フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

12月25日(日) 晴れ

2022-12-26 13:58:33 | Weblog

9時半、起床。目が覚めてからも30分くらい、ときに1時間くらい(今日がそうだった)、寝床から抜け出せない。昨夜、年賀状を投函して「やれやれ」という気持ちになっているのである。

起きだして朝のあれこれのルーティンや妻に教えてもらってストレッチをやっていたら、朝食兼昼食(ブランチ)がふさわしい時間になった。であれば、散歩がてら外で食べることにしよう。

今日はクリスマス当日である。

呑川沿の道を池上方面に歩く。

桜並木はほとんど落葉している。

カモがたくさん浮かんでいる。

本門寺の総門のところまで来た。階段は上らず、左に折れる。

久しぶりの「花くるま」。

おにぎりとお稲荷さんとすいとんのお店である。「甘味あらい」のご主人が亡くなってしばらくしてから、お姉さまとお母さまで始められた週末だけのお店である。看板と暖簾が替わっただけで、内装はそのままである。

おにぎりは注文してから握ってくれる。鮭、昆布(葉唐辛子)、おかか、そしてすいとんを注文する。

いつもであれば、おにぎりは二個+お稲荷さん一個なのだが、今日は朝食兼昼食なのでおにぎり三個にした。やはり握りたてのおにぎりは美味しい。年末は今日で営業は終わり、年明けは14日(土)からの営業になる。よいお年を。

妻からLINE。明日と明後日は用事があって大学に出る。その分、今日から大掃除に着手してというリクエストである。

「花くるま」とは目と鼻の先の「ヒトナミ」に顔を出す。やっぱり馴染みの店に年末の挨拶は欠かせない。

「先生、しばらくお見えにならないね」と話していただんですと店長の小笠原さんに言われる。「師走はちょっと忙しくてね」と紋切型で答える。スタッフの娘さんがブランコで遊んでいる。人のいない瞬間とアングルで写真を撮ったが、けっこうお客さんは来ている。

「今日はドリンクだけ」と言ってリンゴジュースを注文する。「これからどちらかに行かれるのですか」と聞かれたので、「いいえ、年末のご挨拶に来たんですよ」と答えると、小笠原さんはニッコリされた。

リンゴジュースを飲みながら、先日、アヅサさんから頂戴した『彼女たちのいる風景』の序章と第一章を読む。同じ大学(たぶん早稲田)を卒業した3人の37歳の女性が主人公の物語だ。「3人の中の1人はアヅサさんですか?」と本を受け取ったときに尋ねると、「3人とも私です」と彼女は答えた。実際、読み始めてみて、「なるほど、そうだな」と合点がいった。3人の女性は性格的にも社会的にも異なるキャラクターで描かれているが、そのどれもにアヅサさんの体験が反映されている。

「藤乃屋」で葛餅(久寿餅)を買って帰る。

2人前から12人前まで5種類あって人数が多い方が割安になっているが、2人用を購入。

帰宅して、書斎の窓ガラスを掃除する(その前に窓際に積んである本を片付けることから始めた)。

早くも陽は西に傾いている。

チャイの散歩。最近はリードを付けず、抱きかかえて、玄関前の道に出るだけのことが多かったが(まるで猫地蔵だ)、チャイは久しぶりに自分の足で道路を歩けて嬉しそうだった。

あおすじアゲハが他人のお宅の玄関先にじっとしている。寒そうである。両手ですくっても逃げないような気がするが、そうやって草花の上においてやるのは彼(彼女)にとっては余計なお世話であろう。チャイが気づく前にその場を立ち去る。

 冬蝶にかそけき呼吸ああ生きてをり 林翔

チャイの散歩から戻って、お茶の時間にする。

『山下達郎のサンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴きながら(先週に続いて竹内まりやとの年末夫婦放談)、昨日のブログを書いてアップする。

本日発表の東京の新規感染者数は15403人。これからの年末年始真っ只中はどういうことになるのだろうか。どうぞ穏やに。

夕食はチャーハンとシュウマイと卵スープ。

広島菜を投入するようになってからチャーハンが格段に美味しくなった。

『クロサギ』の第2話から第5話まで(録画)を見ながら、単純な片付け作業に勤しむ。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。


12月24日(土) 晴れ

2022-12-25 17:47:14 | Weblog

8時半、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、ウィンナー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

食事をしながら『72時間』の再放送を観る。阿佐ヶ谷のアーケード商店街(たぶん先日行った「蒲重」のあるところ)にある酒屋の角打ち(立ち飲み)。典型的な「サードプレイス」だった。

