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奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

いざ、知床へ … 出発

2019-06-02 05:38:22 | 北海道の旅日記(道東)
中標津へ行くことになりました。

遠いですよ、中標津、行くだけでほぼ1日かかります。
どうせ移動だけで1日かかるなら、早く出かけて知床を観光しようではないか。

札幌を出て斜里まで一直線、そこからウトロに入り知床横断道路を通って羅臼と標津へ。
これを1日で走破してしまおうという、壮大な計画を立てました。

ここで問題になるのが最終目的地でのターゲットである標津サーモン科学館。

閉館が17時なのでそれに間に合うように到着したい、できれば16時頃に。
この時間から逆算して札幌を出発する時間を考えたら未明の3時となりました。

午前3時、未明なのか深夜なのかわかりませんがそんな時間です。
それでも現地で見たいものを全てを見るにはギリギリか…。

5月22日、出発。

明日から知床のお話が続きます。
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塩別つるつる温泉

2019-05-19 05:36:52 | 北海道の旅日記(道東)



オホーツク管内は有名温泉地が少ないのです。
有名どころでは温根湯、網走湖、ウトロくらいでしょうか。

実は有名ではないのですが地元では名湯として知られている温泉があります。
それが温根湯温泉から少し奥に行った滝の湯温泉。

現在は2軒のお宿がありますが、私は今回「塩別つるつる温泉」に行きました。

なぜここが名湯なのかというと、“つるつる温泉”の名の通りお肌がつるつるになるから。
ということは、ここはアルカリ性温泉だということがわかります。

そのpHは9.5、今の温泉の分類ではpH8.5以上がアルカリ性なのでこの数値はかなりのもの。
実はコレ、石鹸並みのアルカリ度数なのです。

十勝川温泉のpHが8くらいなのでそれよりもはるかに高い、そりゃぁ、ツルツルするよ。

日帰り専用の受付から中に入り自販機でチケットを買って中へ。
あとは普通の日帰り温泉と同じように着替えて温泉へ。

源泉掛け流しの内湯と露天風呂、のんびりと湯につかりつかの間の休息。
札幌から何時間もかけてやってきた甲斐があるというものだよ。

お湯はもちろんツルツル、文句なし。
昼食と一緒のランチセットもあるので、お得ですわなぁ。

ところで実はここ、昨日紹介した野村興産の一事業部なのです。
元々は鉱山の保養所として開設、後に旅館業も始めました。

野村興産、いい仕事していますなぁ。
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イトムカ鉱山発祥之地碑

2019-05-18 05:30:45 | 北海道の旅日記(道東)



イトムカ鉱山は東洋一の規模を誇った水銀鉱山でした。

オホーツク管内では鴻之舞金山と並ぶ主要な鉱山で、
1938年に開発に着手され1973年に閉山しました。

さてこの碑があるのは温根湯温泉から石北峠に向かい滝の湯を過ぎてしばらく、
国道沿いにある野村興産(株)イトムカ鉱業所に入り口の前にあります。





この場所はかつて350戸余りの社宅に小中学校、病院や公共施設があり、
大町と呼ばれ栄えていました。
ちなみに同じ敷地内に恵泉小学校跡と恵泉中学校跡の碑も立っています。





鉱山が閉山した後は野村興産が事業を引き継ぎ、
国内で唯一の水銀を含む廃棄物の回収や無害化を行う施設として稼働しています。

乾電池や蛍光灯、昔の水銀を使った体温計や血圧計などですね。
全国の自治体の45%ほどが水銀を含む廃棄物をここへ運んでいるそうで。

鉱山がなくなった後もその技術を生かしてリサイクル企業として残る、
秋田県小坂町のDOWAホールディングス(旧同和鉱業)と同じですな。

もちろん鉱山最盛期のような賑わいはありませんが、
唯一無二の技術を活かして企業として存続しているとはたいしたもの。

石炭は何でこういうことが起こらなかったのだろうか。

ところで鉱山の「選鉱場」は留辺蘂町時代には産業遺跡に指定されていましたが、
今の北見市の指定文化財の中にはこれがありません。

もったいないなぁ。

※「選鉱場」は野村興産敷地の奥にあり、見ることができません
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チョマトー(帯広市)

2018-12-11 05:19:50 | 北海道の旅日記(道東)



帯広の住宅街の中にチョマトーという小さな沼があります。
場所は西15条北2丁目2、神理教 北門神社の中になります。

今は本当に小さな沼ですが、かつては国道にまで広がる大きな三日月湖だったらしい。

それが徐々に小さくなり、2004年の道路拡張工事で現在の姿になりました。
その拡張された道路の反対側にあるチョマトー公園は埋め立てられた沼の跡です。

さて私がこの小さな沼を取り上げるのは、ここがアイヌの聖地だったから。
また1800年ころの古戦場でもあったといい、言い伝えも残っています。

戦いで劣勢になった北見アイヌが十勝アイヌに包囲され沼に飛び込んだという。
沼のほとりには「チヨマトウ戦没者慰霊碑」も建っています。





現地では今でも慰霊祭(今年は9月2日)が行われています。

住宅街の中にある不思議な伝説の沼、ですね。
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くりりんセンター(帯広市)

2018-12-10 05:37:34 | 北海道の旅日記(道東)



くりりんセンターは帯広の周辺自治体から排出される一般廃棄物を処理する施設です。
札幌にも駒岡などにありますが、ごみ処理場ですね。

ここに「くりりんプラザ」というところがあり、
中に入ると処理場の中を見学することができます。
個人は自由に見学でき、団体は事前申し込みとなっています。

巨大な処理場、実際の現場を見たことはありますか?

