秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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JR北海道の行方

2018-07-02 04:57:36 | 日記
 JR北海道は厳しい経営が続いている。現在、営業されている路線は赤字であり、北海道新幹線(新青森-新函館北斗)も年間100億円以上の赤字を計上している。

 JR北海道は厳しい経営が続き、旅客の利用の改善が見込めない路線を廃止する方針を打ち出した。企業としては当然の経営判断であり、公共交通機関を経営する会社といえども、企業努力は不可欠だ。

 旧国鉄の分割民営化はいずれこのようになることはある程度、予想できたが、だんだんJR北海道の経営は厳しくなっていくことは確実である。JR北海道は札幌圏や北海道新幹線を中心に営業戦略をシフトさせるものとみられる。

 北海道は面積が広大であり、人口密度は低い。人口は札幌市に集中していて、利益を上げるのであれば、どうしても札幌圏中心になってしまう。JRの路線網を減らしたくないのであれば、JR北海道はJR東日本と合併することくらいしか改善策は見当たらない。JR東日本であれば、首都圏で膨大な利益を上げているので、不採算路線があっても、廃止することなく、存続させることが可能である。

 JR北海道は道内では超大手企業である。北海道電力や北洋銀行と並ぶくらいの影響力がある。鉄道は公共交通機関であり、人の移動を可能にすることとなり、ひいては経済活動の活性化にも寄与している。

 JRグループは将来的に東日本、東海、西日本、貨物の4社に再編しても、決して不適当ではない。

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