昨日のブログを書いてアップする。

11時15分に妻と家を出て、「パン日和あをや」へ向かう(12時に予約をしている)。

蒲田駅の外まで行列ができている。ケーキ屋「高野」の行列だった。

JR東日本の今期のスキー・キャンペーンのポスターのキャッチコピーは「冬を取り戻すんだ」(モデルは南紗良)。このシリーズで一番印象に残っているのは、2013-14年の「ぜんぶ雪のせいだ」(モデルは川口春奈)だが、今回のものもなかなかいい。

矢向駅から線路沿いの道を歩く。

開店の数分前に着いた。

12月のプレート(クリスマス仕様)を注文することは決まっている。ドリンクはどうしよう。

スパークリングジュースを注文。

ミートスフリア、ミニスープ(パプリカのポタージュ)、ヨーグルト、サラダ。

パンと玉子のグラタン。

プチデザート。

〆のドリンクはほうじ茶ミルクティー。

滞在時間は1時間。ごちそうさまでした。どうぞよいお年を。

帰宅して、年賀状のための住所録のチェック(今年は喪中の方が多い)。

3時半に予約している近所の歯科医院へ。削る治療をしないとならないのだが、それは年が明けてからにする。院長先生に「ここはもうどのくらいやっていますか?」と尋ねたら、「平成2年からです。おかげさまでもう30年になります」とのこと。そんなになりますか。来年もよろしくお願いします。

歯科医院を出て、呑川を渡って東口方面へ。

「スリック」に予約注文してあるシフォンケーキを受け取りに行く。私の前の客にマダムが「ホールシフォンの真ん中の穴の中にベリーがたくさん入っています」と言ったので、横から私が「サンキュー・ベリー・マッチですね」と言うと、その女性は可笑しそうに笑った。マダムが「やれやれ」という顔をしている。

新年は1月8日(日)から営業。たぶん初釜をされるのではないかしら。どうぞよいお年を。

そろそろ日没だ。

今年は甘酒が復活するのか。嬉しい。婦人部の方々、ありがとうございます。

年賀状の印刷をしながら、『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴く。今日から福山雅治は3年ぶりの「冬の大感謝祭」(横浜アリーナ)である。

本日発表の東京の新規感染者数は18731人。微増傾向は続く。

夕食はローストチキン、生ハムのサラダ、スープ、ごはん。簡素なクリスマス仕様の食事である。

ローストチキンの皮がとくに美味しい。一本食べれば十分です。

夕食でお腹いっぱいにしなかったのは、デザートを美味しく食べたいからである。「甘いものは別腹」というけれど、それは嘘ですね(笑)。スイーツも食事と同じ胃袋に入るんです。だから腹七分目くらいにしておいたのである。

ホワイト・クリスマス仕様のプチ・ホール・シフォンケーキ。

二人で一個でもいいくらいのボリュームなのだが(実際、最初の頃はそうしていた)、やっぱりぜいたくに一人一個を食べたい。

メリー・クリスマス!

食事をしながら『孤独のグルメ』(録画)を観る。今年も大晦日の放送があるようである。

年賀状の添え書きをする。

書き上げて、夜の道をポストに出しに行く。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


12月23日(金) 晴れ

2022-12-24 11:12:50 | Weblog

8時半、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『舞いあがれ!』。無口な天文好き少年も島で居場所を見つけたようである。舞の父親が過労で倒れたという電話が入った。島での話は今日でおしまいかな。予告編で舞が兄に助けを求める電話をしていた。彼が救世主になるのだろうか。

10時過ぎに家を出て、墓参りに出かける。鶯谷駅で下車。ホームを上がって改札までの長い通路がこの駅舎の特徴だ。木製の梁が歴史を感じさせる。

外観はこんなふうになっている。橋上にある南口改札の駅舎が作られたのは1927年のことである。

妹とお寺で11時半に待ち合わせる約束だが、ちょっと早く着いてしまった。

ぶらぶら街歩きをしながら行く。

根岸一丁目の交差点。

店舗兼住宅のいわゆる看板建築である。正面は銅板が使われている。この中華屋さんはたぶんもうやっていないのだろう(市外局番が3桁のままである)。

喫茶店「デン」。『孤独のグルメ』に登場して有名になった。

これも看板住宅なのかしら? 長屋風でもあり、ちょっと洒落た雰囲気を漂わせている。

手焼きせんべいのお店。「手児奈」は「てこな」あるいは「てごな」と読むのだろう。

お寺さんのある下谷二丁目までやってきた。

寄りかかる人がいるらしい。

お寺(泰寿院)に着いた。

ほどなくして妹も到着。

墓参をすませる。

住職のお母様と縁側で雑談。いまのお寺の建物も鶯谷の南口駅舎と同じ頃に作られ、戦火を免れたのである。

お寺のそばの「川しま」で昼食を食べることにする。

二人とも鴨つくね蕎麦を注文。

この汁が暖かくて美味しいのだ。客は私たちだけだった。平日だからかな。女将さんによると「蕎麦屋は夏場の方がお客さんが多いです」とのこと。年越し蕎麦で混むのは一時的なことで、やっぱり寒いと客足は鈍るらしい。年配の客が多いのでしょうからね。

