こんにちはO出仕です。
29・30日にかけて、神宮のお白石持ち行事に参加するため伊勢に行ってまいりました。
初日の29日は先ず、二見興玉神社で正式参拝いたしました。
伊勢神宮に参拝する前に、二見浦で禊をして身を清めてから参宮する慣わしが昔からあります。
そのために、お白石持ち行事に参加するに当たって、この二見興玉神社でお祓いを受けるのです。
一般の神社では、大麻でお祓いをするのですが、こちらでは無垢塩の祓といって、二見浦で採れた海草でお祓いを受けます。
禊の霊場で採れた海草ですので、お祓いをする強い力がこもっています。
夏至の前後では、二つの岩のあいだから太陽が昇り、冬至の前後では月が昇っていくそうです。
さて浜参宮をおえた次の日は、お白石持ち行事当日です。
私たちは外宮さまのお白石持ち行事に参加いたしました。
朝七時、決められた場所に並び、時間が来るのをまちます。
出発のときが近づき、綱が曳かれて、皆でその綱を握ります。
この綱を皆で曳いて行くのです↑。
さて結団式を終え、「エンヤ」の掛け声とともについに出発です。
この「エンヤ」の声えをかけつつ、皆で外宮を目指して綱を曳いていきます。
ではこの先の模様は後日、K権禰宜がお伝えします。
今日も北部九州は台風から変わった温帯低気圧や前線の影響で荒れた天気となっているようです。
こちらは朝から大雨が続いています。
暴風、河川の増水などで、色々な災害を伴う恐れがありますので、お気をつけてお過ごしください。