八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

へんな天気

2008年11月29日 13時56分54秒 | 日々是神明奉仕

本日は曇ったり、少し日が射してきたなぁ、と思ったらいきなり強い雨が降ったりとへんな天気でした。

こんな天候ですので通常屋外に設置している七五三祈願写真撮影場所を本日は祈願者控え室に移しました。

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この屋内写真撮影所は小倉北区の足立山妙見宮さんの先週のブログ(http://www.myouken.or.jp/99769.html)を見て参考にさせていただきました。

さて明日は11月の最終日曜日。おまけに戌の日。

七五三や安産祈願、初宮詣とまたたくさんの御祈願の方々にお越しいただけることと思います。

どうやらお天気も良いようですのでまたこの写真撮影場所も屋外に設営し、準備万端皆様のお越しをお待ちしようと思います。

なお、明日当神社にて御祈願を御予定の方に御案内申し上げますが、明日は朝9時より御社殿にて結婚式が執り行われます。

式のお時間約30分程度掛かりますので御祈願にお越しの方はなるべく9時30分以降の御来社をお勧めいたします。

     

さて来月に入りますと早々の3日に当神社の年中行事、えびす祭が執り行われます。

それに向けて本日は地元商店街の青年(成年?)会の皆様が提灯つけをしてくれました。

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青年会の皆様、雨の中誠にお疲れ様でした。

当日の御奉仕もよろしくお願いいたします。

     

では明日もまたたくさんの御祈願の方々がお越しいただけることを願いながら本日はこのへんで。 禰宜でした。


平日の結婚式

2008年11月27日 14時48分42秒 | 日々是神明奉仕

本日は午前中からどんよりとした曇り空。

天気予報通りに午後から雨が降るかなぁ、と心配しましたが、時折小雨が降る程度でなんとかもちました。

そんな空模様の下、本日は当神社では珍しく平日に結婚式がありました。

下の画像は結婚式が終わって写真撮影をされている所です。

H2011272jpgH2011271jpg 土曜日曜祝祭日のにぎやかな雰囲気の中で執り行う結婚式もおめでたい感じが増して良いですが、こういったのんびりした雰囲気の中で執り行っていただくのもまた良いものですね。

本日の新郎新婦様並びに御両家の皆様誠におめでとうございました。

御両家の益々の御繁栄と御多幸を心よりお祈り申し上げます。 

   

さて今月ももう末を迎えようとしておりますが、今度の土曜日曜日のお問い合わせもたくさんいただいております。

七五三祈願をはじめ今週末もたくさんの御祈願の方々にお越しいただけるようさらに神明奉仕に励もうと思います。

皆様の御来社お待ちしております。 禰宜


菊栽培の顛末

2008年11月24日 14時40分33秒 | 四季折々

本日はせっかくの振り替え休日ですが少々風が冷たく、雨も一日降っております。

これは御祈願も少なかろう、と思っておりましたが、さにあらずお足下の悪い中にも関わらずたくさんの七五三祈願をはじめ御祈願の方々にお越しいただきました。

    

H20_1650  さて本日は雨天なので飾っておりませんが昨日まで菊の花を境内、特に七五三祈願の方用の写真撮影場所(→)に飾っておりました。

その菊の花たちもそろそろ花の終わりを迎え、かなりさびしい気はするのですが本日をもちまして片付けてしまうこととなりました。

    

思い起こせば今年の春5月、突然思いついたこの企画。

6月上旬にとある園芸店さんより苗を奉納していただいて育て始めました。

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20鉢もの苗。最初はこんなに小さな苗でした。

それが見る間に成長して8月半ばには

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これくらい、9月半ばには

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こんなに大きくなりました。

最初はかなり菊花づくりを甘くみていましたが、成長するにつけ、鉢の植え替えや支柱立て、肥料やりなどなど次第々々に手間が掛かるようになり、ちゃんと花が咲かせられるのか日に日に不安が募ってまいりました。

しかし10月半ばにはちゃんとつぼみも出来て

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そして今月、きれいな大輪の花が咲いてくれました。

H20_1750_2H20_1751_2いろいろ問題もありましたが終わりよければ全てよし!

七五三祈願の子どもたちや普段の御参拝の皆様にもとても喜んでいただけたようです。

ところでちょっと予想外だったのがこのお子様のたくさんお越しになる時期に飾るのでほとんどの鉢がすぐに駄目になってしまうのだろうな、と予想しておったのですが、ほとんどの花が荒れることなくもちました。

皆様、菊の花を大切に扱っていただいてありがとうございました。

さて来年の話ですが、せっかくですのでまた花を咲かせてみたいな、と思っております(予算が下りればの話ですが…)。

くわえて御参拝の方の中に菊の花を作っていて、

“俺も奉納してみようかな”と言われる方もおられます。

来年は難しいかもしれませんが、いつか菊花展みたいなこともできたらいいなぁ、と思っております。

さてそれはそうと、当神社の菊の花を御覧になられた方の中から、

“なぜ岡田宮で菊の花?”

