フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月4日(木) 晴れ

2020-06-05 12:37:14 | Weblog

9時半、起床。

トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日、「現代人間論系総合講座2」の「ブログ生活論」(6月15日から公開)のオンデマンド教材一式をムードルにアップし、これで少しゆとりができたなと思っていたら、投稿論文の査読の依頼のメールが届いた。6月22日までにとのこと。やれやれ、せっかく頑張って捻出した時間もこれでチャラだ。

気を取り直して(そうするしかない)、「日常生活の社会学」の第5回(6月11日から公開)の教材作成に取り掛かる。第4回が今日から公開でいつも通りであれば初日で受講生の3分の1がレビューシートを提出してくるはずだ。それに目を通して、次回の講義の前半(パート1)で紹介しつつ質問に答えるもの(候補)をチョイスしていく。

午後3時頃、散歩に出る。大森のカフェ「sanno2198」が今週から再開したので、顔を出しに行く。

大森駅の東口改札から山王側に出て、ジャーマン通りを歩く。強い陽射しを浴びながら歩く。

途中、「BAKE MAN」で調理パンを2個(ソーセージとカレー)を購入。

久しぶりの「sanno2198」。

前回来たのが3月19日であったから、実に2カ月半ぶりでる。

マダムと「お久しぶりです。お元気でしたか」のご挨拶。

インスタでは再開前から毎日ケーキの写真を上げていたが、あれはホールで注文を受けて焼いていたのだそうである。ああ、そういうことでしたか。あのケーキどうするのだろうと思っていたのである。

先客は二人いて。私の後にさらに二人が来た。

おつまみのキャラメライズしたアーモンドを摘まんで待つ。

マダムのお知り合いの方が製作にかかわったという『日本の美しい言葉辞典』(ナツメ社)をパラパラと読む。写真付きの歳時記に似ている。だが、必ずしも季語ではない言葉も含まれる。たとえば「天使の梯子」とか「汀(みぎわ)」とか、「木霊(こだま)」とか。購入させていただく。

注文したのはブラックチェリーのタルトとバリ産のコーヒー。

やわらかな酸味と甘さ。

私の馴染みのカフェのうち「スーパーグランドスラム」と呼んでいる主要8カフェの現在の状況は以下のとおり。

「まやんち」(蒲田) 木金のみテイクアウト営業

「カフェ スリック」(蒲田) テイクアウトのみ(ただしテラス席は飲食OK)

「HITONAMI」(池上) 時短営業(店内飲食OK)

「ポッタリー」(大井町) 通常営業

「カフェ ゴト―」(早稲田) 通常営業(以前から)

「トンボロ」(神楽坂) 通常営業(今週から)

「パン日和あをや」(矢向) 通常営業(今週から)

「ノチハレ珈琲店」(矢向) 通常営業(今週から)

つまり「まやんち」以外は飲食することができるようになった。先日、電話で「まやんち」のマダム(八代さん)と話をした。ピーチメルバの季節(7、8月)には通常営業が可能になるかどうかについてである。マダムは慎重である。コロナの状況が予測できないということのほかに、現在、お一人でお店を回しているので、アルバイトの方がみつかるかどうかという問題や、女性客が多く(おしゃべりも盛んである)感染防止には神経を使いそうという問題がある。ピーチメルバのファンは多いので、テイクアウトで出せないかどうかを考えているとのこと。

もし「まやんち」の通常営業の再開に時間がかかりそうなら、「スーパーグランドスラム」のカフェとして「sannno2198」を加えようかと思う。

大森駅に戻る道すがら、「BAKE MAN」で買ったソーセージパンを食べる(昼食がまだだったのだ)。

蒲田に戻ってくる。今日の東京の新規感染者は28名と発表された。いい数字ではない。駅ビルの入口の貼紙に「新しい日常を日常にするために」とある。新しい日常とはコロナの時代の日常のことである。すでに日常になっているが、あえて「日常にするために」といやいや押しつけらるのではなく、主体的に引き受けていくという意味であろうか。

帰宅の途中、「ティースプーン」に寄る。今日はテイクアウト営業の日だ(今週から木曜に加えて土曜も)。

本日のテイクアウト商品。閉店(5時)まで残り30分を切っている。ティーパックとレモンのパウンドケーキ(2個)、そしてアイスティーを注文。

アイスティーもテイクアウト商品だが、島田さんとおしゃべりをしながら、その場で飲んでしまった。

では、また。

帰宅すると、区役所から特定定額給付金の申請書類が届いていた。私と妻の二人分であるが、私(世帯主)が一括して申請することになっている。振込口座を私の個人口座にして、妻には黙っている・・・ということは無論できないだろう。

夕食はハヤシライスとサラダ(+ゆで卵)。

食事をしながら『プレバト』を観る。最近はいきなり「俳句コーナー」から始まらず、後回しにされるようになった。視聴率が取れるコーナーだからだろう。

今日は「万緑に提げる遺品の紙袋」という出色の一句があった。2回目の登場の若手落語家(東大出だそうである)の作で、彼はこれで特待生に昇格した。夏井先生曰く「俳句の骨法がわかっている人」。

今日はレビューシート111枚に目を通した。

3時、就寝。

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