若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

ギャップ

2009-02-28 14:58:13 | その他
いつも長靴に軽トラ、真っ黒な手でお店にやってくる(多分)農家のおじさまが、スーツでビッシーっとキメている姿を見ると、妙にかっこよく見えたりします。逆に、スーツでしかお会いしたことのなかった方の休日ラフ姿も妙にかっこよく見えることがあります。

そう、ギャップというのは、何故か魅力の源になりがち。

OL時代に、とっても美人ちゃんの同期がいました。スーツか制服で、髪をまとめた姿しか見たことがなかったのですが、初めて一緒にスキーに行った時、髪をおろして、オーバーオール姿で駅にポツンと立っている彼女を見て、「うわ、か~わい~」と女ながらに見惚れてしまいました。『いやー、男だったらイチコロだな』とか思っちゃいました(まだ20代前半の頃なんですけど、私ってその頃から考え方がおやじっぽい?)。

私は普段コンタクトなのですが、最近は目医者さんに「なるべくメガネにしなさい」と言われて、しぶしぶメガネの日が多くなっています(メガネ嫌い)。先日、ある足利の重鎮おじさまに「お世話になりま~す」とご挨拶。でも、ポカンと「君は誰?」オーラを出されてしまって、あれ?いつも覚えていて下さるのになぁ、と「マツモト写真で~す」と続けたところ、「え?あーあ、マツモトさんか。メガネかけると全然違うな、分からなかったよ。いやー、メガネかけると美人に見えるじゃないか!はっはっは。」と去っていかれました。

……って、あれ?……。美人に『見える』って何?しかも『メガネかけると』って……。

ちぇ。


美味しい

2009-02-26 12:36:31 | その他
最近の私の「美味しい」体験を2つ。
1.ある本を読みました。
2.ある老夫婦に会いました。

1.『人生はフルコース』という本を読みました。帝国ホテルの総料理長だった村上信夫氏の波乱万丈一代記でした。今とは異なった時代背景(戦前~戦後)の中で、フランス料理というものを極めるのがどんなに大変なことだったか、また晩年までこだわっていた美味しいものを追求する生き方など、一人の職人さんとして、尊敬する人にまた出会いました。残念ながら数年前に亡くなってしまったそうですが、帝国ホテルのレストランに一度、へそくりを握り締めて(私にはないから、二代目のハクション大魔王貯金箱に期待)行ってみたくなりました。


2.回転寿司に行きました。隣に老夫婦が座りました。

おじいさん「美味しいねぇ。この鯵も、本当に美味しいねぇ。」
(その後も、「美味しいねぇ」連発)
おばあさん「○○を頼んだのに、遅いわねぇ。」
おじいさん「見てごらんよ、こんなに混雑してるんだよ。そりゃあ、店員さんも忙しいよ。」
おばあさん「そうですねぇ。」
(そして、私達より先にお帰り)
おじいさん「(おばあさんに向かって)いやー、今日はいい所に連れてきてもらって……」

いい感じでした、とても。


習い事

2009-02-24 23:39:38 | その他
「もと銀行員だったんだよねぇ??」

…よく言われます。お札を1枚づつ「いーち、にーい」と数えてみたり、飲み会の割り勘を計算するときに、指を使ったりする度に。

だって、銀行員だったけど、直接お金を触ることなんて、無い部署だったんだもーん(開き直り)。

そして、『元銀行員』という肩書きが泣く季節がまたやってきました。税務申告の季節です。今では、会計ソフトという便利な代物があり、そんなに会計知識がなくても上手に書類が作れるようになっています。それでも、申告が終わるまでは、何回も見直したりしてなかなか大変。申告漏れがあってもいけないし、税金を払い過ぎるのも辛い。みんなの頑張りの結晶であるマツモト写真のお金だから、大切にしなくてはいけませんから、責任重大なんです、若女将。

この季節になると、「簿記、習おうかな」と思います。いくら賢いソフトがシャラーン!と書類を作ってくれるとはいえ、もう少し深い知識があるべきかな、とか。でも、習い事って続かないんですよね。スイミング、ピアノ、翻訳、スペイン語、フラメンコ、かな習字……あきっぽいんですよ、ホント。

やっぱ、止めとこ。
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花粉症がもたらすもの

2009-02-24 11:25:54 | その他
この時期になると、天気予報やドラッグストアで、「あぁ、春だな」と一種の風物詩になりつつある花粉症。身内に、まだ花粉症という名前が市民権を得る前からその症状とお付き合いしている生粋の花粉症患者がいるので、私自身は全くその症状はないのですが、「あぁ、この季節か」と少し暗い気持ちにさせられます。

つい先日、ある営業マンがやってきました。何度かお会いしたこともあり、ほんの少しですがお仕事をお願いしたこともある方だったのですが、何やら様子が変です。真っ赤な顔、涙目、お辞儀をしながらも顔は上を向いたまま……。「アレ、ですか?」と尋ねると、「はい、もう、この時期は(ズズッ…)、本当にお聞き苦しくて(ズズッ)、申し訳ないです(ハークション!)」。