妹とは鶯谷の駅で別れて、私は大学へ。

穴八幡に古い一陽来復のお守りを返納しに行く。

ここからお参り。

境内には露店が出ている。コロナ前の活気が少しずつ戻って来ている。

山門をくぐる。

階段を降りて、馬場下の交差点に出る。

キャンパスへ。階段下の「ミルクホール」は今日が年内最終営業日。「いつもご利用ありがとうございました」とスタッフさん(たぶん学生アルバイト)に挨拶される。どうぞよいお年を。

研究室で雑用を片付けながら、たまごドーナツとブレンドコーヒー。

3時から現代人間論系の同僚の清水先生、小塩先生と打ち合わせ。

5限・6限はゼミ。今日は4年生のゼミ論文の提出日。一人一人のゼミ論文の書式のチェック(校正作業第一段階)を全員でやる。4時間かかったが、これをやることで、今後の校正作業がスムーズに進むはずである(書式についての再確認、共有がしっかりできるから)。お疲れ様でした。ただし、箱根駅伝にたとえらば、今日で往路が終ったところ。これから1月末までかけて、ゼミ論集用の完成原稿を作っていく。これが復路である。まずは今日のチェックを踏まえて、各自、修正版を正月休み明けまでに提出すること。では、よいお年を。

9時前に大学を出る。

いつもゼミの後に夕食を食べる「ごんべえ」はもう閉まっていた(今日はお休み?)ので、蒲田に着いてから駅前の「富士そば」でカツ丼(580円)を食べる。こちらの方が安くはあるが、やっぱり「ごんべえ」のカツ丼(+うどん)の方が美味しいですね。

本日発表の東京の新規感染者数は17332名。緩やかな増加傾向が続いている。

クリスマースカードが届いていた。

寒い中を帰って来て、暖かい気持ちになる。ありがとうございます。

年賀状の文面を書く。印刷と添え書きは明日だ。

レビューシートのチェック。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時、就寝。


12月22日(木) 雨のち晴れ

2022-12-23 14:49:12 | Weblog

8時45分、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、ソーセージ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『舞いあがれ!』。そうか、あの無口な少年は天体に関心があるのか。人の世が苦手な子供は天体(自然)に興味をもつのだろう。私が子供の頃もそうだった。まさか、将来、社会学をやるとは思ってもみなかった(そもそも「社会学」という言葉自体知らなかったが)。

10時に家を出る。女塚神社に寄って、古い注連縄を奉納する。

銀座の鍼灸院へ行く。

1時間ほどの施術を終えて、大学へ向かう途中で、丸の内の「丸善」に寄って買物。

『ブルータス』の「山下達郎のサンデーソングブック30周年」の特集号。

ノートパソコンに貼って使っているステッカータイプのカレンダー。急に値上がりしてびっくした。

今日は冬至。戸山キャンパス前の穴八幡神社では今日から一陽来復のお守りが売られている。朝から冷たい雨が降っていたせいだろう、いつもよりも人の列が短い。

それでも正面から入るのは時間がかかりそうなので、北側の参道の方から入る。

自分の家の分と、頼まれている妹の家の分を購入。

いつもは夕方になるお守りの購入を早々に終えて、「たかはし」で昼食をとる。

肉豆腐定食。

ごはんが進む味付けである。

研究室で雑用を片付ける。

昔どなたかからいただいたお菓子が入っていた紙袋。かわいらしい柄なのでとっておいたのだが、今日、これを使おうとして中を確認したらあるものが入っていた。

雀のデザインの栞である。いままで気づかなかったのか、忘れていたのか、袋の中に入ったままになっていた。私が巣から落ちこぼれた雀の子(チュンという名前だった)を飼育していたのはもう10数年ほど前のことであるが、当時、いただいたものだろうか?「オードリー」というのは高島屋に入っているチョコレートの専門店である。おぼろげながらそこで買物をした記憶はある。もしかしたらその場でいただいたのかもしれない。う~ん、お顔が思い出せない。その方がもしこのブログをお読みになっていたとしたら、栞をいただいたお礼を改めて言わせていただきます。ありがとうございました。

