秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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東京の臨海部で新線建設へ

2019-05-10 04:43:08 | 日記
 東京都の臨海部であらたに地下鉄の整備計画が出ている。1㌔あたり、500億円の工事費であり、5㌔で2,500億円であるという。建設主体は東京都であることから、都営地下鉄となるものとみられる。

 臨海部では港や川がある関係で、平地よりも地下鉄建設に取り組みにくい。地下を掘るにしても、平地よりも海抜高度が低く、安全性により配慮する必要がある。

 臨海部では人口増や各種イベント会場、マンションの林立により、定住人口の増加の他に、イベント参加者の移動が増加傾向である。その割には鉄道網は脆弱であり、距離の割には移動時間を要するケースが多く、利便性が高いとはいえない地区である。

 ただ、臨海部といえども、巨額の費用の地下鉄建設で採算が取れるのかどうか。きちんと検証の上、建設するべきだ。将来的には首都圏といえども、人口減少に転じる可能性もあり、先を見据えた整備が必要である。

 東京圏や大阪圏は人口が多いことから、新線建設が出ている。北海道や四国など人口の少ない地方では、鉄道経営は赤字続きで、廃線を検討している路線が少なくはない。

 このことから、大都市圏と地方都市の格差は今後も開くことは確実であり、何らかの是正措置を講ずることが急務となっている。

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