秋田マニア愛好会 (秋田県が好きであり、川反を元気にする団体)

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不正検査は極めて不適当

2021-12-28 04:18:55 | 日記
 大手製造事業者の不正検査が相次いで発覚している。製造品の検査において、無資格者を配置したり、検査数値を改ざんするなどの行為である。

 消費者が買い求める製造品には安全性や性能が求められる。欠陥があるようでは、消費者の信頼を失い、売上が低迷する一因となる。

 自社の工場のラインを信頼し、仕事をすることは決して悪いことではない。むしろ工場内に各部門の信頼関係があったほうが、効率良く業務ができ、製品の品質向上につながる可能性が高い。

 不正検査は手抜きといわざるを得ない。研修制度や内部通報制度を充実させることで、不正検査がないようにすることが大切だ。

 日本の場合、これといった資源がないので、どうしても製造業にかかる期待は大きい。国内製品が世界へ数多く輸出されているのは、日本の製品の質が高く、使いやすいことの証である。特に大手製造事業者の場合、不正検査は世界に影響するので、きちんとした検査態勢で不良品の供給を未然に防ぐことが大切だ。