ダブルイルミネーション

ＷＢＣで日本はやりましたね。　みんなが心配したイチローくんも最後に美味しいところを持っていきましたね。　日本中が盛り上がって少しは元気が出るでしょう。　良かった良かった！
ところで、今回のゲーム方式：ダブルイルミネーション（Ｗ・ＩＬＭＮ）って分かりましたか？　Ｗ・ＩＬＭＮの専門家としては、いささか語る責任があります。
Ｗ・ＩＬＭＮとは、敗者復活戦を含むトーナメント方式のこと、いずれのチームも２回負けた段階で順位が決まります。　従って、勝ち続けたチーム、１６チームであれば、４回続けて勝てば優勝、３連勝して最後の決勝で負けたチームはもう一度再優勝決定戦を戦う権利があります。（一度しか負けていないので）
ところが、ＷＢＣの場合は、１次ラウンド（1Ｒ）のＷ・ＩＬＭＮの後にゾーンの順位決定戦を入れ、２Ｒで再び振り出しに戻ってＷ・ＩＬＭＮをやって、４チームを選んでから、普通のトーナメント（準決勝・決勝）で日本が優勝したという次第です。
ただでさえややこしいＷ・ＩＬＭＮ方式をさらに複雑にしたために、日本と韓国は５回も戦うことになってしまいました。　一番一所懸命のチーム同士でよかったですね。
緒戦から３連勝した日本は優勝して納得できますが、同じプエルトリコは圏外に消えてしまい、ちょっと許せない気持じゃないでしょうか？
本来のＷ・ＩＬＭＮ方式は、番狂わせの起きやすいトーナメント方式の欠点を補うために考えられた方法ですが、一度負けたチームが優勝するには大きな回り道をしなければなりません。
まあ、どちらでもいいか？　おじさんの自己満足でした。

おひるね茶家の木瓜に目白が来ています。　見えますか？

またちょっと違う顔をした水仙を見つけました。