フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月2日(木) 小雨のち曇り

2015-07-03 09:47:15 | Weblog

8時、起床。

母が亡くなってちょうど一月、今日は初めての月命日だ。

花屋に仏花を買いに行く。

花屋と同じ商店街にある「あるす」。まだ「営業中」の札は出ていない。

川越から妹が来る。

「濱清」から寿司を取る。

妹が「まやんち」へ行ってみたいというので私と妻と3人で出かける(昨日のうちに予約をしておいた)。

平日にしては珍しく満席で、しかも私以外は全員女性だった。妹は目を丸くして、「ここに1人で来たりしてるの?」と私に聞いた。「そうだよ」と答える。「よく来れるね」。「最初は少しとまどったけれど、すぐに馴れた」。

注文を取りに来たスタッフさんに「妹です」と紹介する(妻は何度か来ている)。

私と妹は久しぶりにメニューに出ていた蒲田モダンロールを注文。

妻は期間限定のマンゴーとココナツのチーズケーキ。紅茶は3人とも東方美人をチョイス。

焼き菓子盛り合わせを追加で注文。チェリーのタルトが珍しい。先週で終わったフォレノアールのチェリーが使われている。

「次はピーチメルバが食べてみたい」と妹が言う。はい、お任せください。

「まやんち」を出て、妻と妹は家に戻り、私はそのまま大学へ。

早稲田の駅を出たところで『ビッグ・イシュー』が売られていたので、一部購入(350円)。

5限は講義「日常生活の社会学」。

講義を終えて、雑用を片付けて、6時半に大学を出る。

電車の中で、この4月からオーストラリアに留学中のゼミ4年生のHさんからのメールを受信。向こうは冬に向かう日々だ。Hさんがこの時期に留学した一つの理由は、「就活を始める前に立ち止まって考えみたい」ということだった。就活の渦に巻き込まれて、疲弊し切っている学生たちを見るにつけ、「立ち止まって考える」ことの大切さを思う。異国の地に行かずとも「立ち止まって考える」ことは出来るかもしれないが、周囲がざわついている中で「立ち止まって考える」ことはなかなか難しい。距離を置くことはよい方法だ。孤独に耐えて、自分と向き合う静謐な時間の中に、いま、Hさんはいるのだろう。

7時45分、帰宅。

夕食は蕎麦。昼食をたっぷり食べた日の夕食は蕎麦というパターン。

母が通っていた近所の歯科医院の院長先生からいただいたどら焼きを食べる。