エコミュージアムセンターに来たついでに筬島駅に寄りました。
開業は1922年、現駅舎は各地によくみられる貨車駅舎ですが、
木造駅舎時代の土台の上に建っています。
この駅もご多分に漏れず利用が低迷、JRは駅の廃止を打診していましたが今は音威子府村が管理しています。
現在の利用者数は1日0.2人、1週間に1人ほどしか利用がありません。
停車する列車は稚内、名寄両方面とも各3本、運行時間も有効時間とは言い難く、
これでは地域の方々も日常の利用はできないだろうと思います。
ちなみに稚内行の発車時刻は5:43、9:16、17:11、名寄行は7:32、12:59、20:37です。
また5月~10月は音威子府村の地域バスが平日は4往復、土日祝は5往復あります。
その地域バスも11月~4月は運休です。
土日祝が運休という公共交通機関はよくありますが、逆に運転とは珍しい。
そして観光のオフシーズンには地域バス自体が運転されないという。
地域住民には公共交通機関は必要ないということなのかもしれません。
本当に地域に必要なバスならオフシーズンにも運転されるはずですから。
地域にとって駅の存在とは何か、自治体が駅を存続するとはどういう意味があるのか、
他所からとやかく言うことではありませんが考えさせられますね。
これではねぇ…。