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フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月10日(月) 晴れ

2025-02-11 13:15:02 | Weblog

8時半、起床。

昨日のブログを書く。

昨日届いた「定年退職諸手続き」の書類によると、退職金の振り込み先は「諸経費口座」となっている。「諸経費口座」というのは主に個人研究費の立て替え払い分を振り込んでもらうときに使っている口座で、昔やっていた他大学の非常勤の給与や著作物の印税などもここに振り込まれる。私が自由に使えるお小遣い用の口座である。ここに退職金が振り込まれるというのは違和感がある(金額が多い上に、退職金は私の自由に使えるものではないから)。なので振込先を「給与口座」(毎月の給料やボーナスが振り込まれる家計口座)に変更する申請をする。とはいっても、退職金の一部は私の小遣いになってしかるべきなので(給料やボーナスの場合同様)、その「一部」というのが具体的にいくらかは、今後、労使間の、いや家計口座の管理人である妻との交渉にかかっている。

「頑張れ夫」

昼過ぎに家を出て、大学へ。昼食は「たかはし」で食べる。このところ「たかはし」に来る頻度が増えている。定年退職を意識してのことだろう。

肉豆腐定食(980円)。

3月末、「最後の晩餐」の「たかはし」版では(夜は営業していないので正確には「最後の午餐」だが)、この肉豆腐定食か二重弁当かの二者択一になるだろう。迷うなぁ。肉豆腐定食は温かくて美味しい。二重弁当は会議でたくさん食べた思い出が詰まっている。

明日から22日(土)まで戸山キャンパスは入試期間で教職員以外は立ち入り禁止となる。

なので研究室の片付けを人に手伝ってもらえるのは今日を逃すとしばらく先になる。

というわけで先週の金曜日にもお手伝いいただいたOさんと、Oさんが連絡をして来てくれることになったI君の二人に今日は来てもらえることになった。二人とも大学院のゼミの卒業生である。

土曜日の本の搬出作業の後で、研究室のドアの外に積んでおいた報告書・雑誌類を紐でしばってゴミとしてゴミ箱の横に積んでもらう(清掃の方、お世話になります)。さらに追加で研究室内に残っていた報告書・雑誌の類も同様に。また、書類や資料の類は、そのままゴミとして出せるものは紐で縛って出してもらい、過去の答案・レポート・会議資料・調査資料などそのまま捨てられないものは、段ボールに詰めて厳封して事務所に運んで行って「溶解」処分をお願いする。小さな食器棚と中に入っている普段使いのグラスやカップやお皿などもゴミとして外に出す。本同様、再利用してくれる方がいるといいと思うが、たぶんいないだろう。

折々にいただいた珈琲豆や紅茶葉。これは持ち帰ります。

6時前に本日予定していた作業は終了。三人で夕食を食べに行く。和食の「すぎうら」に電話をしたら今日は予約の客で満席とのこと。月曜なのに? 送別会のシーズンなのかしら。中華の「北京」に行ってみたら知らないうちに閉店していた。あらま。

というわけで久しぶりに西洋料理の「ベール」に入る。町の洋食屋さんである。

牡蠣のカークパトリック(カクテルソースをかけてオーブンで焼いたグラタン)。いきなりうまい。

ムール貝のブルゴーニュ風(バターとリキュールの蒸し焼き)。美味しいが、牡蠣に較べるとインパクトは落ちる。

白身魚の細切り揚げ。香ばしくて美味。

ドリンクは私とI君はウーロン茶。Oさんは生ビールをグラスで。

タコのトマト煮。タコの触感がいい。

ポークソテーボルドレーズ。ボルドーの郷土料理で、ワインやシャルロットを使っている。ポークソテーは香ばしくカリッとして食感がいい。

海老フライ。3本注文したら、かなり大ぶりなものが運ばれてきた。有頭だったが、丸ごとは食べなかった。

デザートはジェラード。4種の中から2種をチョイスする。私はベリーベリーとチョコバナナ、二人が何をチョイスしたかは忘れました。

最後のドリンクは私とOさんが紅茶。I君が珈琲。ちなみにOさんは珈琲が飲めないそうである。一種のマイノリティであり、それで苦労する(気まずい思いをする)こともあるそうだ。でも、私のように酒が飲めないマイノリティほどの苦労はないんじゃないのと言ったら、「いや、これがけっこうあるんですよ」と反論した。まぁ、たしかに喫茶店にグループで入って、「みんな珈琲」みたいな雰囲気はあるかもしれませんね。

「ベール」には2時間半ほど滞在した。地下鉄に乗る私はここで二人とは別れた。今日はお疲れ様でした。どうもありがとう、とても助かりました。

帰宅したの9時半頃。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。