奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

大間航路・新造船の名前、「大函丸」に決定

2012-06-28 05:01:50 | 交通






青森県大間町の新船船名検討委員会(委員長・金沢大間町長)は、
函館ー大間の新造フェリーの名前が「大函丸」に決定したと公表した。

なぜ大間町が新造船の名前を決めたのかというと、
この船は大間町が新造船を建造し津軽海峡フェリーが運航する公設民営方式になるから。

ということで、船のオーナーさんは大間町。

ところで「大函丸」は1964年に同航路に就航した船の名前で、日本初の外洋フェリーでした。
それ以来1988年に現行の「ばあゆ」に変わるまで一貫して歴代の船に命名されてきた名前です。

歴史ある船名が復活するわけですね。

この航路は旧東日本フェリーが2008年に航路撤退表明以来、航路存続の危機にありました。
私のブログでも何回か、その経緯を述べたことがあります。
   → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/7925a9f8c7985dc443914922f3a61880
   → http://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/105c8adf7677b2620f8a72755adbbcb9

廃止の危機を乗り越え今回の発表になったことによくぞここまで…。

新造船は現在、尾道市の内海造船で建造中で、来年4月から就航の予定です。

私はまだこの航路に乗ったことがありません。
青森県にはよく行くのですが下北半島にはどうも縁がない。
唯一、JR大湊線と廃止になった下北鉄道大畑線に乗りに行っただけ。

新造船も就航することだし、一度ぐるっと半島巡りをするのもいいかもしれない。

恐山や仏ヶ浦などの景勝地、また薬研温泉や北限のニホンザル、はたまた原発関連施設など、
マグロなどのグルメ関係をはじめ興味をそそる「ブツ」も多い。

下北半島もいいな、「大函丸」のニュースを見てそんなことを考えました。

※第3大函丸のトン数はいろいろな資料により様々な数字があり、正確なところはよくわかりません(笑)
 ですが概ね800トン前後とみられます
コメント (2)
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