八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

お白石持ち行事 後編 奉献日当日

2013年09月04日 12時49分25秒 | 伊勢神宮式年遷宮

こんにちはK権禰宜です。

今日のブログは、前回の外宮お白石持ち行事の続きです。

エンヤ、エンヤの掛け声で綱を持って、お白石奉献車を曳いて外宮を目指します。

朝の早い時間ということもあって、少し汗ばむくらいで丁度よい気温でした。

エンヤ、エンヤと手を挙げながら、どんどん進んでいきます。

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ところどころで、ヨーイトコヨーイトコセーと木遣り歌が入ります。(きちんとした歌詞があるのでしょうが、ヨーイトコヨーイトコセーという歌詞が一番耳に残っています)

このお白石持ち行事では、全国各地から参加する奉献団のために、町の人総出で歓迎をしてくれます。

給水所での奉仕や、エンヤエンヤの掛け声の先導等様々です。

皇學館大學の学生も有志で参加しているようです。

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せっかくなのでポーズをとってもらいました。

皆楽しそうに奉献車を曳いていると、あっという間に外宮へと到着しました。

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外宮に着くと、担当の人に綱を渡します。

直接地面に置くことなく、綺麗に綱を巻いていきます。

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次にひとり一つずつ白い石を持ち、正宮周辺に置いていきます。

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正宮の撮影は禁止ですので、写真はここまでです。

20年に一度のお白石持ち行事の時しか、一般の人が入れないところまで入ることができました。

中に入ると、ぞくぞくっと身震いがしました。

石を置く時に深々と頭を下げる方、また泣いている方も多数おられました。

暑い中でしたが、とても清々しかったです。

体験しなければ分からない感動です。

終る頃には陽も出てきて、汗が吹き出るほどの暑さでした。

しかし、熱中症で倒れる方もおらず、無事に終えることができました。





お白石持ち行事を終えたら、内宮へお参りに行きました。

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外宮もですが、この宇治橋を越えると、とても気持ちが安らぎます。

参拝を終えると、おはらい町へ足を進めます。

お白石持ちに参加した方・一般の観光の方でいっぱいですが、お白石持ち行事や、夏休みだから多いということではありません。

土日はいつも観光客で賑わっています。

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大学時代にいた、この伊勢の地がとても懐かしく感じます。

ちなみに・・・

宇治山田駅横のまんぷく食堂のからあげ丼は、皇學館大學の学生なら知らない人はいないというくらい有名です。

からあげ丼発祥のお店らしいです。

からあげ丼の他に、カツ丼もおススメです。

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今回、20年に一度というとても貴重な、お白石持ち行事を体験をさせてもらいました。

20、40、60?年後も参加したいなと思える、今回初のお白石持ち行事でした。


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