の所得がある地域でないと成り立たない。
北海道では札幌圏以外では北見と帯広に店舗がありますが、両店の売り上げは農業生産が支えています。
札幌圏では立地を考えれば店舗として成り立つのはアリオ札幌と琴似だけかと思いますが、
ではこの2店舗のためにヨーカドーを維持するかどうかは不明です。
あとは経営判断次第ですが、さてどうなることやら。
函館もなくなって久しく、北関東も風前の灯です。
都内はヨークマートが食品に特化して頑張っていますが総合系はやはり難しいんですね。
ヨーカドーだとヨークマートやヨークベニマルがそれにあたりますが、同社もそこに特化しようとしています。
総合スーパーは昔から「何でもあるが欲しいものは何もない」と言われており、
ダイエーやニチイ、長崎屋などが破綻したのはそこに原因がありました。
ジャスコはイオンに衣替えし今に至りますが、
利益率抜群だったヨーカドーは漂流中ですね。