八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

パワースポット97 香取神宮(千葉県香取市)

2017年07月31日 12時41分03秒 | パワースポット

今月のパワースポットは千葉県香取市鎮座の香取神宮です。



創建は神武天皇18年。
下総国一宮。
旧官幣大社。
勅祭社。



御祭神は経津主大神。出雲国譲りで活躍する神様です。全国に分社が約四百社ある。



古くは朝廷から蝦夷に対する平定神として、また藤原氏から氏神の一社として崇敬された。その御神威は中世から武家の世になつても以後も続き、歴代の武家政権からは武神として崇敬された。現在も武道分野からの信仰が篤い神社である。



本殿は国重要文化財。元禄13年建立。三間社流造、檜皮葺で南面している。



境内地は三万七千坪。境内地には要石(かなめいし)がある。
かつて、地震は大鯰が起こすものと考えられていた。要石はその大鯰を抑える押さえつける地震からの守り神として、現在にも伝わっている。



要石は厳重に管理されていますので、立ち入り禁止です。



御朱印をいただき、沢山のパワーをもらい帰路につきました。

宮司拝







新人巫女の舞稽古☆22回目

2017年07月30日 12時25分03秒 | 巫女の社務日誌
こんにちは
巫女のさくらです

昨日無事に夏越祭を終えることができました
夏越祭~巫女舞編~を書く前に
26日に行った新人舞練習について書きていきます



26日(水)13時より5時間
儀式殿にて舞の練習を行いました



今回参加した巫女は3名です
神楽巫女(写真左)、狗狐巫女(写真中央)、はるか巫女(写真右)

子どもたちは3名の参加でした
では早速ですがコメントの紹介です




こんにちは、狗狐巫女です
今日は、夏越祭前最後のお稽古でした



まだ、袴を踏んでしまいますが、
昨日よりも踏んでふらついてしまうことはありませんでした
夏越祭当日もふらつかないように気をつけながら舞います



クーラーの効いた中、千早を着てお稽古をしましたが、
それでも暑く、一曲舞うだけで汗がどんどん流れてきました



社殿で二人舞を千早を着てしましたが、
昨日社殿で舞をした時よりもはるかに暑く、汗が止まりませんでした



ですが、ずっと着たかった千早を着ることができて、とても嬉しかったです
浦安舞も豊栄舞も今まで一生懸命練習してきたので、
当日はとてもきれいな舞ができるよう、心を安らかにして頑張ります



こんにちは、神楽巫女です



今日は最後の練習で花冠と千早を着て練習しました
花冠はまだ付けるのに慣れず時間がかかってしまい、
千早はなかなか風を通さなかったので凄く暑かったです



袖も長く、舞っていると手が隠れてしまいました



本番では子ども達のお世話もあるので、
もっと早く準備を済ませることができるように頑張ります



初めての御奉仕なので、凄く緊張しますが本番で、
今までの練習の中で1番いい舞が舞えるように頑張ります



こんにちは、はるか巫女です
私にとって今月2回目のお稽古でした



本番がもうすぐなので、花簪をつけたり千早を着て練習しました
いつもは巫女服だけだったのでやっぱり勝手が違いました



榊や扇等が千早に引っかかったりして少し踊り辛かったです
そして普段の練習と並行で、子ども舞のお手伝いもさせていただきました



前回、来たときよりも格段うまくなっていてとても驚きました
子ども達にも花簪をつけたのですがとても似合っていて可愛かったです



次回来るときは本番なので気合を入れて頑張ります
緊張しいなところがあるので焦らず落ち着いて臨みたいと思います



ではここからは
26日の練習に参加した子どもたちのコメントです



こぶた巫女
今まで練習してだいぶおぼえることができたので
本番まちがえないようにがんばりたいです
初めやった時より、とてもじょうずになったので良かったと思いました



おはな巫女
さいしょはいろいろとまどってぜんぜんできなくて
みんなをこまらせていたけど練習をしてたら、だんだんできて
とてもたのしかったです
またきかいがあったらもう一回やりたいです



ぶどいちご巫女
今日まで練習をしておぼえることができました
いろいろな予定もあってこれない日もあったけど
がんばっておぼえることができました
本番うまくできるといいです
今日までありがとうございました


茅の輪ができるまで

2017年07月29日 12時24分43秒 | 神社豆知識
こんにちは、めんたい出仕です。
連日に渡って湿度が高く、天然パーマの私は髪がくるくるになっています。

今日7月29日は岡田宮にて夏越祭が執り行なわれます。
この神事で年の初めから夏までの罪穢れを祓い清め、無病息災を祈ります。

多くの神社では夏越祭の折、茅の輪を境内に設けてこれをくぐることで罪穢れや病の元を祓いますが、
これは蘇民将来(そみんしょうらい)が小さな茅の輪を腰につけて疫病を免れた伝承に基づきます。



岡田宮でも夏越祭では境内に茅の輪を置きますが、
これは職員や氏子総代によって作られています。







まず茅(ちがや)を採取し、
これを芯に巻くことで茅の輪が完成します。



茅の採取にはT権禰宜、犬権禰宜、そして私が向かいました。
茅の鋭い葉と虫から体を守るため、長袖長ズボンでの作業でしたが
半ば暑さとの根競べでした。



そして神社に持ち帰った茅を氏子総代と共に芯に巻き、

茅の輪の姿形になりました。





酷暑の中、お力添えいただき恐縮です。

また夏越祭で茅の輪をくぐる様子は
後日ブログにて紹介する予定です。

DIY

2017年07月28日 14時46分33秒 | 神職所感
こんにちは犬権禰宜です。
明日の18時に夏越祭が執り行なわれ、
その後にはステージイベントなどを予定しております。

そのため当日行う「子ども舞」で使う花簪の手直しを
めんたい出仕がしてくれました。


「子ども舞」が成功するように
丹精込めて手直していきます。


お昼過ぎには完成しました。


明日が楽しみです。

最後に岡田神社夏越祭は
午後17時から書道表彰・こども縁日
  18時から夏越大祓式を執り行い
  18時30分からキャンドル点灯式
  19時からステージイベント
と盛りだくさんです是非お越しください。

枝光八幡宮 神幸祭

2017年07月27日 13時30分49秒 | 日記
こんにちは、めんたい出仕です。
猛暑の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。



7月25日は魚禰宜が、そして7月26日は犬権禰宜と私が
枝光八幡宮の神幸祭に助勤として奉仕しました。



祭りは24日~26日の間に執り行われ、
初日に御神体が移された神輿は神社を出発してから氏子地域内を巡ります。



夕方になると地域内に設けられた御旅所という場所で夜を越し、
祭りの最終日に神輿は神社へ戻り、御神体は本殿へ戻されます。



私が奉仕した祭りは最終日です。
朝から夕方まで神輿が神社へ戻るまで付き添います。



神輿が行く道中では氏子崇敬者の家々をお祓いし、
お札を授与しました。



枝光は坂道が多く、
歩く際に雪駄が足から離れないよう鼻緒と踵を紐で固定しました。
魚禰宜から教わった工夫のおかげで難なく歩くことができました。



そして気が付けば地域を巡り終え、
神社で氏子総代と共にご神体を本殿にお戻ししました。



酷暑の中を皆で道行きましたが氏子総代を始め、関係者方の助けがあり
無事に祭りを終えることができました。