おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

ポルトガルへ(その1)

2013-04-13 20:12:52 | Weblog
ほぼ10年ぶりの海外旅行は、ユーラシア大陸極東の日本から
極西の地、ポルトガルへ。

中部空港からフランクフルト経由、ポルトガル第2の都市、ポ
ルト到着はほとんど24時。(現地時間) 長い乗り継ぎ時間
もあわせて、まるまる24時間かかったことになる。

世界遺産のサンフランシスコ教会、アズレージョ(名物の藍色の
タイル)張りのアルマス教会など見た後、ポルトワインの故郷
を訪ねる。日本でも知られた「サンデマン」の貯蔵庫では、あ
の甘いワインを、白も赤も試飲させてくれる。発酵の過程で何
か(コニャック?)を加えるとこの甘さが出るらしい。いずれ
にせよ、とても飲みやすく、お土産にしたいくらいだ。

午後は、第3の都市、コインブラへ。ここはポルトガル建国の
ころ、最初の首都が置かれた街、今はコインブラ大学を中心に
落ち着いたたたずまいをみせる。

今年はヨーロッパも異常気象とか、この地はふつうなら日本と
同じくらいの気候、気温も15度から20度くらいの過ごしや
すさのはず。ところが今日はまさに寒風烈雨である。
美しいナザレの街も海岸もちょっと覗いただけで身をすくめて
いる。名物・いわしの塩焼きは、日本のモノの3倍はあろうか、
真っ黒けに焼いてくれて、生臭くはない。オジサンもなんとか
3匹たいらげる。

午後は、オビドスの城砦都市を見る。藤やカラーなどを咲かせ
てきれいな街並みである。古代の水道橋や城壁など、ローマの
威光はここまで届いている。

そして、リスボン着。ポルトガルにはお土産というほどにモノ
はなく、アズレージョは興味ないし、重いし・・・・・。
オジサンは、ここで唯一の買い物4ユーロのベルト、これは安
いかな。総じて第1次産品や第2次産品は安く、工業製品は高
い。消費税が6%から段階的に高くなる設定ではあるが、そう
いう国なのだろう。

ちょっと疲れたので後半は次に・・・・・。

写真を載せておきましょう。

ポルトの街、尖塔は市庁舎か?


アズレージョで飾られたアルマス教会


サンデマンのガイドさん(ポルトワインのキャラクター)


コインブラ大学、内部は古色蒼然としている。


いわゆるシャッター商店、日本とはセンスが違いますね。


ナザレの町と海岸、天気さえよければ絶景なのに・・・・・。


マゼラン記念塔


パターリア、勝利のサンタマリア修道院聖堂
これはマゼランのお墓だっけ?


城砦都市、オビドスの全景