フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月28日(水) 晴れ

2022-12-29 18:42:58 | Weblog

8時45分、起床。

着替えようとしてシャツの胸ポケットに小さく折りたたまれた千円札が入っていることに気が付いた。このまま洗濯機に入れて洗われてしまって、天日干しされたようだ。なんでこんなに小さく折りたたんで胸ポケットに入れたのか覚えていない。

広げてみうるとちょっと縮んでいる感じがする。妻に言うと、「お札はめったなことでは縮んだりはしないものよ」という。財布から普通の千円札を取り出して比べてみると、やっぱりちょっと縮んでいる。機械では通用しないのではなかろうか。かといってお店でも使いづらい気がする。どうしよう。霧吹きで水をかけてアイロンを当てたら元にもどるかしら。

バタートースト、目玉焼き、ウィンナー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『舞いあがれ!』。年内は今日でお終い。えっ、こんな不穏な空気のまま越年するんですか。

アマゾン・オーディブルで村上春樹『職業としての小説家』を聴きながら(朗読は小澤征悦)、昨日のブログを書いてアップする。彼の小説を聴きながら文章を書くのは難しいが、エッセーであれば・・・。私は彼の小説は全部読んでいるが、エッセーの類はそうでもない(それほど惹かれないということ)。その反対が沢木耕太郎である。池波正太郎の場合も、向田邦子の場合も同様。小説もエッセーもどちらも同じくらい面白いという作家はいるかな? 作品が少ないので十分に検証されているとはいえないが、庄司薫はどちらも面白かったな。

門松を飾る。

昼食を食べに出る。

下丸子の「喜楽亭」に行こう。

改札(多摩川方面)を出て、すぐ横が「喜楽亭」である。

昭和っぽい風景である。木村伊兵衛が撮りそうな写真ではないだろうか。

いつものチキンカツ定食(850円)。

客は私だけ。いつものようにご主人と世間話をしながら食べる。話題が昨今の「値上げ」になったとき、「実はうちもそろそろ値上げしようかと考えているんです。一律100円で」とご主人が言った。しかたない。それでもチキンカツ定食は950円ならまだ千円札でお釣りが来る。この「千円札でお釣りがくる」という感覚は長らくサラリーマンのランチの相場であったが、ここにきてそれが崩れ始めている。けれど給料は(小遣いは)アップしていない。つらいところである。

「よいお年を」の挨拶をして店を出る。

蒲田に戻り、ちょっと駅ビルで時間を潰してから、4時に予約をしている整骨院へ。

その後、「きりん珈琲」に顔を出す。

時刻は5時になろうとするところ。

みるく餡とドライフルーツのレアチーズケーキにきりんブレンド。

ここでも価格改定の貼り紙があって、末尾に「店主 大原」とあった。あれっ、廣瀬さんじゃなかったでしたっけ? 開店当初のネットのインタビュー記事にそうあったのを覚えている。最近、結婚されたのだろうか。支払いにときに聞いてみたら、ずっと前から大原さんになっていたようでる。カフェの店主で大原さんと言えば、私にとってはいまはない「フォノカフェ」の大原さんである。大原さんが二人。初代大原さんと二代目大原さんだ。

「よいお年を」の挨拶をして店を出る。

本日発表の東京の新規感染者数は20243人。久しぶりの「青」である。でも、先週比「-943」は変動の範囲内。とても減少傾向に転じたといえる数字ではない。お隣の中国では感染者が爆発的に増えている。遠からずその影響は日本にも及ぶだろう。

夕食は鮭、とろろ芋、鴨のつくね汁、ごはん。統一感には欠けるが、美味しい。

食事をしながら『商店街のピアニスト』最終回(録画)を観る。BS松竹東急というマイナーな局のドラマなので、話題にならなかったが、私は毎回楽しみに観ていた。

リビングで単純な片付け作業をしながら『クロサギ』第6話(録画)を観る。秋ドラマはすべて終わってしまったが、長時間の特番ものは観る気になれない。こういうときのために『クロサギ』をとっておいたのである。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。

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