9時半、起床。前夜、2時に寝て、6時半に一度目が覚め、二度寝をしての起床である。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
11時半に蒲田駅で卒業生のモエさん(論系ゼミ6期生)と待ち合わせ「まやんち」へ行く。
ピーチメルバは予約しているので、当日は紅茶のチョイスをするだけ。私は入荷したばかりのサングマの夏摘み、彼女はニルギリをチョイス。
私にとっては今シーズン8皿目の、彼女にとっては人生初のピーチメルバである。
私たちが入店したとき、何組かの客が入口を入ったところのベンチに座って待っていた。みな開店してすぐに、しかし予約をせずに来た客たちで、お気の毒である。開店時はすべての席は予約で埋まっている(予約せずに来るのであれば木曜日の午後の3時、4時あたりが空いていて、待たずに座れることが多い)。「私みたいな一見さんでも予約できるのでしょうか」と彼女が聞くので、「もちろんですよ」と答える。ただし予約は午前中(開店時)だけであることをお忘れなく。
「まやんち」には1時間ほど滞在して、ランチは彼女の希望で「梅Q」へ。
クーラーの調子が悪いらしく、床に大きな扇風機が置かれている。今日は比較的しのぎやしので、これでも大丈夫だが、猛暑のときだったら大変だったろう。
釜飯の注文をしてからサラダ(小)を先に食べる。扇風機の風でかつお節がヒラヒラと舞いそうである。
待つこと20分、注文した釜飯た運ばれてきた。鰻釜飯(並)と五目釜飯(特製)である。
さあ、かきまぜよう。
私は一膳目は鰻(彼女は五目)、二膳目は五目(彼女は鰻)。私はより好きな方を最初に食べるタイプである。彼女はどちらなのかしら。
「梅Q」には1時間ちょっと滞在。これからすぐに「スリック」へ行って、シフォンケーキを食べるのは無理なので、電話をして1時間後に伺いますとマダムに伝える。散歩がてら「ノザワBAKE」に行き、食後のコーヒーを飲むことにする。
今日が通常営業(イートインOK)であることはお店のインスタグラムで確認済みである。
豆絞り柄の手拭を頬かぶりしたワンちゃんがお出迎え。
私はアイスコーヒーのほかについついレモンケーキのバタークリームサンドを頼んでしまった。これで「スリック」のシフォンケーキは今日はなしだ。彼女はシフォンケーキを食べたいからアイスコーヒーのみにしたが、ご主人が試食用のパウンドケーキのスライスを付けて下さった。
彼女が壁のポスターを指先ながらご主人と何やら話をしている。
『月極オトコトモダチ』という映画のポスターだ。彼女がこれが大のお気に入りとのこと。雑誌の女性編集者が企画のために「レンタル友だち」を仕事にしている青年をレンタルする話らしい。愛情(友情)はお金で買えない(レンタルもできない)というのが近代社会の鉄則であるから、最初は雑誌の企画のためという大義名分で彼氏をレンタルした彼女も、しだいに・・・というストーリーなのだろうか。もう東京の映画館では上映していながい、まだTUTAYAではレンタル 出来ない作品らしい。
ずいぶんと 話が弾んでいるみたいだった。
さて、本日のカフェ巡りの最後は「スリック」である。
彼女はレモンのシフォンケーキと(私お薦めの)グレープフルーツのセパレートティー。
私は自家製梅シロップのカキ氷。
彼女の悩みは「太れないこと」。同じ年頃の多くの女性たちからは「贅沢な悩み」と思われがちで、「食べればいいじゃない」と言われそうだが、「食べても太れない者の悩み」というのはなかなか理解されないと彼女は嘆く。もちろん夜食や間食を続ければ太れるだろう。でもそれは「だらしない太りか方」で彼女が目指すのは筋肉を付けつつ太ることである。当然、持続的な筋トレなどが必要で、でも持続するのは簡単ではない。
次回は冬カフェになると思うが、そのときまでに成果を出したいと彼女は言った。頑張ってね。蒲田駅の改札で彼女を見送った。
7時半、夕食。
ハンバーグの中に刻んだ蓮根が入っている。
トマトスープ。中に玉子が落としてある。
デザートは巨峰。
モエさんからいただいたお土産(バームクーヘン)を食べる。妻は甘い物を立っているので(来月の人間ドックが澄むまで)、私だけ食べる。
4つに分けた一切れ。まろやかな味わい。あと3回楽しめる。
2時半、就寝。