廃止になった名寄本線の、名寄の隣の駅です。
1947月9月21日、仮乗降場として開業、1950年1月15日に駅に昇格しました。
1989年5月1日に名寄本線の廃止とともに駅も廃止になっています。
ウィキペディアによると荷物扱いもしていたらしい。
プレハブの駅舎が残っており、日中は中も見学できます。
地域の方が今でも駅を大切に思い、残しているらしい。
駅舎自体も廃止になって31年も経つのに外観が綺麗に整備されています。
駅周辺も雑草が放置されることなく、地域の方に本当に大切にされているのがわかります。
駅の中には昔の鉄道風景を写した写真パネルが飾られています。
今は考えられませんが、昭和の鉄道は賑やかだったな。
場所は名士バスの「中名寄5線」の停留所の前、近くには中名寄小学校があります。
中名寄小学校の児童数は今年度は19名。
それがどうしたと言われそうですが、超過疎地で生まれ育った私にとっては驚きだ。
そんなに児童数が多いのか。
この地域、豊かなのだろうな。
それがこの駅の保存に繋がっている。
お金がないとこんな小さな駅の管理も大変なんだよ。
それを成し遂げる中名寄地区、天晴れです。
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