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奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

十勝信用組合本店

2018-05-15 05:14:48 | 北海道の旅日記(道東)



十勝信用組合は帯広に本店を置き市内と幕別町、上士幌町に8店舗を展開しています。

帯広の金融機関は1897年、日銀帯広派出所が開設されたのが始まりです。
いきなり日銀か、とも思いますがこれは北海道集治監十勝分監のためだったのではないか。

今風に言うなら、釧路刑務所帯広支所…というところか。

それとは別に、1898年に根室銀行(本店・根室市)が創業します。
その根室銀行が1901年、帯広に帯広支店を開設しました。

同年、日銀帯広派出所が撤退します。
これは、この短期間に帯広が市中銀行が成立するほど経済が発展した証左ではないか。

その根室銀行は1923年、全国の安田銀行系列11行と統合し新・安田銀行となり、
根室銀行帯広支店も安田銀行帯広支店となります。

その安田銀行帯広支店が1933年に移転新築したのがこの建物です。

安田銀行はその後富士銀行、みずほ銀行となり今に至ります。
帯広支店も富士銀、みずほ銀の帯広支店と名を変えて今に至ります。

富士銀行帯広支店は1967年、日本勧業銀行帯広支店だったところに移転しました。
現在のみずほ銀行帯広支店はこの場所になります。

富士銀が移転した後に十勝信組が本店として使っているのがこの建物です。
昭和初期の銀行建築らしい重厚なデザインですね。
細かい建築様式などはわかりませんが、“いかにも”な建物です。

十勝信組さん、大事に使ってくださいね。

ところで日本勧業銀行は後に第一勧業銀行となり今はみずほ銀行に。
銀行の歴史は複雑ですね。

※帯広市大通南9丁目20
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旧双葉幼稚園園舎

2018-05-14 05:15:49 | 北海道の旅日記(道東)



双葉幼稚園は1911年、東1条9丁目に帯広で最初の幼稚園として誕生しました。
この園舎は1922年に竣工、翌年開園し2013年まで使われていました。

昨年には十勝で唯一、国の重要文化財に指定されています。

画像をご覧くださいな、赤い屋根に八角形のドーム、その下は遊戯室だったそうです。
そしてその周囲が教室だという。

こんな優美な建物が大正時代に建てられ最近まで使われていた。
ここで育った園児たちが羨ましい。

残念ながら内部は公開されていません。
それどころか門の中に入ることもできない。

建物を近くで見ればもっといろいろなことがわかるのだろうな。
また中には貴重な資料が残っているんだろうなぁ。

期間限定でいいから公開してくれないだろうか。

※帯広市東4条南10丁目、非公開
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君乃湯温泉(帯広市)

2018-05-13 05:51:43 | 北海道の旅日記(道東)



帯広やその近郊には年に何回か泊まります。
基本は温泉付き宿、でなければ大浴場付きが基本なのですが諸事情でそうでないときもある。

そういうときほど、モール温泉に入りたくなるもの。

君乃湯温泉(帯広市西5条南32丁目19)もお湯の色が茶色のモール温泉。
内湯は主浴槽、泡ぶろ、サウナ、水風呂などがひと通り揃っています。

入浴した第一印象は、“それほど肌がスベスベしない”。

モール温泉は美肌の湯、入浴した瞬間に肌がスベスベになるのが特徴です。
ここはそれほどそのスベスベ感はありませんでした。

それはまぁいい、他の入浴客と楽しくおしゃべりしながらお湯とサウナを楽しみました。

さて、お湯から上がった後のポカポカ感が半端ない。
いつまで経っても体の芯から温まっているのがわかります。

そうか、ここはこれが特徴なのか。
冬に入浴すると効果がより実感できそうだ。

帯広や近郊にはモール温泉が多いのですが、それぞれ違うのだなと実感しました。
あぁ、帯広に住んでいる方が羨ましい。
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やよい乃湯(帯広市)

2018-03-02 05:42:02 | 北海道の旅日記(道東)






先日、帯広に行ってきたのはブログに書いた通り。

自宅を早めに出てのんびり向かっていましたが、
樹海ロードは日勝峠を含め路面に雪は全くなく快適なドライブとなりました。

見込みより早く帯広に着いたので、空き時間に温泉でも入ろう。
かねてより“いいところだ”と聞いていた「やよい乃湯」へ突撃しました。

場所は白樺通18丁目から国道側に折れてすぐ、スーパーのいちまるがある一角です。

普通のスーパー銭湯で休憩所や食事処、あかすりなどひと通り揃っています。
お風呂も主浴槽の他サウナ、露天風呂、ジェット風呂などがありいろいろ楽しめる。

温泉はかけ流しという帯広スタンダードが嬉しいですね。
お湯に中に温泉成分の浮遊物が見えるのも“らしい”ところ。

入浴料は440円ですが、食事パックは700円、バスパックも500円という安さ。
入浴だけで440円なのに、バスの往復がついて500円とはどういう設定かとも思いますが。

