八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

八咫烏と金鵄

2021年12月19日 16時44分44秒 | 日々是神明奉仕
こんにちは!秋田杉出仕です。
今日も寒い日でしたね!

今日は参拝の方から質問頂いた『八咫烏』と『金鵄』を紹介します。

最初は八咫烏。三本足の烏(カラス)です。



当社の御祭神である神武天皇のお使いの鳥です。
サッカー日本代表のユニフォームにも描かれていますね。

神武天皇が即位される前に九州から東に攻め上ります(神武東征)。
しかし、浪速(今の大阪府)で戦いに負けてしまいます。
神武天皇は太陽のある東に向かって攻めるのは
先祖にあたる天照大御神に攻めていくことになり良くない、
天照大御神を背にして味方にするように攻めようとします。
いったん大阪から攻め上るのを止め、
船で熊野(三重県、和歌山県、奈良県の県境付近の地域)に上陸します。

そこで現れて奈良の橿原まで道案内をしたとされるのが八咫烏です。
人々を導く案内役としての霊鳥だと言われています。

八咫烏の向かいには金鵄がおります。
『金鵄』とは金のトビです。



神武天皇が戦いの最中、神武天皇の弓に金鵄が止まったところ、
その輝きから敵兵の目がくらみ、神武天皇を勝利に導いた霊鳥です。



みなさんも人生の進む道に迷った時、勝利を勝ち取りたい時には
是非八咫烏像と金鵄像に会いに来てお参りくださいね!


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