*「オードリー」の紙袋と雀のデザインの栞は別々の方からいただいたものかもしれない。

5時半に蒲田に戻り、皮膚科の予約の時間まで30分ほどあったので、「ルージュフランシュ」で一服する。

どのケーキもクリスマス仕様である。

バナナクリームのモンブランと紅茶。

イチゴとブルーベリーがトッピングされている。

右手の中指の横のイボはまだ完全には取れていない。4度目の液体窒素による治療。い、痛い。

本日の東京の新規感染者数は18820人。昨日が今週のピークのようである。

夕食は鮭、サバと青梗菜の炒め、南瓜と挽肉の煮物、味噌汁、ごはん。

冬至には南瓜を食べるのは決まりごとである。甘~い!

口直しにお茶漬け(永谷園の鮭茶漬け)。

食事をしながら『プレバト』を追っかけ再生で観る。俳句コーナーは梅沢永世名人が句集誕生(50句)まであと一句となった。

録画したまま見ていなかった『クロサギ』の初回を観てみた。リメイク作品だが、山ピーと山崎努のコンビのイメージがどうしてもかぶってしまう。

レビューシートのチェック。

12時ちょうどに(時計を見ながら)一陽来復のお札を一階の和室の所定の場所に貼る。

風呂は柚子湯。4個の柚子が惑星のように漂っている。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。


12月21日(水) 晴れ

2022-12-22 16:07:08 | Weblog

9時半、起床。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『舞いあがれ!』。航空会社への入社が一年遅れることになり、祖母のいる五島で暮らし始めた舞。そこで貴司と再会する。たぶん視聴者の多くは思ったのではないか。「遠距離の柏木との恋愛には無理がある。穏やかな性格で幼馴染の貴司の方が舞には合っているのではないか」と。私もそんな気がする。実際、遠距離恋愛はなかなか難しいものである。自分にはそういう経験はないが、卒業生たちをみていてそう思う。加えて、柏木の性格は支配的な(妻を自分のコントロール下におこうとする)タイプの夫になりそうな気がしないでもない。ただし、貴司は貴司で「放浪の歌人」的な生き方をしているわけで、結婚に向いているかというと「?」を付けざるを得ない。ドラマの主題は「舞いあがる」ことであって「着地する」ことではないのかもしれない。

昨日のブログを書いてアップする。

昼食は近所の「吉岡家」に食べに行く。

ミニ天丼セット(かけ蕎麦)を注文する。いつもはもり蕎麦にするのであるが、今日は冷え込むので温かいかけ蕎麦にした。

追加で生卵を注文して、かけ蕎麦に落とす。月見蕎麦であるが、こういう言い方もだんだんしなっくなっているのだろう。

それにしても今日は冷え込むな。

「子供は風の子」という言い方もいまはもうしないのだろうか。真冬でも半パンの男の子というのを見なくなって久しい。

2時から教授会(オンライン)があるので、食後の散歩はなしで、帰宅する。

ただいま、チャイ。

4時半まで教授会。

本日発表の東京の新規感染者数は2118人。昨日よりも少し多い。しばらく火曜日がピークになる週が続いたが、今週は水曜日がピークになるのだろうか。

買い物に出る。

亀屋百貨店の壁にもう何年も前になくなってしまった映画館の案内看板が撤去されずに残っている。撤去費用がかかるからであろうが、そのことがわびしい感じに拍車をかけている。

「一二三堂」に寄る。昨日来たが定休日だったのだ。元々、この商店街は火曜が定休日なのだが、いまでは昔からやっている個人商店は数えるほどになってしまい、チェーン店はスタッフのローテーションで無休でやっているところばかりである。

『NHK俳句』1月号を購入する。これはここで買うと決めている。

  歌留多よむ還らざる日を呼ぶように 大串章

帰宅して今日が締め切りのレビューシートのチェック。これからまだ150枚ほど来るだろう。

夕食は焼き魚(タラの粕漬け)、茄子とベーコンの煮物、トマトサラダ、千枚漬け、にゅう麺、ごはん。

食事をしながら『孤独のグルメ』(録画)を2本観る。2本目の千葉県旭市の洋食屋「バイキング」のポークソテーは旨そうだったな。行く機会はちょっとなさそうだけど。

お腹がよくなってちょっと横になったら2時間も寝てしまった。

風呂から出て、レビューシートをチェックして(多すぎて全部はこなせない)、今日の日記を付ける。

2時、就寝。