ということで、夜や土日などはかなり混むらしい。
どちらのパックも安いですし、近くにスーパーがあるとなれば便利ですしね。

私は平日の午前中なのでそれ程混んでいませんでしたが。

帯広に単身で住んでいたら温泉と食事で通うだろうな、という場所でした。
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十勝オホーツク道、小利別IC-訓子府IC間が開通

2017-11-27 05:48:49 | 北海道の旅日記(道東)
十勝オホーツク道は道東道・足寄ICから北見へ抜ける高規格道で、
訓子府ICー北見東ICまでは開通済みでした。

今年10月9日、小利別ICー訓子府ICが開通、私は11月17日に通ってきました。

こんなところにこんな道路を作ってどうするのかと思いながらも、
いざそこを通ると快適なのであって北見まであっという間に走り抜きました。

時間は20時過ぎ、小利別ICから北見へ向かうと北見の街の明かりが見える。
小利別と北見は直線で結ぶと非常に近い。

置戸に寄らずそこを真っすぐ結ぶ高規格道路、時間短縮効果は高い。

綺麗な夜景が見えていてもそれをゆっくり眺めながらというわけにはいかず、
訓子府まで山を駆け下りました。

北見盆地を眺めることができる展望スポットがあればいいのになぁ。

十勝オホーツク道はいずれ、道東道に繋がります。
そうなればますます便利になりますが、どれくらいの需要が発生するのか。

まっ、それは考えないでおきますか。
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きたぐちホテル

2017-11-24 06:12:19 | 北海道の旅日記(道東)
北見に宿泊しました。

私は北見に宿泊することは滅多にありませんが、
今回は帯広から紋別へ向かう途中に時間と体力を勘案し北見泊りとなりました。

選んだホテルは“きたぐちホテル(北5西5)”、場所もよくわからないまま住所だけで辿りついた。
チェックインは21:30ころ、こんなもんでしょう。

さてここでもよく述べていますが、最近の私のホテルのチョイスは“大浴場”があること。
大浴場があればアウトバスであろうがトイレ共同であろうが気にしない。

とにかく手足を伸ばしてお風呂に入ることが第一条件なのです。
そして朝食がバイキングなら益々よろしい。

そこで今回私のアンテナに引っかかったのが“きたぐちホテル”です。

アウトバス・トイレの和室で大浴場付き、朝食はバイキング、フロアに電子レンジ付、
これで金曜日に4,860円は悪くない。

そして朝食のバイキングは野菜が多く、いろいろと課題がある私的には有り難い。
お浸し、野菜の炒めもの、野菜サラダなどが有り難かった。

この年になって朝から肉類や揚げ物ばかりは要らない。
これも私に合っている。

暖房も調節しやすく、快適でした。
冬の北海道では、室内の暖房の良し悪しも大事だ。

以上、自分への備忘録として書きました。

※画像はありません
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出塚水産

2017-05-15 05:06:54 | 北海道の旅日記(道東)



紋別に本社があり新千歳空港にも売店がある出塚水産。
創業は昭和5年、紋別では丸仙小林食品店と並ぶかまぼこの名店です。

バスターミナルから港へ向かう坂をまっすぐ下って10分程、
工場直売店では半製品のかまぼこをその場で揚げてくれます。

この揚げたてのかまぼこ、美味しいんだわ。

私は正直、かまぼこはあれば食べるくらいなのですがここの揚げたては違います。
これを食べると、かまぼこってこんな美味しいのかと再確認するぞ。

2階は休憩エリアで売店で買ったかまぼこを港を眺めながら食べることができます。
そこから続く中2階は工場見学コースになっています。





原材料を石臼ですり、成形し揚げたり蒸したり、そんな様子を見ることができる。

ガラス越しで鮮明ではないのですが、画像を1枚。





原料からかまぼこに成形され揚げられてゆくところです。

かまぼこの製造現場、初めて見た。
原料をラインに流してしまえばあっという間に揚げられてしまう。

通路にはかまぼこの作り方、紋別の歴史などの案内パネルもあります。

紋別に行った際はおやつ代わりに揚げたてのかまぼこをご賞味ください。
その際に工場もついでに見ると、その味わいも深まるというもの。

その見学も含めての、味わいですね。
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紋別バイオマス発電所

