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奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

柴田牧場のサイロ(陸別町)と、増毛駅のライトアップ

2019-12-10 05:55:50 | 北海道の旅日記(道東)



陸別の道の駅、その左前方の広場に『柴田牧場のサイロ』があります。

これは今年の連続テレビ小説「なつぞら」のロケで使われたセット。
主人公・奥原なつの幼少期から少女期を過ごした家の、サイロです。





ロケ地から移設したものだそうですが、母屋はどこに行った?

場所は変わり、ライトアップされた増毛駅。





線路は廃止されても、駅はまだまだ元気ですね。

それにしても、雪の様子が柴田牧場のサイロがある陸別町とまるで違います。

日本海側、札幌も含めて雪が多いんだよなぁ。
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十勝晴れとオホーツクブルー

2019-12-09 05:21:38 | 北海道の旅日記(道東)



先週、水曜日から金曜日まで出かけていました。

水曜日は札幌から広尾に寄って帯広へ、走行距離は約450㎞。
木曜日は帯広を出て北見、紋別、そして滝上で走行距離は約300㎞。
金曜日は滝上から名寄(風連)、士別、増毛と走り帰札、走行距離は約400㎞。

水曜は広尾までは日高を走り野塚峠から十勝入り、
札幌近郊と野塚峠付近を除き路面に雪はナシ。

木曜日は丸一日ほとんど路面に雪はなく快適なドライブとなりました。
画像は士幌の道の駅から写したもの。
寒そうに見えますが風もあまりなかったので車はヒーターナシでも走れました。

金曜日は滝上を出たところから積雪路面、上川に入ると時折雪模様、
札幌に近づくまでほぼ圧雪アイスバーンでした。

十勝とオホーツクは雪が少ない。
できればそちらに移住したいくらいだ。

ということで、日本一寒い陸別町を走行中に国道242号線から見た様子。





雪はほとんどなくこの時期らしくない景色、まるで晩秋だ。

さて今年最後の遠出は終わりました。
あとは旭川に行ったときに日帰りになるか泊りにするかだけ。

いよいよ今年もあとわずかだな。
いい年末を迎えられるようにしましょうね。
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津別峠展望施設

2019-06-23 05:30:45 | 北海道の旅日記(道東)




屈斜路湖を望む絶景ポイントは国道243号線の美幌峠(標高525m)が有名です。
また道道102号の小清水峠や藻琴峠も川湯や網走から行きやすいポイントです。

さてもうひとつ、穴場なのが道道588号から入る津別峠です。

屈斜路湖側からだとプリンスホテルの近くに入り口がある道道588号、非常に狭隘です。
舗装はされているものの道幅は狭く急カーブが連続し傾斜もキツイ。
そのため大型車の通行は禁じられており、大型観光バスでは行くことができません。

冬季は通行止め、今年は5月24日に開通しましたがその開通初日に行きました。

想像していたよりはるかに厳しいドライブ、こんなに狭くて急な道を走るのは久しぶり。
津別峠を過ぎてすぐ、更に林道を走ることしばし、やっと展望施設にたどり着きました。





いやぁ、ひでぇ道だった。





お城みたいな展望台は開業準備の作業中、中には入れません。
営業していたならもう1段高いところからの眺望を楽しめたろう仁。

が、そんなことはどうでもいい、目の前には雄大な屈斜路湖が見えます。
何しろ標高は947m、屈斜路湖を望む展望施設では一番高いところにあるのですから。

眼下の屈斜路湖、和琴半島がよく見え、遠くには知床連山も。
いつもと違うアングルなので新鮮だ。

条件が合えば雲海も出るそうで、プリンスホテルでは雲海ツアーも行っています。
春や秋の晴れた早朝が狙い目です。

さてまた急な坂道を下り津別へ。
狭隘路のため運転初心者にはお勧めできませんが、旅の上級者ならぜひ一度は行くべし。

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屈斜路湖ホテル

2019-06-22 08:59:45 | 北海道の旅日記(道東)




弟子屈町川湯温泉の隣、仁伏温泉に2軒あるお宿のうちのひとつ。

仁伏には一度ここで書きましたが“仁伏ハット”というお宿がありました。
今は“Coffee&sweets花音(かのん)”となっているのですが、それはまた次回に。

さてこのホテル、何もかもが古い。
建物が古いのは仕方なく当然なのですが、館内に入っても何もかもが古い。

フロント、ロビー(と呼べるかどうか…)、調度品、客室、備品などがとにかく年代物。
客室の冷蔵庫なぞは完全に昭和(!)、何年製か確認してくればよかった。

同館のHPに紹介されている館内設備のうち売店はほぼ休業、露天風呂は案内されず、
喫茶コーナーも休業、いずれも繁忙期には営業しているのだろうか?

