若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

モデル体験

2008-06-04 10:25:12 | その他
渡良瀬通信という雑誌の撮影で、友人にモデルをお願いしました。プロのモデルさん以外は、大抵カメラの前で最初は固まってしまうものなのですが、彼女は大物なのか、もともと才能があったのか、素直な笑顔を振りまき、自然な写真が沢山撮れたようです。7月号の渡良瀬通信、是非ご覧下さい。

写真屋さんになる以前、モデルを頼まれたことが2回だけあります。それはそれはカチカチの酷いモデル振りだったと、今思い返しても恥ずかしくなります。

1回目は、銀行OL2年目のとき。就職活動用のパンフレットに「現在活躍中の先輩」として掲載されました。電話を取っているシーンや上司とお話しているシーンを撮影していくのですが、そのときのカメラマンが結構無茶な注文をする人で。「うーん、目の中に光が欲しいな。やる気がみなぎる感じの目力をココでくださーい!」なんて言われて、余計にガッチガチになった記憶があります。無理だよねぇ、そんなの。

2回目は、インターネットの会社にいたとき。とらばーゆという雑誌で、「無謀な転職をした人特集」(正しくは、「未経験の仕事に転職した人特集」です)というページに掲載されました。といっても、別に私がその会社で大成功していたから、とらばーゆが目をつけた訳ではなく、会社のPRとしてそのページの依頼を受諾、一番無謀な転職組は……と上司が見回したらマツモトだった、ということです。その時も、カメラを向けられると、「てへっ」と笑ってしまって、「うーん、イメージがちょっと違うんですね。バリバリ働いてるぞ、という雰囲気で!」と言われてしまったのですが、実情がそうではなかったので、最後まで「てへっ」と笑い続けてしまいました(結局、「てへっ」が掲載された)。

無茶な要求はせず、その人の自然な笑顔を引き出せる写真屋さんに……なりたいですね。

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