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手術中座れるいす開発 改良重ね医師負担軽く エムエスビー (船橋市)

2019年09月29日 23時39分28秒 | 地域
手術中座れるいす開発 改良重ね医師負担軽く エムエスビー (船橋市)
2019年9月26日 (木)配信千葉日報

 機械パネルや工作機械の部品などを製造する精密板金業「エムエスビー」(船橋市、松本進社長)が、専門分野ではない医療機器作りに挑み、「医師向け手術室用いす」の開発に成功し、販売を開始した。長時間立ったままで手術していた医師の負担を軽減するため、立った状態を維持しながら“ちょい座り”できるいすに仕上げた。座面に荷重するとロックされるキャスターを用いることで、手術中にいすの「移動」と「固定」が思いのままにできるのが最大の特長。
 完成したいすの名称は、「医者が楽になる」との思いを込めて『しゃらく』。今年2月から標準仕様の「Aタイプ」を19万円(税別)で販売開始した。
 開発のきっかけは「立っているようで座っているような手術用いすを作ってほしい」という医師の要請。県産業振興センターが進める「医工連携」の取り組みの中で、医療現場の声がものづくり企業に届いた。
 自ら開発に乗り出した松本社長は当初、「移動と固定ができる」という難題に頭を悩ませた。ある日、座ると止まるキャスター付きのいすに偶然出合い、使われていたキャスターの構造を転用することで難題がクリアできた。
 本格的な開発に先立ち2016年9月、「手術室用いす」の特許を出願。何度か手直しし、17年6月に特許を取得。同年12月に試作第1号ができた。
 その後も移動と固定の機能を改良し、標準仕様のAタイプが完成した。キャスターと同様にこだわったのは、座面の座り心地。高級バイクのシートを製造する国内メーカーと契約し、低反発ウレタンなどを使って内臓への負担が少なく長時間の着座に適した理想の座面が得られた。
 座面の高さも56~75センチに変動可能で、手術中に手を使わず調節できるよう足元にレバーを設置した。
 独自の視点と完成度の高さは、船橋市の目に留まった。市内の中小企業が製造する優れた新商品を顕彰する「市ものづくりグランプリ制度」で、本年度のグランプリに輝いた。
 現在は5種類のタイプが商品化され、オプションで背もたれ(1万8千円、税別)も用意した。
 松本社長は「狙った機能を備えられた。次は売る段階。多くの医師らに知ってもらい、使ってほしい」と普及に期待。今後は工場や理美容院など立ち仕事の多い職場向けに、低価格モデルを開発する構想も抱く。
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医療・福祉人材 道が一元的な確保策

2019年09月29日 23時37分27秒 | 地域
医療・福祉人材 道が一元的な確保策
2019年9月26日 (木)配信北海道新聞

 道は、保健福祉部内に医療・福祉人材確保室を新設し、医療と福祉分野の人材確保策の一体的な検討を始めた。両分野に共通する課題の解決に向け新たな対策を講じていきたい考え。
 これまで保健福祉部の各担当課で対策を進めてきたが、医療分野、福祉分野とも、地域偏在の解消、多様な人材の参入や養成、離職防止の取り組みなど共通する課題がある。これらを一元的に所管する確保室を7月に設置し、室長には厚生労働省から派遣された原田朋弘次長を充てた
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「健康立県」ロゴとスローガン決まる プロジェクト、本格始動へ

2019年09月29日 22時57分29秒 | 地域
「健康立県」ロゴとスローガン決まる プロジェクト、本格始動へ
2019年9月27日 (金)配信新潟日報

 新潟県は25日、全国トップクラスの健康寿命を誇る「健康立県」の実現に向け、10月から本格的にスタートする県民運動「ヘルスプロモーションプロジェクト」のロゴマークとスローガンが決まったと発表した。県内各地で行われる健康に関するイベントで活用する。
 県健康対策課によると、県が開いた有識者会議の意見を基に決めた候補作の中から、インターネット上の人気投票(総投票数1818)で最も多く票を集めた作品が選ばれた。
 ロゴマークは本県の形を顔に見立て、笑顔を表現したデザイン(677票)に決まった。
 スローガンは「はじめよう、けんこうtime」(672票)で、家事や仕事で忙しい中でも「自分のための健康時間」を持つ大切さを訴えている。
 10月から県内各地をPRして回るキャラバンや、11月に予定しているトークショーなどで活用する。同課は「健康意識の高い人だけでなく、働く世代にも健康に興味を持ってもらえたらいい」としている。
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ノーベル賞本庶氏「免疫療法が治療変える」京都で日本癌学会

2019年09月29日 22時56分26秒 | ガン
ノーベル賞本庶氏「免疫療法が治療変える」京都で日本癌学会
2019年9月27日 (金)配信京都新聞

 全国から約5千人の医師らが参加する「日本癌(がん)学会学術総会」が26日、京都市左京区の国立京都国際会館で始まった。「英知を結集してがん克服に」をテーマに掲げ、最先端のがん研究を議論する。
 この日は、昨年ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょたすく)・京都大特別教授と小川誠司・京大教授らが、がん研究の将来を巡ってパネルディスカッションを行った。
 本庶特別教授は免疫療法ががん治療を大きく変えると強調。一方で「がんの免疫治療の意義が十分に評価されていない」として、さらなる研究の活性化を訴えた。また2020年度に京都大が設立し、本庶特別教授がセンター長に就任予定のがん免疫総合研究センターについても語った。
 小川教授は「過去10年、がん遺伝子に関わる理解が格段に進んだ」と指摘。多様な遺伝子変異を持っているがんの特徴を理解した上で、治療戦略を立てる必要性を説明した。
 同総会は28日まで行われる。
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暑さ対策で錠剤型体温計 東京五輪へ情報を収集

2019年09月29日 09時28分23秒 | 運動スポーツ
暑さ対策で錠剤型体温計 東京五輪へ情報を収集
2019年9月27日 (金)配信共同通信社

 国際陸連のコー会長は26日、世界選手権(27日開幕・ドーハ)でマラソンと競歩に出場する選手に錠剤型の体温計を付与し、酷暑の影響を調べると述べた。同じく厳しい条件が見込まれる来年の東京五輪を見据えて情報を収集する狙いがある。
 世界選手権のロードレースは深夜に実施されるが、国際陸連は気温が30度前後に達すると予想。コー会長は「選手が暑さと湿気にどう対処するかを調べることができる」と説明した。(ロイター=共同)
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熱中症搬送3万6千人 全国的高温、8月で最多

2019年09月29日 09時24分36秒 | 
熱中症搬送3万6千人 全国的高温、8月で最多
2019年9月27日 (金)配信共同通信社

 総務省消防庁は26日、熱中症で8月に救急搬送されたのは全国で3万6755人だったとの確定値を発表した。8月では最多だった昨年の3万410人を上回った。全国的に気温が高かったことが影響したとみられる。
 消防庁は毎年5~9月の搬送者数を集計しており、記録的な猛暑だった昨年は最多の約9万5千人を記録した。今年は8月までの累計が6万1785人となっており、2番目の多さになる見通しだ。
 8月の搬送者のうち死亡したのは78人。3週間以上の入院が必要な重症は1150人で、短期入院の中等症は1万2841人だった。65歳以上は1万9740人と全体の半数を超えた。
 都道府県別の搬送者は、東京が3816人で最多。大阪2724人、埼玉2474人と続いた。
 気象庁によると、8月前半は高気圧の影響で全国的に厳しい暑さが続き、月を通しての平均気温も高かった。
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