若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

コンサートをつくる

2013-10-28 15:39:47 | 音楽(足利市民合唱団)

以前、二代目が写真展をさせていただいた久叡館で昨日、コンサートがありました。わたしが、追っかけをしているメゾソプラノの高橋ちはるさんが、我々の合唱団のピアニスト田部井美和子先生とリサイタルをしてくださったのです。いやぁ、今回の追っかけは近くて助かりました。

 

数日前にコンサート会場設営が行われると聞き、『ここはファンとして参上せねば!』と、お手伝いに伺いました。平日なので、人の手は少なく、台風近づく荒天、重い荷物(普段リビングルーム等に使用している空間すべてに座席を組み、70名超の客席を作っちゃうのです!)、覚悟して向かいましたが、なんとその現場の明るく楽しそうなこと!田部井先生のご両親・ご姉妹・ご子息などが大集合し、「やれ、そっちを持て!」だの、「ハサミがない!ハサミが!」だの、「おじーちゃんはどこ行った!」だの、わいのわいのと準備をするサマは、何だか文化祭の前日のようなノリ。当日のエレガントなイメージとは全く異なる空気感で、とても楽しい雰囲気でした。

 

埃まみれになり(普段、機材はすべて倉庫にしまわれているため)、疲れた腰をさすりながら、コンサート主催者である田部井先生のお母様が、

「楽しいわねぇ。皆さんが喜んでくれるって思ったら、ホント、嬉しくなっちゃうわねー。」

と、ふと呟きました。

 

いいなぁ、こーいうの♪

 

 


昭和時代の洋楽スペシャル

2013-10-18 03:22:39 | 日々雑多

今日の作業が一段落したのに、ラジオの『ひと昔前の洋楽スペシャル』が面白過ぎて、勿体なくて布団に行かれません(いま、"Always"(Atlantic Starr)"が終わり、映画アラジンの " A Whole New World" が始まりました。さっきは "Take on me" (あーは!)までかかってたしなぁ)。

 

そういえば以前インターネット関連会社にいたとき、取引先とのお酒の席で、「松本さんほど旦那さんを盲目的に信頼している人種にはじめて会った。」と言われ、その会社の人たちからその後、『ジャスミンさん』と呼ばれていました(映画『アラジン』の中で、"Do you trust me?"っていう台詞が有名だったから)。いま思い返せば、ちょっとバカにされ(からかわれ)ていたのかも。慣れない業界の、慣れない職種(営業でした)で、どう考えても無理してた時期なので(笑)。

 

さて、今はマライアとBoys II Men の"One Sweet Day" です。うーん、参ったな。ところで、Billy Joel の "Piano man" って、彼自身がピアノ弾いてないって知ってました?ちょっとショックだったなぁ(とても有名なピアニストが弾いてるそうですが)。


3ページ目

2013-10-14 21:06:20 | 映画と本

ちょっとくたびれてきました。昨夜は自己設定甘甘ノルマさえ果たせず寝落ちてしまったのに、今夜も全くやる気が出ず、「いいや。たまには休憩だ。」と自分に言い訳して、PCをオフしました。

 

二代目は、仮眠中。とても静かな夜です。『積ん読棚』(買うだけ買って、いつか読もうと積んでおく棚)から、結構楽しみにしていた一冊を抜き出して、読書の友をガサガサと開け(読書の友は、このタイプの他に『柿ピー』なども採用されます)、遊びだしました。

 

ときどき、「嘘みたいな出会いだな。」という文章に出逢うことってあるけど、今日のは笑えるほどだったので、引用を。因みにこの文章、小説始まって3ページ目で出逢った文章です。

 

『……ぼくの中のあるものが突然萎えていった。受験勉強など、もうどうでもよくなってしまったのだ。それで、きょう一日だけ休憩だと思った。きょう一日だけ好きな本を読もう。勉強はあしたからだ。』

 

短編1本、一応読みましたが、何だか3ページ目から身が入らず、PCに戻ってきました。今夜は頑張って、昨日の分も合わせてノルマをこなすことにします。宮本輝さん、やっぱり私には居なくてはならない作家さんです。

 


一人メシ

2013-10-11 02:01:52 | 日々雑多

ガーデンプレイスでお好み焼き、有楽町でタイ料理、上野で中華料理、と勝利が続いていた一人メシ体験で気を良くしており、昨日新たな挑戦をして……玉砕しました。嗚呼、きっとまた私は次の機会、「食べたいものに挑戦!」ではなく、「手っ取り早いカフェかマクド」に逆戻りです。がっくし。

 

ずっと気になっていた未体験料理『エッグ・ベネディクト』。昨今のお洒落カフェや、ハワイ・アメリカ系パンケーキのお店の定番らしいと知り、昨日の一人音楽会の最寄駅で食べられるお店を探して、行ってみました。『2時間待ちはあたりまえ』というネット情報の割には、すんなり入れて(まぁ、夕方の4時なんていう中途半端な時間だったからかな)、首尾は上々。ご機嫌で、周囲のお嬢さんたちを眺めたりしながら念願の『エッグ・ベネディクト』ちゃんの到着を待っていました(ところで、そのお店はパンケーキのお店だったのですが、テーブルに鉄板が付いていて、みんな自分で焼いて食べてました。まるでお好み焼きみたいに)。

 

思わず店員さんを切なく見上げてしまいました。「すごく多い……ですね」と。

 

これ、普通に考えて2人分。店員さんは、「はい!当店はボリューミーが自慢なんです!美味しいですよ!」と爽やかスマイル♪ いやぁ、参ったなぁ。

 

そうは言ってももう私は頑張るしかない!と格闘をスタートさせたところが、超酸っぱい……。私は『エッグ・ベネディクト』の何たるかを誤解していたのです。甘いのかと思ってました。パンケーキにお肉と目玉焼きとクリームソースがかかっているのかと。ものすごい分量のサワークラフト・キャベツからマフィンにたっぷり沁みこんだ酸味が何ともつらくて、でも、誰も助けてくれないし。ちっとも減らないお皿を店員さんが見てる気がするし。

 

せめて付け合せのポテト(ジャガイモ3個分くらいあったぞ)だけでも完食しようと頑張ったんだけど、だんだん変な汗かいてきちゃって、胃も痛くなってきちゃって、これから大切なコンサートに向かうのに、体調不良になる訳にはいかないので、「旅の恥はかき捨て。本当にごめんなさい!」と席をたって、そそくさと会計を済ませて出ようとしたら……店員さんから(やっぱり見てた)、「お味に何か問題がございましたか?」と尋ねられてしまった……。

 

嗚呼、本当にごめんなさい。ワンピースを着ていた私。膨らんだ胃をきちんと形どって見せて、「ほら。こんなに。もうお腹がいっぱいで、どうにも。本当にごめんなさい!!」と走り去ってきました。

 

今日はギャル曽根ちゃんになりたかったです。お店の優しい店員さん、本当にごめんなさい。