フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

3月27日(金) 晴れのち曇り

2020-03-29 22:22:45 | Weblog

10時、起床。

昨日「ティースプーン」でテイクアウトしたスコーン、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

わが家の桜は葉桜になっている。

朝からの強い風もあって、花びらがどんどん散っている。落葉は掃除をするが、花びらは軽いからすぐにどこかへ飛んでいく。

ナツの墓に供えている水の器にも。

昨日、「ファブリーズ(除菌)」を購入した薬局に出かける。専門学校の桜並木を通って行く。こちらはまだまだ。

妻替え用の「ファブリーズ」を購入。

昼食は「ちよだ鮨」でテイクアウトした巻き寿司とお稲荷さん。

1週間前の金曜日(春分の日)、墓参りの後に妻と散歩した上野公園の桜並木が通行禁止になったとテレビニュースでやっていた。

週末は天気が崩れるそうなので(日曜日は雪の予報)、呑川の桜を見ておく。

女塚通り商店街の床屋さん。

大平橋の附近の桜。見頃も近くなってきた。

双流橋の上から上流(池上方面)を望む。

日蓮橋の附近。樹によっては見頃だが、全体としてはこれからだ。

蕾が目に付く。

さくら児童公園。ここの5本の桜は枝ぶりも見事で、毎年、楽しみにしている。一番左の桜は見頃を迎えているが、全体としてはやはりこれからである。

近隣の人たちのお花見スポットだが、今年はいつものよういはいかないようである。

わざわざ上野公園や目黒川のような超有名な場所に出かけていかなくても、それぞれの地元には地元の人たちだけのお花見スポットがあるだろう。それで十分なのではないかしら。

近くまで来たので「HITONAMI」に顔を出す。

ちょうど「子ども教室」というのをやっていた。

何か作っている。

ああ、蒸しパンを作っているのか。

梅ソーダを飲みながら見物する。

「HITONAMI」は週末も休まないそうだ。休むのも決意であり、休まないのも決意である。

呑川沿いを下って(蒲田方面)、東口の御成り橋通りを行く。

「カフェ・スリック」に顔を出す。

こちらは週末を休むことに決めたようだ。

「カフェって不要不急ですよね」とマダムが言った。「う~ん、そうですね・・・」と私はちょっと考えた。

分析的に考えると、「不要不急」というのは「不要」と「不急」の組み合わせからなる四文字熟語だが、「不要」=「不急」というわけではない。カフェは演劇や音楽と同じように文化の一部である(ちなみに私は現代人間論系総合講座の中で「カフェ文化論」という講義をやっている)。文化は「不急」であるが、「不要」ではない。それは人間の精神にとっての大切な養分である。それを長期にわたって「不要不急」として切り捨てることは、人間を精神的な栄養失調の状態に陥れるだろう。

シフォンケーキをテイクアウトしようと思ったが、生憎、ホイップクリームがもうなくなってしまったそうである。では、ドリンクだけに飲んで帰ります。

マロウカルピスを注文。

カルピスにマロウブルーというハーブティーを注いで作るドリンクである。マダムが注いでくれているのを写真に撮る。マロウブルーのハーブティーがカルピスの酸性と反応して、青→紫→ピンクと色を変化させるのである。

マダムもインスタ用にスマホで撮っている。

マダムが「スリック」を始めるにあたって、珈琲の淹れ方(紅茶メインのお店だが一応珈琲もメニューにある)を学んだ教室での同級生だった谷口(ヤグチ)さんがいらしていた。彼女はいま松戸で「one table」という曜日代わりのカフェでで水曜日に「and coffee0506」というお店を出して、いずれ自分のカフェを開業したいと頑張っている。「日常を彩ることで“カフェから街をつくる”」が彼女のコンセプトだ。

では、失礼します。

昼間は暖かかったが、だんだん風が冷えてきた。

夕食は餃子、ポテトサラダ、卵とワカメのスープ、ごはん。

餃子は2人前。

劇団「獣の仕業」の主宰立夏が自身のブログで「私は、表現を続けようと思う」と書いていた。→こちら

3時、就寝。


3月26日(木) 晴れ

2020-03-29 15:00:30 | Weblog

9時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

午後2時半ごろ、銀行にゼミ論集の代金を振り込みに行きがてら、散歩に出る。

カツカレーの「いっぺこっぺ」の前を通ると、店外で待っている客が二人いた。いつもより少ない。二人ならすぐだから久しぶりで並んでみる。実際、すぐに入れた。ロースカツ定食(1000円)を注文。