という御質問や

“なぜ三本仕立て(だるま作り)にしたの?”

という御質問をいただきました。

Photo 菊の花にしたのは、当神社の御神紋が菊の御紋なのでそれにちなみました。

そして三本仕立てにしたのは、

菊の三本仕立てはそれぞれの枝に高低をつけて高い順に“天地人”と呼ばれています。

当神社は社殿が中殿、右殿、左殿に分かれており、それぞれの社殿が古来より“天地人”の三才を表しているといわれてまいりましたので、その繋がりから三本仕立てにしたわけです。

   

とにかくこの菊をつくっている期間、なかなか手間が掛かってたいへんでもありましたが、普段御挨拶をする程度の参拝者の皆様と立ち話をするきっかけにもなり、とても楽しい期間でもありました。

また来年作れるようなら頑張りますので御期待ください。

尚、これからの七五三祈願者用写真撮影場所は菊はなくなりますが境内になっている柿や紅葉や黄葉などの他の彩りでまた飾り付けをしたいと思っておりますので、これからお越しの方はあわせて御期待下さい。 禰宜


御札頒布の準備

2008年11月20日 13時00分58秒 | 日々是神明奉仕

本日も昨日に引き続きとても寒い一日。

そのせいか本日は御祈願もちらほら、久々にのんびりとした境内です。

本日はそんな御祈願の合間をぬって新年の御札を各町内にて頒布していただくための梱包作業を権禰宜さんと執り行いました。

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上の画像、左から当神社の御札、伊勢神宮の御札、神社庁暦

これらが各町内会、隣組を通じて皆様のお手元に頒布されます。

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上は梱包作業風景。

けっこうな量ですので少々時間が掛かります。

当神社では授与所にて年中御札、暦の頒布を致しております(ただし暦はなくなり次第頒布終了)。

当神社の氏子区域の各町内でお申し込みそびれた方はぜひ年内に新しい御札をお受けいただき、明るい新年をお迎えいただきたいと思います。

     

では明日からもまたたくさんの御祈願の方がお越しいただけることと思いますが、更に励んで神明奉仕をしてまいろうと思います。

皆様のお越しをお待ちしております。 禰宜


希望の一冊

2008年11月18日 15時39分19秒 | インポート

本日は最近の暖かさがうそのような冷え込み

ほうきを持つ手もかじかんでまいります。

そんな寒さの中ですが本日は戌の日ということもあり、安産祈願の妊婦の方や七五三詣りのお子様にたくさんお越しいただきました。

皆様、誠におめでとうございます。

明日からもしばらく冷え込みは続くようですが、良い子のお友達はそんな寒さに負けずに詣りに来て下さいね。

お待ちしております。

   

さて先日、地元鳴水小学校の6年生の女の子がこんなものを持ってやってきました。

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これは10月に鳴水小学校6年1組のみなさんが催された“クイズ・黒崎歴史オリンピック”(於:黒崎松快園)というイベントに当神社宮司が解説として参加したことへのお礼にわざわざ作って持ってきてくれたものです。

6年1組のみなさん、宮司さんとっても喜んでましたよ。

またいつでも呼んでくださいね。

またそのお礼状を持ってきた時に一緒にこんなものも持ってきてました。

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藤田銀天街活性化計画“藤田アゲアゲ↑↑プラン”

黒崎東部の藤田地区にある藤田銀天街を活性化させようと子どもたちが知恵をしぼって考えた計画がたくさん載っています。

商店街にのきをつける計画やエコで地球や人にやさしいまちづくりの計画や資料室や休憩所の設置計画、看板を設置する計画、かざりや装飾を設ける計画、等々夢や希望のいっぱい詰まったたいへん楽しい読み応えのある一冊でした。

その内容のほんの一部を御紹介。

H2011184jpgH2011183jpg 左上は“昔のおもしろ遊び計画”というもので商店街の空き店舗を利用して昔の遊びを体験できる場所を作ろうという計画です。

こういう場所があったら子どもを連れてぜひ行ってみたいですね。

続いて右上は“シャッターデザイン大計画”というもので商店街の空き店舗のシャッターに絵を描いて商店街を通る人に楽しんでもらおうというものです。

今現在の藤田銀天街は日中もシャッターばかりでかなりさびしい感じですが、子どもたちの絵がたくさん描かれていれば通るのも楽しくなりそうですね。

その他、いいアイデアいいプランがてんこ盛りの一冊です。

黒崎再生が言われて久しいですが、大人たちが会合重ねて埒があかないのなら、子どもたちのこういった夢のある計画を実現するのもいいのではないかと思いました。

とにかく子どもたちがこんなに地元のことを真剣に考えていると分かっただけでこの黒崎の将来はまだまだ明るいように思います。

頑張れ子どもたち!何か協力することがあったら、またいつでもお宮に来て下さい。

待ってます。 禰宜