2017-05-14 05:11:17 | 北海道の旅日記(道東)



紋別の新港地区で昨年12月に営業を開始した日本最大級のバイオマス発電所、
住友林業と住友共同電力が合弁で会社を設立・運営しています。





住友林業は紋別で山林経営を始めて今年で100年、地元との付き合いは長いのです。
鴻之舞金山も住友だったので、そういうこともあるのでしょうね。

発電規模は5万KW、燃料はオホーツク地方から産出される木質チップの他、
輸入PKS(ヤシ殻)と補助燃料として輸入石炭を使います。

計画使用量は年間で木質チップが22万トン、PKSと石炭がそれぞれ5万トンです。

発電所敷地内には発電施設の他に原木置き場や石炭ヤード、チップ工場などがあります。
発電所本体から道を1本挟んだところにあるPKS・石炭ヤードの広さには驚いた。

オホーツク地方は森林資源が上手く活用されていないという課題があり、
その有効活用とそれによる地域経済への貢献は大きいものがあるでしょうね。

課題は木質チップの安定供給で、長期間にわたってどう調達するかが問題です。
そのためにはこの地域で安定して林業が続くことが大切です。

計画的な木の伐採、植林、間伐材などの未利用材の利用、
それが同社と地域経済のいい循環になればいいなと思います。

とすれば、この発電所は地域活性化の実験台だ。
成功すればオホーツクと同じような山間地にとっていいモデルになるでしょう。

いやホントに私、この会社と地域産業の先行きには非常に注目しているのです。
同社の努力も大事ですが、より地元の頑張りが大事。

ところで同社の看板にある紋別バイオマス発電(株)がバイオマス発電事業者、
オホーツクバイオエナジー(株)は燃料チップの生産・販売会社になります。
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あまおう苺パフェ(ホテルオホーツクパレス紋別)

2017-05-05 05:32:14 | 北海道の旅日記(道東)



紋別バスターミナルのすぐそばにあるパレス紋別。

私が実家にいたころここは“みゆきローヤルパレス”という名前で、
ボウリング場とゲーム、そして和食レストランのお店でした。

ちなみに和食レストランは“お食事処 北路”、ボウリング場は“ローヤルボウル”として現存、
この2施設は市民には今でも「みゆき」「ローヤルパレス」と呼ぶ方がお馴染みかもしれません。

それがいつの間にか100室の客室を持つ大きなホテルになってしまった。

そこのレストランで今月いっぱい、『イチゴフェア』を開催しています。
目玉は“あまおう苺パフェ”、高さは煙草の箱2つ分もある巨大パフェです。

てっぺんにはあまおう、そしてイチゴ、イチゴケーキ、イチゴシャーベットなどなど、
2人で食べてちょうどいいくらいのボリュームで920円でした。

「崩れてしまうかもしれませんのでお気を付けください」

とのことで、パフェグラスから大いにはみ出ているイチゴケーキなどを慎重に取り皿に、
あとはパフェスプーンとフォークで美味しくいただきました。

コスパ高いよ、ボリュームありすぎて食べるの苦労するよ。
コーヒーは+150円ですし、これは食べ応えがありました。

場所は1階レストラン MARINA、じゃらん5月号にも掲載されているので、
それをチェックしてから行くのがいいかもね。
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十勝のあれこれ … 十勝晴駅(音更町)

2017-05-01 05:15:17 | 北海道の旅日記(道東)



ここは鉄道ファンの穂積さんが個人で開設した鉄道関係の私設博物館です。

この駅については様々なサイトやマスコミなどにより取り上げられているので、
ご存知の方は多いかもしれません。

私も以前から気になっていたのですが開館が日曜だけということで、
なかなかお邪魔する機会がなかったのですがやっと顔を出すことができました。

細かいことは述べません。
ご興味のある方はネットなどでご確認ください。

その方が私の拙い文章より伝わるものがあるでしょう。
ただ一言、“凄かった!”とだけ記しておきましょう。

ところでこの駅では入館記念として穂積さんオリジナルきっぷを発行してくれます。
それに日付とパンチを入れてくれます。





これは記念になる。

鉄道にディープな興味のある方は是非どうぞ。




*十勝晴駅

住   所:河東郡音更町柳町南区12
運転時間:10:00~18:00
入 館 料:無料
開 館 日:日曜日(都合によりウヤ<運転休止>の場合もあり)

※十勝のお話はこれで終わり、ブログは3日までお休みします
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