もちろん働いている方も超ベテラン、領収書の発行者は個人名、何もかもが凄い。
チェックインのときも詳しくは書けませんが驚くことがありましたし。

こういうお宿、好きだなぁ。

さて立地ですが屈斜路湖に異常に近い。
湖畔からの距離はわずか5m、大浴場に入ると窓のすぐそこに湖面が見えます。

これだけ近いと冬はオオハクチョウが泳いでいるのが間近に見えるのであろう。
常連と思しき方がそう言っていましたし、私も経験からそうだろうなと思う。

これは冬に来てみたいお宿だなぁ。
大浴場につかりながらオオハクチョウを見るなんぞ、なかなか経験できない。

温泉は源泉掛け流し、肌や体に負担のないお湯で、ゆっくり入ることができました。

まともな観光客は、特に繁忙期には泊まってはいけない。
夏の繁忙期なら私でもイヤ、ですが冬はお勧め、洗練されたサービスを期待してはいけないが。

昭和の雰囲気を懐かしめる方はチャレンジする価値があり。
また冬に泊まりたいなぁ。

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根室中標津空港

2019-06-16 07:08:26 | 北海道の旅日記(道東)



空港は面白い。特に、ローカル空港は。
“その何が面白い?”と聞かれても困るのですが。

根室中標津空港は中標津バスターミナルからは10分、根室駅前ターミナルからは100分。
要するにですね、中標津市街地からえらく近いということです。

ローカル空港は中心市街地から近い方がいいな。
この地方の中心が中標津か根室かは別にして。

建物の中には木材がふんだんに使われています。
空港の案内によるとカラマツ、ナラ、トドマツなどが使われているようです。

一番目立つのは1Fロビーから2Fの吹き抜けに伸びる構造材。





滝上小学校(紋別郡滝上町)体育館に似ていると思いました。
    → https://town.takinoue.hokkaido.jp/chosei/chocho/welcome/2012/20121018.html

その2Fの床も木製、その他あちこちに木が使われています。

3Fは展望デッキ、晴れていれば武佐岳を中心に知床連山が綺麗に見えます。
国後島も見えるらしいのですが、ちょっと霞んで見えなかった。

新千歳空港へは1日3便、羽田へは1日1便。
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別海パークホテル

2019-06-14 05:28:13 | 北海道の旅日記(道東)



別海町にあるビジネスホテルですが、場所は別海市街地ではありません。

西春別なのですが、「西春別」も市街地が“西春別”と“西春別駅前”があってややこしい。
このホテルは“西春別駅前”にあり、別海と中標津の中心部からは車で約30分かかります。

そんなところにビジネスホテルがあるとはこれいかに。
ということで“西春別駅前”とはどんなところかととの興味がありお泊り。

西春別駅といえば計根別駅と共に廃止された標津線の急行「しれとこ」の停車駅でした。
往時はかなりの活気があったと思いますが、今はどうなっているのだろうか。
北海道の廃線跡のご多分に漏れずかなり寂れているのであろう…。

と思いきや、“西春別駅前”の市街地はかなりの賑わいをみせていました。

役場支所、小学校・中学校、農協支所、コンビニに飲食店とスナック、商店街に信金支店など、
そこに民間のビジネスホテルですから、ちょっとした田舎の町や村の中心街よりも栄えておるぞ。

ちなみに大地みらい信金西春別支店は窓口にお昼休みがありました。





で、セブンイレブンにお買い物に行くと自衛隊の方がいらっしゃる。
近くに別海駐屯地があり、少し離れたところに矢臼別演習場もある。
その上、明治と森永の工場も数キロ圏内にあるのは根釧地域らしいところ。

なるほど、、ここはこれらのビジネス客を目当てに営業しているのだな。
普段は使われているかどうか怪しいのですが、宴会場もある。
ホテルのHPによると最大収容人数は320名、何かあればオープンするのだな。

そういう需要がある、というのも凄いですね。

さて、館内には大浴場があり「よもぎの湯」がいつでも入り放題でした。
私が泊まった客室はアウトバスでしたが、こんな大浴場があるなら問題ない。

気になったのでじゃらんトラベルで総客数を見てみました。

洋室5室、和室14室、その他1室、計19室で計算が合わない。
こういうアバウトなところも好きです。
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いざ、知床へ … 終りに