カツカレーというよりも、カツ&カレーである。カツとカレーは分離されている。カツカレーにしたい人は自分ですればよい。

とんかつソースももちろんおいてあるが、塩で食べることが推奨されている。

塩は二種類おかれているが、今日はこちらにしよう。「テキサス岩塩」。

塩を付けて(振りかけるのではなく)食べる。うまい。上ロースや肩ロースもあるが、この一番安いロースカツ定食で十分美味しい。最後の一切れまで塩で食べた。

「いっぺこっぺ」のお隣のビルの二階が「まやんち」だ。空いていたらここでお茶をしよう。

空いていた。待たずに入れた。店主の八代さん曰く、「小池さんの声明が効いてますね。今日は予約のキャンセルが何件がありました」。

*後記:「まやんち」は来週から当面の間、テイクアウトのみの営業となるそうである。詳しくは→こちら

私が今日、「まやんち」に来ようと思ったのは、空いているだろうと思ったからではなくて、店員のサトウさんがご家庭の事情でお辞めになるらしいとカフェ仲間のトモミさんに聞いたからである。ご本人直接うかがったところ、ご主人のお仕事の関係でフランスに行かれるらしいのだが、この状況で、いますぐにということではないらしい。私が一番驚いたのは、彼女が結婚されているということだった。「わかっちゃたわね(笑)」と八代さんが言った。

フレジエと紅茶を注文。

苺を使ったケーキというとわれわれはショートケーキを思い浮かべるが、フランス人はフリジエを思い浮かべる。

「バターとカスタードを合わせて冷やし固めた濃厚なクリームが特徴です。上面の酸味を効かせたフランボワーズのジュレが全体を引き締めております。リッチな苺のケーキです。」(「まやんち」HPより引用)

紅茶はサトウさんお薦めのものをチョイスしたが、彼女が既婚者だと知って、何をチョイスしたか忘れてしまった。

街を歩いていると、閉店した店をよく見かけるようになった。年度末だからか、今回のウィルス騒ぎの影響なのかはわからい。

これは間違いなくウィルス騒ぎの影響だろう。

散歩の途中で薬局を見かけると、何かあるかなと覗いている癖がついた。ジェルタイプのアルコール消毒液があったので、携帯用に購入する。

別の薬局には、消毒用エタノールがあったので、一本購入(一本しか買えない)。どちらの薬局も駅前からは少し離れた場所にあって、けっこう穴場である。

帰宅したときは、玄関を上がる前に、ジェル状の消毒液(真ん中)で手を消毒し、アルコールを含んだウェットティシュ(左)で触ったドアノブや照明のスイッチを拭き、最後に上着をハンガーに掛けて除菌用のファブリーズ(右)をスプレーして玄関を上がったところのハンガーに掛けておく(部屋にはもちこまない)。それから二階の洗面所に行って、うがいをする。

そろそろ夕暮れ。

「ティースプーン」に顔を出す。

昼にカツカレーをしっかり食べたので、夕食はここのサンドウィッチをテイクアウトしようと思う。

サンドウィッチが出来る間、オレンジティーを飲んで待つ。

桜のクッキーをおまけにいただいた。

私が本日最後の客だと思っていたら、閉店時間(午後7時)ギリギリというか、どんぴしゃりに、松浦さんがやってきた。

彼女は「ティースプーン」のロゴの制作者でもあり、足繁く通って、キャロットtチーズサンドウィッチやグラノーバをよく買われていく。「ティースプーン」応援団長みたいな方である。

私も応援団の一人として頑張ります。

夕食は「ティースプーン」でテイクアウトしたキャロットチーズサンドウィッチと苺あんバターサンドウィッチを妻とハーフ&ハーフ、サラダ、牛乳。

軽めの夕食の日々が続いているせいか、ウォーキング&ジョギングをしなくても体重が落ちている。

2時半、就寝。