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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月25日(火) 晴れ

2025-02-26 11:56:51 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、サラダ、珈琲の朝食。

あれこれの準備をして(ブログは後回し)、昼前に家を出て、大学へ。

最終講義の立て看。右から早い順に並んでいるようだ。一番右の東洋哲学の大久保良峻先生は1月中にすでに終わられている。その次のフランス文学の瀬戸直彦先生は明日だ。そして私は3月1日から(3月31日まで)オンデマンドで行う。冬木先生は3月8日だ。

最終講義のコンテンツ一式(音声講義のファイルを3つ、講義資料のファイルを1つ)をUSBに入れて事務所に提出する。

事務所の入口で事務長さんと立ち話。25年前、私が二文の学生担当教務主任だった時、事務所にいらした方である。その後、いくつかの部署を回って、数年前に事務長として戸山キャンパスに戻って来られた。あの頃はお世話になりました(いまもお世話になってますが)。

そのまま普通のゴミとして出せない資料を段ボール箱に入れて事務所に運ぶ。

昼食は研究室でコンビニおにぎり(鮭と梅)。

1時から教授会(オンライン)。先月、学位委員会で承認された博士学位申請論文は、無事、教授会でも承認された。

教授会は2時半頃、終了。

学内便を出しに教員ロビーに行ったら英文の堀内先生がいらしたので、しばらく立ち話。万年青年のような彼も60歳をいくらか越えたそうである。お若い頃に専任教員になられたので、文キャンでの教員生活の長さは現時点で私とほぼ同じである。あれこれのことを一緒に振り返ることのできる先生の一人である。

事務所に行って戻ってくるとき、39号館の横で現代人間論系の同僚の久保田先生とばったり会ったので、しばらく立ち話(今日は立ち話の機会が多い日だ)。久保田先生は3年前に鹿児島大学から移籍してこられた。下の名前は「治助(はるすけ)」で、「大久保孝治」と「久保田治助」で3文字もかぶっている。学生からは同じに見えるかもしれない。私が退職しても気づかれないかもしれない(さすがにそれはないか)。昨年度、オンデマンド授業「現代人間論系総合講座」を久保田先生、小村先生、清水先生と4人で一緒に作ったのは楽しい思い出である。おそらくその楽しい気分は視聴している学生たちにも伝わったのではないかと思う。

毎年、ゼミ論集の印刷・製本をお願いしている協友印刷の方が研究室に来る。今回が最後の依頼だ。PDFで作成した版下をUSBに入れてお渡し、頁割りについて説明する。表紙の色は早稲田カラーのえんじ色っぽいものにする。

おやつの鯛焼きを食べながら、まだ書いていなかった昨日のブログを書く。

ある信託銀行から「退職金特別プラン」のご案内というものが郵送されてきた。なぜ私が定年退職することを知っているのだろう。もしかして担当者が私のブログの読者なのだろうか・・・もちろん、そんなはずはなく、「大久保様におかれましては、大学ホームページを拝見しましたところ、この度つづがなくご定年を迎えられるとのこと、心よりお慶び申し上げますとともに永年のご功労に厚く敬意を表します」と書いてあった。そうか、大学のホームページね。

5時半ごろ、大学を出る。

夕食は肉じゃが、冷奴(+おくら)、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『プライベートバンカー』第7話(録画)を観る。

「あなたにもプライベートバンカーが必要かもしれませんね」

猫に小判だよ。

最終講義の収録中に気づいた原稿のミスを忘れないうちに修正しておく。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。