奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

「きっぷってなに?」 … 越谷レイクタウン駅

2019-08-27 05:37:50 | 鉄道
JR武蔵野線・越谷レイクタウン駅の券売機横に、
「きっぷってなに?」という説明書きが掲出されているそうです。

ネットの春日部経済新聞が伝えています。
    → https://kasukabe.keizai.biz/headline/165/

いやいや「きっぷ」は「きっぷ」でしょう、そう思うのはもう年寄りの証拠です。
今は「きっぷ」を知らない世代が出てきた、そういう時代なのです。

北海道では例えばJR札幌駅には券売機がずらっと並んでいます。

こういう光景が日常にあると普段ICカードを使っている方でも、
「もしかしたら“きっぷ”というものがあるのかもしれない」と何となく思うでしょう。
北海道は「みどりの窓口」も健在ですしね。

ところが東京に行くと大きな駅はともかく、
小さな駅では“きっぷを買う”方はあまりいないのではないか。

大きな駅でも“きっぷを買う”ことが困難な場合があります。
私は東京駅で「みどりの窓口」を探して右往左往したことがある。

そんな東京ですから生まれてからずっと「きっぷ」を見たことがないという、
“ネイティブICカード”が発生しているのでしょうしこれから増殖していくに違いない。

ICカードを忘れたら電車に乗ることができない。
それが冒頭の「きっぷってなに?」に繋がっているのですね。

昔は定期券以外では電車に乗る度に“きっぷ”なるものを買っていたのだぞ。
その上改札のときにはそのきっぷ全部に駅員が“鋏”を入れておったのじゃ。

今となってはこれもSFのような話に聞こえますね。

※入鋏する駅員も、そこにきっぷを差し出す乗客も、どちらも職人技であった
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2 コメント

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そうなんですよ! (虹色仮面)
2019-09-01 12:02:04
首都圏ではSUICAやPASMOが一般化し、切符を知らない世代が出てきました。
電車(鉄道)に乗るには、自動改札機にカードをかざして「ピッ」となるのが普通になってきたんですわ。
明らかに世代変わりしてきましたね。
返信する
虹色仮面さん (オクイ)
2019-09-05 23:36:21
切符も普段の買い物も「ピッ」ですからね。
そりゃ、こんな時代になるわな。
返信する

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