八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

☆★衣替えと秋のお祭り★☆

2012年09月30日 10時48分21秒 | 巫女の社務日誌
こんにちは(・ω・)丿
巫女のさくらです
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今日のお天気は曇りです
台風それましたね・・
明日から10月に入りますね♪♪
今日は神主さんの
狩衣の衣替えをしました☆!
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色とりどりで可愛いですよね
さすがに・・
私の好きなピンク色は
ありませんでした( >ω< )
こちらが夏物の狩衣です♪
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透けていてとても涼しそうですよね
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夏物の狩衣が見られるのも今日まで☆!
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明日からはこちらの冬物の狩衣です
ここからは禰宜さんに代わりますね
禰宜さーんっ☆!
・・・・
こんにちは。禰宜さんです。
さて、先日は水巻に御鎮座する河守神社の前夜祭が行われました。

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到着してみると、既に露店は立ち並び、社殿に幕も貼られて準備は万端の様です。

台風の影響も心配されましたが・・・どこかの雨女さん(笑)が不在だったため雨は降りませんでした!

・・・尤も私も雨男疑惑があるにはあるんですが・・・

祭典は17時30分より、多数の崇敬者参列の中開始。

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御神輿を担ぐのは折尾高校の生徒さん達です。

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 興味深そうに宮司のお話に耳を傾けています。

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 祭典が終わると、次は御神幸(御神輿行列)

 地元の子どもたちも旗や提灯を持って参加します。

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 ぞろぞろと御旅所へ・・・・

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 御旅所では御旅所祭を行います。

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 既に薄暗くなってきてますね。でも前述の様に雨は大丈夫でした!

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 御旅所から河守神社に帰ると辺りはすっかり暗くなっていました。

 舞台上では演芸が始まり、賑やかな秋の夜祭りでした。

 本日は15時より本殿祭です。

 これからの時期、各社で秋のお祭りが始まります。

 秋のお祭りシーズン・・・いよいよ本番です!

 禰宜


秋祭りVS台風!?

2012年09月29日 11時36分40秒 | 年中行事

どんよりした空です。

こんにちは。禰宜です。

さて、本日と明日は当社が兼務する水巻の河守神社の秋祭りです。

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旧郷社・河守神社

河守神社は楠橋から本城までを流れる運河である『堀川』の鎮守神。

その名の通り「川の守 り神様」です。

そんな河守神社の秋祭りは毎年たくさんの地域の人々が集まる大変賑やかなお祭りです。

が、現在台風が接近中・・・

本日は前夜祭が行われますが、天気予報は雨マーク。

明日は午後から本殿祭が行われますが。こちらも予報は雨・・・

秋祭りが勝つか台風が勝つか・・・

うーん・・・台風、逸れてくれないかなぁ・・・(汗)

・・・と生憎の曇天模様の本日ですが、御祈願は思った以上にありました。

やっぱり土曜日だったからですかね?

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いつもはさくらに任せっ切りの神道教化活動(ぬりえ渡しともいう・・・)も本日は私が。

こちらは初誕生に来てくれた「ゆずと」くん。

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全然泣かずに手形を捺せました!えらい!

さぁて。

本日の河守神社の前夜祭の準備をそろそろ始めますか!

禰宜


黒崎の魅力再発見イベント

2012年09月28日 12時46分30秒 | 黒崎情報

今日も良いお天気です。

こんにちは。禰宜です。

良いお天気なんですが・・・なにやら台風が近づいている様ですが・・・どうなるんでしょ?

もっとも彼(彼女?)には関係無さそうです。

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にゃおーん。

さて、本日は黒崎情報。

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黒崎の歴史探訪ツアー

日時 10月16日(火)13:30~

行先 岡田神社・浄蓮寺

費用 無料

当社では宮司の講話と社宝拝観があるそうです。

黒崎の魅力を再発見してみませんか?