とってもお気の毒でした。何か、お願いできるお仕事はないかとお帰りになってから真剣に考えてしまいました。

そして、その時に思い出したのです。私がある会社でほんの少し営業を担当したとき、ある先輩が、「クレームに対して謝りに伺うときに、雨が降っていたらすごいラッキーなんだよ。大雨なら大雨なほどいいの。」と教えてくれました。「こんな雨の中、靴をあんなに汚して、必死で謝りにきたのか。許してやるか。」とお客様は思ってくださる可能性があるから、ということでした。『はぁぁぁ、なるほど』と感心したものでした。私は結局、気候まで計算に入れるような敏腕営業マンにはなれず仕舞いでしたが。

この時期、つらい症状を抱えて頑張っている営業マンに少しでも「そんなに辛いカラダでわざわざ来たんじゃ」と仕事が舞い込みますように。そして、クスリを飲んで運転をしなくてはならない時に、事故にあいませんように。

サントリーホールで

2009-02-21 11:23:46 | その他
先日、かなり久しぶりにサントリーホールに行きました。以前、あの近辺で働いていた時期があったのですが、その会社では「今日はどこでランチするぅ?」という雰囲気ではなく「ランチは一人づつご勝手に」という空気だったので、サントリーホール前の広場でよく一人で、ぼそぼそとパンを食べていました。別に決して嫌な雰囲気だった訳ではなく、外資系で外国人も多かったし、日本人の人も何となく自立した人(表現を変えればウルトラ・マイペースな人)が多かったのかもしれません。

そして、昼休みが終わるまでボーっと噴水を眺めて、「サントリーホールかぁ。たまにはクラシックでも聴きたいものだ。」などと思っていました(その頃、私はすっかり音楽から遠のいた生活を送っていたので)。

今から思えば、経済的にも、生活的(土日祝日必ず休み!)にも、本当に恵まれていた時代。何が不満だったのかと自分でも思いますが、あの広場でいつもため息をついていた気がします。「あーあ、私、何やってんのかなー。コレが私のやりたい仕事なのかなー。」って。結局ずっと自分探し的な考えを持ち続けて、学生でもあるまいしって自分に突っ込みを入れながら、毎日を変えることも出来なくて。そんなジレンマから数回転職もして、何をしてもモノにならない自分がもどかしくて、結構困っていました。今になってみれば、その転職で様々な経験を積んだことが今何かと役立ってくれているのですが。

外的要因(二代目が突然足利でマツモト写真を継ぐことになったこと)で方向転換を余儀なくされた私でしたが、今のところイイ出会いだったな、と思います。今までで一番「私はコレをやってるぞ」とはっきり言える仕事に出会って、経済的にも、生活的にもあきらかに厳しくなりましたが、精神的には随分と豊かになっています。もう逃げられない、という覚悟もそれはそれで、強さを与えてくれるのかもしれないけど。

なーんてことを久しぶりにサントリーホール前のカフェでパンをぼそぼそ食べながら思い出しました。人に歴史あり、40年も生きればねぇ、色々あるやね。


美人……!?

2009-02-19 17:30:38 | その他
ウチの合唱団の舞台を観に来てくれた小学生(男子)が、団員ナンバー1美女を80名の出演者の中から目ざとく見つけ、『あの果物を売っていたお姉さんがキレイだった』と感想を述べたそうな。男ってやつは本当に……(笑)。

短大&OL時代、いわゆる合コンと呼ばれるモノにもたまには参加していました。特にそこから何も芽生えなかったので(友達すら出来なかった)、いい思い出もありませんが、私から見て「美人」だな、と思う子はいつも大人気。大抵、ドラマなんかだと美人は性格が悪いと相場が決まっていますが、私の友人は美人でなおかつ超いいヤツみたいなのが多かったので、まぁ、男性陣が夢中になってもしょうがないやね、というあきらめみたいな感じでした。

なんて、暗めなひがみ話の後は、ちょっと自慢話。

先日、足利の美人弁天事務局さんから突然電話がかかってきました。私を「月美人」というコーナーで取材にいらっしゃるとのこと。えぇぇぇ!?私が美人だって、そんなに有名なの?と思ったら(冗談ですってば)、何のことはなく、ご近所のお花屋さんが推薦してくださったそうです。

ご趣旨は「心の美人」ということだそうなので、まぁ納得しましたが、人生で多分始めて「美人」と呼ばれた私、ほんのちょっとだけ天狗になっています。

へっへっへ、月美人。へっへっへ。



めっちゃくちゃ褒められている『2月の月美人』サイトはコチラ

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無題

2009-02-18 16:04:19 | その他
今日、銀行で順番待ちをしていた時、ニュースで「オバマ大統領がアフガニスタンの兵力を増強」と言っていました。「えぇ!戦争はしない方向の大統領だと思っていたのに!ガッカリ!」とか言っていたと思います、一昨日までの私だったら。

昨夜、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』という映画を観ました。トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ主演のコメディーだと思い込んで(ナゼだか不明。予告編を私はそう捕らえてしまったようです)、レンタルしてきたのですが、実話に基づいた社会派映画でした。

