ちいさい秋~ちいさい秋~ちいさい~・・・・・
・・・・・あ、こんにちわI権禰宜です。
すっかり涼しくなりましたね。早いもので今日で9月も最終日。いやはや秋らしさが始まって結構な事です。
秋といえば・・・「○○の秋」と良く言いますよね。みなさんは何の秋を思い浮かべますか?
私I権禰宜はやっぱり「読書の秋」ですね!!
・・・「読書の秋」です。
本当ですよ?
先日とても興味深い本を小倉の書店で見つけました。
その場では「黒崎で買えばいいや・・・」と思って見送ったのですが・・・甘かった。黒崎の書店はその本が置いていませんでした。
黒崎・・・・・。
無いとなると余計読みたくなるものです。そういうわけで、昨日社務を終えてから小倉へ買いに行って参りました。
で、その私が興味を引かれた本がこちらです。
『神道講話への誘い』宮田修著 戎光祥出版
この帯の写真の方が著者の方です。・・・この方どこかで見た事がありませんか・・・?
そう。帯にあるように某公共放送局の元・看板アナウンサーだった方です。某公共放送局の夜7時のニュースでそのお顔を見た方も多いはずです。
この本の著者・宮田さんはアナウンサー時代の後半から神職の資格を取得し、放送局を退職した現在では千葉県長生郡長南町に御鎮座される熊野神社と他30数社の宮司を務められています。
ああ・・・一権禰宜にすぎない私が「宮田さん」などと軽々しく呼んではいけませんね。本来職階も神職・人生経験共に私より遥かに上の方ですから「宮田宮司」様とお呼びすべきですね。
さて、この宮田宮司様。さすが元・アナウンサーらしく講話術が巧みです。30年以上「全国の国民に」話して来た経験の重みが違います。本著では思わず「おお!」と頷く様な講話の心得がふんだんに述べられており、題こそ「神道講話」と銘打ってありますが、神職以外の職にある方にも参考になる講話術だと感じました。
また熊野神社が御鎮座される長南町は人口1万に満たない小さな町ですが、講話を通して氏子さん達との触れ合いや交流を深めて行く点など、神道教化の面において非常に感銘を受けるものがありました。
現在宮田宮司様はアナウンサー時代の経験を生かし各地で講演を依頼されておられるようです。私もぜひ一度宮司様の講演を拝聴してみたいと思わせるに足る本著でした。本当、福岡・・・来ていただけないですかね?
この『神道講話への誘い』。比較的大きめの書店に行けば置いてあると思うので(黒崎には無かったのですが・・・)、講話術に興味がある方には神職・一般職の関係無くお薦めできる一冊です。
最後に「食欲?の秋」の黒崎情報です。
昨日、昨年開店のお祓いをした『焼きとん明石』(昨年の記事はこちらhttp://blog.goo.ne.jp/okadaguu/d/20090725)の店主様が、この度目出度く第2号店を開店する運びとなりましたので、縁深い私が再びお祓いに行って参りました。
相変わらず人の良さそうな顔をした店主の山本さんです(笑)
こちらのお店は「バー・シーブリーズ」の名のとおりバーの形態をとっておられるようです。店主様の真面目な人柄のお陰でしょうか、この黒崎でわずかのうちに2店目を構えられた事は、昨年、今回と開店祓を御奉仕させていただいた私も大変嬉しく思います。
こちらのお店は栄町通りのチョイス6番街で明日10月1日よりオープンです!
人の良い店主のお顔をお酒の肴にして(笑)ほろ酔い気分になりたい方は、ぜひ足を運んではいかがでしょうか!?
I権禰宜