おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

オジサンの夏休み

2017-09-06 20:24:06 | Weblog
オジサンは夏休みでも2~3日に1回、おひるね茶家に通っている。
この前までは、夏野菜の収穫が中心だったけれど、今は草取りや畑の畝起こしが中心である。
今日もその予定だったけれど、朝からしょぼしょと雨が降っている。もともとサボリっこのオジサンはこれ幸いと中止を決め込んだ。

ナニが街に出かけて、本など買いたいと言う。これはきっと美味しいお昼をゴチになれるに違いない。オジサンはいそいそとお供するのである。
今日はお寿司を食べた。10貫ほどのお寿司とコロッケ、やっこ、味噌汁がついて「700円」である。ああびっくりした。大盛りは100円増しで3貫プラスである。消費税も込みである。こういう時、オジサンはついビールが飲みたくなる。ビールを飲んだら自腹という厳しいルールが今日も適用された。



アチコチ買い物をした中で、オジサンの最大の収穫は、写真の靴下である。左と右の模様が違うし、ものすごく派手だし、こんなの履いてたら楽しいでしょ?3年ほど前にナニが買ってくれてから、大のお気に入りなのだが、なかなか見つけられない。ようやく去年1足だけ見つけただけ。それが今日は3足もあったの。
もう嬉しいのなんのって。
ところで、この靴下、どこに売ってるかご存知?
あんまり教えたくないけど、100均です。もうびっくりだよね。
コットンが入っているので伸びないけど、しっかりして履き心地はとてもいいよ。

さて、暑さのなかあまり外に出かけるのもおっくうで、昨日はこんな本を読んでみました。
「暮らしのなかのニセ科学」(佐巻健男)、そんななかで面白かったことをご紹介しましょう。
まず脳の話、人間の記憶というのは過去を巡るストーリーの集積だとか、脳は重要でないと思うことを省略したり、都合の悪いことを削除したり、別の過去を混ぜ込んだり、まったく架空の出来事をつなぎ合わせたり、事実や人物をシャッフルするなど、ストーリーを編集しながら、記憶としてしまいこむのだそうだ。

歴史をヒストリーというようにストリーの仲間に違いない。(語源は知らないが)
そんなことで、過去の思い出したくない出来事を消し去ろうとする、歴史を書き換えようとする人たちが、この頃目立ちます。
最近も、関東大震災のときの朝鮮人虐殺のことが話題になっていました。もうこの時代のことを直接知っている人はいませんが、前回お話した加賀乙彦さんの「永遠の都」でも、皆で匿っていた仲間の朝鮮人が同じ職場仲間の告げ口で虐殺されてしまう話が語られています。これもストーリーには違いないのですが、きちんと読んでおきたいと思います。

この本は、他にもあらゆるサプリメント、ダイエット食品・方法、水ビジネス(ミネラルウォーター)、マイナスイオン、除菌・抗菌など徹底的に否定しています。オジサンもほとんど信じないのですが、たまには気になって、筋膜ストレッチとか、血液サラサラなんて信じたりします。血中酸素が少ないので鉄分の入ったヨーグルトなんかも飲んでみました。これもかかりつけのお医者様に意味なしと言われてしまいました。
(ただし、私の症状の場合はという前提で)
さらにかつてとても気になった、EMも全否定されてしまいました。

きっと、これをお読みになる皆さんも、いろいろな健康法をお持ちだと思います。この本の著者が正しいかどうかはわかりませんが、少なくとも「個人の感想です」と小さく書いてある広告は信じないほうがいいみたいですね。