フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月11日(土) 晴れ

2015-07-12 10:10:34 | Weblog

 7時半、起床。

トースト、サラダ(ハム、トマト、レタス)、紅茶の朝食。

9時半に家を出て、大学へ。土曜日だが、公私の用事がある。

東京駅丸の内北口の風景。普段はサラリーマンばかりだが、土曜日は家族の姿がチラホラ。今日も梅雨の晴れ間の一日。

事務所に書類を持って行く。

11時に研究室に早稲田大学一文社会学の同窓会の会長のS先生と幹事のS先生が見えられる。どちらも私の大先輩である。9月の下旬に同窓会の総会があるのだが、そこで何か話(講演のようなもの)をしてほしいとの依頼。確か去年は長谷先生がやられたと思う。こんな内容を考えていますという話をする。

「寛永堂」の大納言清澄でおもてなし。(写真はお二人が帰られてから撮ったもの)

1時に卒業生(ゼミ4期生)のWさんが夏らしい出で立ちでやってくる。

昼食を食べに「すぎうら」へ行く。ここに来るのは久しぶり。昼の時間は和定食の店だが、「たかはし」と比べると上品で高級感のある店である。

私は焼き魚(銀鱈)の定食、Wさんは刺身定食を注文。Wさんはこのところ飲み会続きだったので、ヘルシーな和食が食べたかったそうだ。

Wさんは大宮にある会社で働いている。上司や先輩たちから期待されていることを日々感じながらの職場生活のようである。私生活の方も充実して、週末は、中学時代の友人、高校時代の友人、大学時代の友人、職場の同期、そして彼氏と会っている。自宅も職場も埼玉にあるので、地元志向型の重層的(年代的)なネットワークが展開されているようである。昔の友人というのは大切なもので、新しい友人はこれからも作れるが、昔の友人は二度と作れない。だから昔の友人と会ったときは次はいつ会おうかという相談をしてから別れるようにしているとのこと。私も高校時代の友人Kとは年に3回、春夏秋に茅野にある彼の別荘(安楽亭)で会うと決めている。なぜ冬はないのかというと、安楽亭の冬はとても寒いからである。

研究室に戻る途中、食後のコーヒーを「カフェゴト―」で飲もうかと思ったが、3時にWさんとゼミ同期のTさんがやってくるので、「カフェゴト―」には3人で来ようということになった。

Tさんがやってきた。手にケーキらしき箱をもっている。空けてみると「カフェゴト―」のチーズケーキと洋梨のフランフランだった。Tさんは学生時代から「カフェゴト―」の大ファンだったのである。でも、なぜ4個なの(3個でなくて)?深い理由はなくなんとなく4個買ってしまったようである。それぞれを2つにカットして、シェアして食べることにする。

カフェ仲間の陶芸作家、清水直子さん作のお皿とカップでいただく。各人、好きな図柄のものをチョイス。

私は鳥の図柄の皿と猫の図柄のカップ。

Tさんとは一年前に長野で会った。そのときは地元のテレビ局で営業(スポンサー集め)の仕事をしていたが、この春から東京に異動になり、同じ営業でも内勤(スポットCMの割り振り)の仕事を担当しているそうだ。生活環境が大きく変わり、いろいろと大変そうである。研究室で話をしている間も小さな咳をしていた。風邪がなかなか治りきらないのだそうだ。それでも終始笑顔を絶やさないので、なんだか、こちらが切ない気分になってしまう。くれぐれもあまり無理をしないようにね。

5時半頃まで研究室でおしゃべりをして、6時から新宿で開かれるゼミ4期生+5期生の飲み会へと向かう。

飲み会には4期生が4名、5期生が13名集まった。5期生はこの3月の卒業以来、リアル空間で集まるのは初めてのようだった。全員と話をすることを心がけたが、当然、一人一人と話す時間は短かった。それでも各人の近況は知ることができた。 ここで紹介したいようなエピソードもたくさんあるが、それはいずれ個別に会う機会があったらそのときに。

今日、ここに集いし17人の若者たち。未来は君たちの手の中にある。大切に、大切に育ててください。

私は一次会で失礼した。

9時半、帰宅。