秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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東京圏への人口集中は続く

2017-01-13 04:40:01 | 日記
 国内の東京圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)への人口集中が続いている。2015年まで20年連続で増加が続いている。近年はさらに増加が加速している。

 東京圏が住みやすい、便利であることが人口増へつながっているものとみられる。大学、特に有力私立大学が東京圏へ数多く立地し、全国から学生を呼び込んでいる。

 東京都は日本の首都であり、政治、経済、文化の中心都市である。また利便性は非常に高く、東京にいれば、何でもそろい、遠くへ出掛けなくても、用事を足すことができる。

 明治時代以降、日本は東京への集積を高めてきた。日本の場合、まとまりがよいので、どうしても東京圏へ人が集まり、企業集積が進むこととなる。

 地方都市に有力大学や大企業の立地が進まない限り、東京圏への一極集中は続くこととなる。政府は地方創生事業として、各種取り組みを行ってはいるが、抜本的な解決には至ってはいない。

 分散型の国土形成を促すには大企業や有力大学の移転が必要であるが、他との関わりや業務遂行をする上で東京へ拠点を置いたほうが都合が良いので、地方移転はなかなか難しい課題である。