非典型的とか二者択一、代替等と日本語では訳されているが、その使用
の仕方とか使い方は今一、普及していない。はっきりしない。経済用語とか株
式用語として投資関係に使われている様である。卑近な日常生活に引き寄せ
て例示すると、例えば自分の価値観を大切にする事など、「オルタナティブな生
き方」とかと言ったりする。多様な選択肢のある「オルタナティブ・スクール」にも
使われる。「オルタナティブ・テクノロジー」は“物質の豊かさを追求する科学技
術”等・・・。オルタナティブを<代替>として捉えると・・・
●「太陽発電」
●「風力発電」
●「生ゴミの処理」
●「ガス利用製造」
等々と身近になる。その普及が今、叫ばれている様である。・・・他に気になる
語群を列挙すると・・・
◆ノーブレス・オブリージュ=Noblesse-oblige(高い身分の人は、それに相応
しい振る舞いをしなければならない)、<自分に相応しい立ち居振る舞いをしな
ければならない>
善意に解釈して“自分の品位を落とすな!”との思いが込められている様であ
る。決して威張ったり、自己を誇示したりする意味合いではない。“品位・品格
ある行動”をせよ!とのメッセージと受け止めた方がいい。「人は自分に恥じな
い行動をすべきだ」と自覚する事である。・・・
思い出せば、かの<ホリエモン>全盛時に「会社は株主のものか」、それと
も、・・・と盛んに論議された事があった。そこに登場したのが「ステーク・ホルダ
ー」だった。“Stakeholder=企業の利害関係者”、つまり<経営者>、<従業
員>、<取引き先>、<債権者>、<地域住民等々>を網羅した「総体」をい
う、と意気盛んだった。“落日の夕日は美しい!”とホリエモンの社会からの引
退を惜しみ讃えたものだった。つい昨日の事の様な気がする。目まぐるしいス
ピードで変貌する世の中を実感する。その他は次回に譲る。・・・