青函トンネルの高速化よりも新青森－盛岡の高速化を

　北海道新幹線（新青森－新函館北斗）の開業により、東京－新函館北斗が最短４時間２分となっている。東京－新青森の最短が２時間５９分である。

　東北新幹線の最高速度は東京－大宮が110キロ、大宮－宇都宮が275キロ、宇都宮－盛岡が320キロ、盛岡－新青森が260キロとなっている。北海道新幹線では260キロであるが、青函トンネル区間は140キロに制限されている。

　国は北海道新幹線の青函トンネル区間を最高速度引き上げを３年引き延ばしたいとしている。トンネル内の設備や線路の状態、すれ違い時の衝撃などが問題になっているという。

　国の意向に対し、青森県側は納得していないという。北海道新幹線の整備費用を800億円支出し、全線の高速化を条件に支出したからだという。

　青函トンネルは新幹線と貨物列車が供用し、線路幅も標準軌と狭軌が混在するというまれなケースである。このことからどうしても速度制限がさなれることとなる。

　青函トンネル内の高速化よりも盛岡－新青森の最高速度引き上げを目指すべきだ。法改正をし、環境影響評価をクリアできれば、技術的には十分可能である。そのほうが盛岡以北の最高速度引き上げとともに、所要時間の短縮となる。

　青森県は青函トンネル内の最高速度引き上げにばかりエネルギーを注ぎ、盛岡－新青森の最高速度引き上げには興味がないようだ。

高速道路の逆走する人はレッドカード

　近年、高速道路を逆走するケースが増加している。高速道路は基本的には上下線で分離され、インターチェンジ（ＩＣ）以外では出入りができない。

　高速道路は一般道路とは異なり、道路の構造はそう難しくはない。ごく一部ではあるが、高齢者を中心に誤進入や逆走するケースが出てきている。

　高速道路を逆走する人は車を運転するべきではない。もし高速道路の運転が不慣れであれば、１区間でもよいので、練習走行をし、慣れることが必要だ。

　高速道路を走行する場合、逆走車を回避するためにはなるべく追越車線を走行せず、走行車線を走行したほうが無難である。

ニトリが大都市中心部への出店を加速

　家具販売大手のニトリホールディングスはＪＲ新宿駅新南口近くの商業施設内に新店舗をオープンした。場所はタカシマヤタイムズスクエアであり、紀伊国屋書店新宿南店が入居していた区画である。

　ニトリは本社を札幌市に有し、主に郊外型店舗を全国に展開し、消費者の支持を獲得していった。ニトリは今後、大都市中心部へも出店を加速する方針をしている。百貨店や商業施設で空き物件があれば、ニトリは出店する可能性が高い。

　百貨店やビル運営会社は客を呼び込める店舗を入居させたほうが人が集まり、売上は上がる。キーテナントに近いくらいの規模で入居してもらえば、ＰＲの宣伝材料にもなる。ニトリの場合、売場面積が大きいので、それに十分成り得る。

　ニトリの大都市中心部への出店は従来その場で営業している地元の家具販売店には脅威となる可能性が高い。市場経済である以上、同業者間の競争は避けられない。

　ニトリの積極的な出店攻勢は中心市街地を活性化させることができるかどうか。今後の動向が注目される。

あけましておめでとうございます

　謹賀新年、あけましておめでとうございます。

　2017年がスタートしました。昨年１年を振り返り、改善点をチェックするとともに、それを今年にいかしていく方針であります。

　ブログの投稿は自分の文章力向上に役に立っているものと考えています。