8時15分、起床。
パン、スープ(ボルシチ)、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
本日の『舞いあがれ!』。菱崎重工の航空機のボルトの発注は、結局、大手のライバル会社にもっていかれてしまったが、その代わり(だろう)、自動車部品の発注が来た。なんとなく中途半端な結末のようにも思うが、これがこの先の展開に生きて来るのだろう(たぶん)。それよりも悠人の様子がおかしい。彼のビジネスに暗雲が立ち込めている。
昨日のブログを書いてアップする。
「ライフストーリーの社会学」は最終回のレビューシートのチェックも終り、これからレポートの採点に取り掛かることになる。300部ほど提出されているので、3日はかかるだろう。
1時を回った頃、出かける。一階の窓辺のチャイは私を見送るためにいるわけではない。ここで道行く人たちを眺めていることが多いのである。当然、眺めることは眺められることでもある(カフェのテラス席の客みたいに)。我が家は「窓辺に猫のいる家」として道行く人たちから認識されているのだろう。
曇り日、そして寒い。
「ホンズ・キッチン」で昼食を食べようと思ったが、混んでいたので、久しぶりに「松家カレー」に入る。牛丼の「松屋」ではない。「松家」である。チェーン店ではなく個人経営の店である。
カツカレー(850円)を注文。カツにソースをかけて食べる。うん、わるくない。
卓上のらきょうと福神漬けが取り放題なのがいい。「カレーにらっきょうと福神漬けは欠かせない」という店主のポリシーがはっきりと感じられる。
よくわからないのは漫画喫茶のように漫画本がたくさん置かれていること(写真は一部)。あまり長時間いられる場所ではないと思うのだが、寸暇を惜しんで読むということだろう。開店したのは1996年ということだから、まだスマホのない時代、店内で漫画本を読む客はいまよりずっと多かったのだろう。
2時に予約している銀座の鍼灸院へ行く。
銀座四丁目の交差点に立つ円柱形のビル。ずっと「リコービル」だと思っていたが「三愛ドリームセンター」という名前であることを最近知った。向かいの「和光」や辻向かいの「三越」と共に銀座のランドマークだったが、近々、取り壊され60年の歴史に幕を下ろす。
治療を終え、東京ステーションギャラリーで開催中の「佐伯祐三展」を観に行く。ポスターに使われているのは最晩年の作「郵便配達夫」。展覧会の副題は「自画像としての風景」なのだから、ポスターに使うのは風景画あるいは自画像が相応しいと思うが、なぜ「郵便配達夫」なのかしら。
会場は、大阪、東京、パリという佐伯ゆかりの3つの都市で区分けされ、そこで描かれた作品が展示されている。時代順ではなく、都市別というところが今回の展示会の「売り」なのだが、そうすると困るのは、東京(落合)の風景画にパリでの経験が反映されていると解説されたりするのだが、観客はそのときまだパリの風景画を見せてもらっていないということである。メインになるパリの風景画は順序としての東京の後に観るのである。つまり説明が前後しているのである。佐伯は有名な画家であるし、その代表作のことも、観客はよく知っているという前提なのかもしれないが、どうも今回の配列はよろしくないように思う。
2つのフロアーに椅子やベンチがほとんどないというのも高齢者には不親切である。コロナの感染防止の観点からか、観客を滞留させないという考え方なのだろうが、疲れた。
会場を出ると、ベンチと飲み物の自販機が置かれたコーナーがあるので、そこでみんな一息入れていた。
出口のところに風景画と自画像を使ったポスターが貼られていた。地味だからメインのポスターには使われなかったのだろう。
夕食はカジキの煮付、いくら、めかぶ、卵と野菜の吸物、ごはん。
食事をしながら『プレバト』を追っかけ再生で観る。本日のメインは色鉛筆画の名人・特待生査定。クッキーが辻元舞を抑えて頂点に立ってしまった。クッキーがよかったというよりも、辻元舞がオムライスのデミグラスソースの描写がいまひとつ(濃さが不足)だったようである。
先日の授業の終りに学生からいただいたお菓子を食べる。
お菓子のほかになぜかキャンドルもいただいたので、灯してみる。
部屋の明かりを落としてみる。なにかの儀式みたいだ。
少し仮眠をとってから採点作業に入る。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時半、就寝。