八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

神宮お白石持行事①

2013年08月08日 12時12分40秒 | 伊勢神宮式年遷宮

毎日毎日猛暑が続きます・・・。

こんにちは。禰宜です。

さて、先日は伊勢神宮のお白石持行事に八幡支部の一員として参加して参りました。

伊勢神宮・・・

ご存知の方も多いでしょうが、正式名称は単に『神宮』と称されます。

よく誤解される方があるのですが、別に伊勢市内に『神宮(伊勢神宮)』という神社がどーんと鎮座しているわけでは無く・・・

伊勢市内にある『皇大神宮(内宮)』と『豊受大神宮(外宮)』という2つの神社を中核として、南勢地方(三重県南東部)に点在する125の神社の集合体こそが『神宮(伊勢神宮)』です。

この神宮、20年毎に社殿の建て替えを行いますが、これを『神宮式年遷宮』と申します。

20年毎に・・・と申しますが、実際には数年前から様々な遷宮関係の祭典・行事が行われており、今回のお白石持行事は、一般市民が参加可能な遷宮行事の中でも最大規模のものです。

では早速お白石持行事についてお話しましょう。

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8月1日、小倉駅に集合した我々八幡支部関係者は、新幹線車内において同行する朝倉支部関係者と合流。新大阪まで暫し鉄道の旅を楽しみます。

車内では参加者のみなさんがワイワイガヤガヤ。

私もそうですが、初めてお白石持に参加する方がほとんどですのでワクワクしてしまうんですよね。

そうこうしているうちに新大阪。

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新大阪に到着後は奈良交通のバスに乗り換えて一路伊勢を目指します。

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奈良だけに・・・鹿マークです。

バスで大阪~奈良を越えて三重県へ。

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途中、伊賀にて小休止。

土地柄、忍者グッズがいっぱいでしたよ(笑)

小休止を終えて進むといよいよ伊勢に入ります。

伊勢に到着すると、先ずは『浜参宮』をするべく夫婦岩で有名な二見興玉神社へ。

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二見浦を二度といわず数回見ながら神社へと進みます。

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神社前の祓所です。

なんだか大麻(祓串)が黒いな・・・と思っていたら、

なんと海藻で奉製されていました。

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お祓いを済ませていよいよ境内に。

海から吹く風が生暖か・・・気持ち良いです。

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社殿前は色んな団体でぎゅうぎゅうです。

ここでしっかりとお参りをしました。

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これがかの有名な夫婦岩。

日本全国に夫婦岩はたくさんありますが・・・おそらくこれが一番有名ではないでしょうか。

浜参宮を済ませると、次の日に我々がお白石持行事を行う内宮へ。

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すでに夕方でしたが、式年遷宮の年ということもあるのか、まだまだ参詣の人が見られました。

宇治橋を渡って正宮に参拝したい気持ちを我慢して遥拝。

そしてそのまま鳥居を過ぎて『おはらい町』に。

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『おはらい町』は伊勢神宮の門前町で、名物・銘菓・土産物に神具類など数多くのものを揃え、伊勢市駅前や宇治山田駅前、または市内にあるアーケード街などを超える伊勢市最大の繁華街です。・・・ただし夜は殆どのお店が閉まります

さて、急いで私がおはらい町に来た目的は・・・伊勢名物の『赤福』!

・・・の夏バージョン『赤福氷』!!

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これです。

抹茶カキ氷の中に赤福が2個ぐらい入っています。

意外とボリュームがありますので・・・夏のお伊勢参りの際にはぜひご賞味ください。

ちなみに・・・冬は『赤福ぜんざい』になります。

さて、本日はここまで。

次回はお白石持行事本番の状況をお伝えします。

禰宜


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