2019-06-12 05:26:56 | 北海道の旅日記(道東)



標津まで来てこの日は終わり。

いやぁ、よくぞ1日でここまで走り切ったものだ。
それがこの日の感想です。

なぜそんな無茶なことをしたかというと理由はふたつ。

ひとつはこのエリアは札幌から遠く、なかなか行くことができないこと。
せっかく訪問する機会が訪れたなら、そりゃあ多少の無理をしても観光するぞ。

それからもうひとつ、羅臼町が初訪問だったこと。

これで北海道本島の全市町村を制覇しました。
残るのは利尻・礼文と奥尻の3島、4町のみ。

島が綺麗に残ったよ…。
これを制覇するのはハードルが高いぞ。

因みに、天売・焼尻両島は行ったことがあります。

最後に、羅臼の道の駅「知床・らうす」で画像に収めた1枚。
ここは地元の方も魚を買い物にいらっしゃるという。

お魚に値札が付いています。

※クロゾイ   1尾     130円
※シマゾイ   1皿(4尾) 150円
※アブラガレイ 1皿(2尾) 100円

どうよ、このお値段。
ニトリ以上にお得だとは思いますが、地元ではこれが当たり前なんだろうなぁ。

お魚好きの私としては、唸るしかない。
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いざ、知床へ … 知床峠

2019-06-07 05:38:27 | 北海道の旅日記(道東)



ウトロから羅臼へは知床横断道路で行きました。

この道路、ウトロ側は比較的なだらかですが羅臼側はヘアピンカーブが続きます。
その頂上にあるのが知床峠で、標高は738m。

峠には駐車場、展望スポットとトイレがあります。
眺めは絶景、遠くに国後島が見えます。





またここは森林限界(樹木が生える限界)を超えた高山植物の世界。
ハイマツに代表される特有な景観が広がっています。

それにしても、何ともいえない景色だなぁ。

森林限界の上なんぞなかなか行くことができないものですが、
知床では気軽に車で来ることができる。

普段なかなか接することができない自然に気軽にアクセスできる、
これが知床の魅力の一つですね。
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いざ、知床へ … オシンコシンの滝

2019-06-05 05:04:02 | 北海道の旅日記(道東)



斜里側から知床に入ると最初に現れる観光スポットです。
国道沿いに駐車場と売店があり、そこから歩いてすぐのところにあります。

「日本の滝100選」にも選ばれています。

駐車場から階段を登るとすぐ目の前に滝を観ることができます。
こんな至近なところに滝を観ることができるができるのは珍しい。





落差50m、幅30m。
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いざ、知床へ … 天に続く道

2019-06-04 05:27:12 | 北海道の旅日記(道東)



最近話題になっているスポットですね。

斜里市街地から車で10分程のところにある起点とされている場所は高台。
そこからまっすぐに伸びる道路は直線距離約28.1㎞。

町道(多分)から始まり国道334~244を経て更に町道へ、そして小清水町の町道(多分)へ。

まぁ、北海道らしい景色ではあります。
道外からいらっしゃる方にはたまらない風景ではありましょうが。

撮影スポットには簡易な台がありますが、そこは順番待ちで大変なことになっています。
平日の11時過ぎという時間ではありましたがやたら人が多い。

私は台のことは気にせず、適当なところからパチパチしましたが。

素直な感想は、“まぁ、こんなもんだろうな”。
オホーツクに生まれ育った方はそう思うはず。

私は一直線の道路なんぞ珍しくもなんともないのでどうでもいいのですが、
最近の名所なので立ち寄ってみました。

がしかし、その景色に感動して訪れる方がいっぱいいらっしゃる。

ここが注目を集めたきっかけは航空会社の機内誌で紹介されたこと。
地元の人は何とも思っていなかったはずですが、ふとしたきっかけでブームになりました。

そんなものなのですよ、地元の方より外部の目が光を当てる。
このような例は道内にもっとあるはずなのですが、外部の目が入らないから埋もれている。

道端に落ちている小石すら大袈裟に騒ぎ立てる才覚、それが命運を分けるのです。

もっと外部の目を入れろ、そしてそれを素直に聞け。
そうすれば活性化する自治体はもっと多いはず。

何なら私がその小石を見つけて騒ぎ立て大袈裟に宣伝しますが。
各市町村の関係部署の皆さま、オファーをお待ちしています。
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