札幌は小学校の社会見学で見ることはあるでしょう。
帯広も社会見学で必ず見ることになっているそうです。

が、大人になるとそんな機会はまずない。
それを自由に見学していいとなれば、見る。

巨大なクレーンがごみを持ち上げるところ、ひっきりなしにやってくるごみ収集車、
焼却炉、発生した熱を利用した発電施設、静かな中央制御室など。

何とも近代的、そして巨大な施設であることか。
『何も隠していることはないので自由にどうぞ』
こういうところが帯広、というか十勝なのだなと思う。




*十勝圏複合事務組合 くりりんセンター

住   所:帯広市西24条北4丁目1-5
見学時間:9:00~17:00
入 館 料:無料
休 館 日:第3日曜、祝日(土日除く)、12月29日~1月3日
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「音更ふっこう割」で、ホリデーイン ホテル十勝川

2018-11-21 05:29:42 | 北海道の旅日記(道東)



胆振東部地震で観光客が減った北海道、今も観光地では人出が戻っていません。

そのような中で自虐的な宣伝を始めたのが十勝川温泉、
他地域は“元気です北海道”という中「元気ないです十勝川温泉」と叫び出した。

これは各媒体で報道されたのでご存知に方も多いでしょう。
更に音更町が手を差し伸べて「音更ふっこう割」を打ち出しました。

これは町内で宿泊するお客さま1泊当たり2,000円を町が宿泊助成を行うというもの。

この“ふっこう割”専用のプランを用意するお宿もあり、
私はそれに乗るしかなかろうと出張の宿泊先としてホテル十勝川に泊まりました。

1泊2食でしかも1室1人で温泉宿に泊まったにもかかわらず、5,000円だ。

このお宿、「ふっこう割」プランで1泊朝食付だと4,000円なのです。
そこに1,000円を足すだけで夕食が付くという信じられない料金設定。

その夕食が画像にアップしたこのお膳。

鍋と陶板焼きがダブルで付いている、しかもその陶板焼きのお肉が美味しかった。
ビジネスでの宿泊とはいえども、これでは2食付きを選ぶでしょ。

「音更ふっこう割」は12月6日まで、他のふっこう割とはとは併用できません。

その他詳しいことは観光協会や各宿泊施設などにお問い合わせください。
観光でもビジネスでも、いい感じのプランがあると思いますよ。
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いつものオべリべリ温泉 水光園へ

2018-10-18 05:26:09 | 北海道の旅日記(道東)



帯広に行った折、日中に時間が空きました。
こういうときはモール温泉につかり仕事のの疲れを癒そう。

日帰り入浴だと私のお気に入りは“オべリべリ温泉 水光園”です。
440円で良質なモール温泉にゆっくりと入ることができる。

訪れたのは10月10日、銭湯の日ということでオリジナルタオルのプレゼントがありました。





これはラッキー。

主浴槽、露天風呂、サウナ、水風呂を順に巡り汗をたっぷりかいてリフレッシュ、
サウナと露天風呂にはテレビも付いているので飽きることはありません。

温泉も入った時にすぐわかるお肌スベスベのモール温泉、
帯広に住んでいたらいつでもこんないい温泉に入ることができるのになぁ。

たまたま帯広に行って、時間があるときにしか入れないのが残念。
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234,567km

2018-08-31 05:23:40 | 北海道の旅日記(道東)



我が愛車の走行距離がご覧の通り、234,567㎞になりました。

8月15日お昼頃、場所は紋別市落石町でございます。

車自体は時折不具合を起こすもののそれも仕方のない経年劣化程度、
大きな修理もなくエンジンも絶好調、まだしばらく走り続けるでしょう。

さて、30万kmを目指して頑張りますか。
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十勝川インフォメーションセンター

2018-05-17 05:38:53 | 北海道の旅日記(道東)



北海道開発局の広報施設です。
十勝川の概要、治水などの展示があります。

その内容はたいしたことはないですね。
ミニシアターは故障のまま放置されていますし。

私が一番注目したのは1階の壁に貼ってあった昔の帯広の市街地図です。

古いものでは晩成社や集治監があった頃の開拓時代のもの、
それに帯広が一番賑やかだったであろう昭和期のものなど数枚ありました。

これは大変貴重な資料なのですが、何でここに展示されているのかは謎。

3階は展望室になっており十勝川や十勝大橋、川向うの音更の街並みなどが見えます。
そしてその床には十勝地方全体の大きな衛星写真がど~~~んと貼られていました。

十勝地方の地形や地勢が一目瞭然、これは面白い。

また帯広と音更を結ぶ現在の十勝大橋は2代目ですが、
初代・十勝大橋の橋台が展望室の横に見える!





そうか、ここが初代・十勝大橋が架かっていたところであるか。

十勝川の治水などには目をくれず住宅地図と十勝全景を飽きることなく眺めてきました。
あぁ、楽しかった。




*十勝川インフォメーションセンター

住   所:帯広市大通北2
開館時間:9:00~17:00
入 館 料:無料
休 館 日:月曜日、年末年始
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宮本商産旧本社ビル

2018-05-16 05:40:43 | 北海道の旅日記(道東)



宮本商産は宮本富次郎が製麺や食品小売店として1903年に創業、
現在はガソリンスタンドなどを経営しています。

旧本社ビルは1919年に建てられました。
建物は木骨レンガ造り、そこに花崗岩の帯を巻いています。

正面には“MIYAMOTO”の文字が掲げられていますが、
これは建築当時からのものだそうです。

重厚な建物ですね。
帯広が発展していく過程でこのような建物がたくさん建てられたことでしょう。

大正期の繁栄を今に伝えてくれる貴重な証人ですね。

※帯広市西2条南5丁目1
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