禰宜


第12回『仲秋の筑後路(福岡県大川市・筑後市)』

2012年09月27日 13時46分02秒 | インポート

天神の放生祭も過ぎました。

いよいよこれからは秋祭・・・そして七五三のシーズンが近付いて来ます。

こんにちは。禰宜です。

さて本日はお久しぶりの「遠くに行きたい」。

今回の行き先は筑後地方。

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旧県社・風浪宮(大川市)

風浪宮は筑後地方の名社で、海神・阿曇磯良丸(あずみのいそらまる)が神功皇后に従ってこの地に来た際に住吉神を祀ったのが始まりとされています。

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こちらがその磯良の木像。

ふむ。「その身には海産物が付着していた」との伝承どおり容貌魁偉な姿です。

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拝殿。朱塗りの社殿が綺麗です。

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本殿は重要文化財(室町後期)で、建立したのは筑後の戦国大名・蒲池鑑盛(かまちあきもり)です。

この蒲池鑑盛という人物は、星の数ほどいる戦国武将の中でも指折りに男前な武将です。

・・・別にイケメンであったとかじゃなくて、男の生き様の事ですよ?

鑑盛は筑後随一の勢力を誇る下蒲池家に生まれ、若年より武勇の誉れ高く、また詩歌管弦にも通じた花も実もある武将でした。

そして例え敵であっても困っている者は決して身捨てず、「義心、鉄(くろがね)の如し」と称えられるほど情けを知る人物でした。

よく知られるエピソードに次の様なものがあります。

肥前の龍造寺家兼という武将が肥前国内の内紛に敗れて筑後へ亡命してきました。

当時、家兼は90歳を超えた老人。厄介事を抱え込むことに反対する家臣も多かったのですが、鑑盛は己を頼ってきた人物を身捨てる事はせず、領内に住まわせてやがて肥前への復帰を援助しました。

時代は下って、家兼の曾孫にあたる龍造寺隆信も肥前を追われて筑後へ身を寄せてきました。この時も家臣は反対しましたが、鑑盛は隆信を家兼と同じように手厚く保護し、肥前復帰の援助を行います。これによって隆信は肥前の主に返り咲けたのでした。

鉄の義将・蒲池鑑盛

その最期は病身をおして耳川の合戦に大友方として参戦。味方が総崩れとなる中、薩摩勢に突入し、ついに戦死するという壮絶なものでした。

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突然お邪魔したにも関わらず御丁寧に応対していただいたA禰宜さん。

ありがとうございました!!

さてさて。

風浪宮を後にして、次に向かったのは・・・

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旧県社・水田天満宮(筑後市)

水田天神は太宰府天満宮の荘園・水田荘の鎮守社で、幕末の志士・清河八郎が「太宰府に続きたる九州第二天満宮」と称えた神社です。

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九州第二の天満宮の名に恥じぬ豪壮な社殿です。

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楼門も御覧の通り立派です。

ここ水田天満宮の中にはもう一つ有名な神社があります。

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それがこちらの恋木神社。

恋命(こいのみこと)」という神様をお祀りしている神社です。

恋・・・ということで全国から縁結びを求める参拝者が来られるそうですよ。

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ハートの参道が縁結びに御利益がありそうです。

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おみくじもハート。

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平日の午後なのに女性のお参りの方がチラホラ見えておりました。

縁結びでしょうか?やっぱり女性は気になるんでしょうね~(笑)

勉学と恋愛が気になる方はぜひ水田の里へ!

禰宜


放生祭

2012年09月26日 11時52分32秒 | 年中行事

こんにちはK権禰宜です。

昨日は末社の湊天満宮のお祭り、放生祭が行われました。

祭典にて、湊天満宮の御祭神・菅原道真公の御霊を御神輿に移し、黒崎の氏子地域をトラックにて廻りました。

宮司・禰宜・私・さくら巫女で当日は氏子地域の各御旅所や企業のお祓いを行いました。

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元の湊天満宮のあった菅原町では、たくさんの方がお参りをされました。

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当日は天候にも恵まれて、秋らしい天気の中、無事に御神幸を行う事ができました。

次の御神輿の巡行は、来年夏の祇園祭です。

来年も祇園様、天神様を乗せて御神輿に活躍してもらいましょう!!