自分では割とニュースや新聞にアンテナを張る方かな、と思っていましたし、両親にワガママを言って留学をさせてもらった人生なのだから、と外交問題にも無関心でいてはいけないと日々思っていました。でも、私がアフガニスタンについて知っていたことなんて、本当に僅かなことだったんだ、と悲しい気持ちになりました。

戦争はいけないと思う。それは絶対だと思う。だからどうして、とずっと思っていた色々な問題にも、色々な側面があるのかもしれない。そして、攻撃という行動を起こさないと、いつまでも命が奪われ続けてしまうことがあるのかもしれない……。

でも、やっぱり人の命を奪うことが正解のはずはない。映画の中では当然の報いとして命を落としてたソ連兵士にだって大切な人生が待っていたし、大切な人が待っていたのは事実なのだから、絶対に正解ではなかったに違いない。でも、だったらどうすればいいのか……そんなことを考えて、昨夜は本当に暗い気持ちになりました。

無力だから無関心でいいわけではない。私に出来るのは、関心を持ち、知識を持ち、意見を持つこと、今はそう思うことしかできません。


いい音楽の代償

2009-02-17 10:10:46 | その他
サントリーホール(溜池山王)での演奏会後、浅草発最終(9時45分発)の特急電車で帰ろうと決めていました(各駅停車ならもう少し遅くまであるのですが、足利まで2時間近くかかるので、ちょっとしんどいなぁと)。フィナーレを我慢すれば余裕なことは分かっていましたが、昔、母がメサイヤを聴きに行き、最後のアーメンコーラスをあきらめて帰ったために、「あの日のメサイヤが終わらない」と何年も言い続けていたことを思い出し(去年の暮れに藝大メサイヤへ一緒に行き、めでたく母のメサイヤが完結したようです)、フィナーレが終了するまで時計は見ないことに決めていました。

演奏会終了!
携帯の電源をオン!(既に席は立っている)
うわっ9時15分だ!間に合うのか、自分!?
とりあえず頑張ってみるか!

サントリーホールを殆ど1番に飛び出し、溜池山王駅までダッシュ(また駅構内がホームまで遠い)、銀座線の中で、浅草まで行くより途中で乗り換えて北千住まで行く方が得策であることを判断し、上野でまた猛ダッシュ!ホームへ私が走りこんだ瞬間に日比谷線が(ラッキー)!電車の中で足踏みをして、北千住駅でもダッシュ!目指す特急電車の発車2分前に券売機にたどり着きました。

かかとの高い靴で、普段ラジオ体操をするだけでゼエゼエしてしまう私が、そこまで走るとどうなるか……。そうです、今日もまだ太ももが筋肉痛で情けない姿で階段を上り下りするのを家族に笑われています。

田舎に暮らしていると、いい音楽を聴くにも、体力が必要です。
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珠響(たまゆら、と読みます)

2009-02-16 10:10:58 | その他
突然予定が空いてしまった週末。大ファンのvox humanaが出演する『珠響』のチケットをネットでカチっと購入(便利な時代だ)、とっても久しぶりにサントリーホールに行ってきました。

ピアノ、ギター、うた(vox humana)、尺八、能楽、狂言、和太鼓、書家、ヒューマンビートボックス等々……の出演者が1つの舞台を創る、という情報だけだったので、イメージとしては、『プリンアラモードと白玉クリームあんみつ』を同時に食べるみたいな感じ?と思っていました。

お琴と書道家の方の共演オープニングから、和太鼓でのカーテンコールまで、全く経験したことのない舞台でした。

先日友人に、「ずっと現代音楽って苦手意識があったけど、vox humanaの演奏を聴くようになってから、全ての音楽に興味対象が広がってすごく楽しくなった」とメールに書いたところ、「それは凄い影響力だ」と言われました。昨日の舞台なんて、まさにその代表格。vox humanaに出会ってなかったら、私は絶対に行かなかった(ってか知らなかった)だろうから、お琴の調べがあんなに優しいとか、人の声のハーモニーの中でギターが歌うように流れる様とか、人の声がドラムみたいな楽器になることとか、和太鼓の迫力に涙が出てしまう自分とかを知らないままでした。

本当に感謝してるんです、この出会いに!

冒頭の自分の表現を言い直すなら、『はじめて食べる食材が散りばめられた一流シェフによる和洋懐石』って感じの演奏会でした。あー、美味しかった、ご馳走様でした!
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手作り

2009-02-14 10:12:16 | その他
ハッピーバレンタインズデイ!

先日、バレンタイン売り場をウロウロしていると、手作りグッズの多いこと。材料から、ラッピングまでかなりの品揃えでした。「今日こそぉぉ、告白するぞおぉぉ」という人限定かと思っていた手作りチョコですが、最近は『友チョコ』も手作りするそうですね。ラジオで聞いた話では、『逆チョコ』(男子→女子)でも「意外性を狙って」、義理チョコでも「経費削減のために」手作りする人がいるとか。ふぅむ、そうなのか。

よくよく考えてみたら、私は今まで手作りチョコってあげたことないかも……。二代目に、手作りクッション(うわー、初心忘れるべからずって感じ!)とか、手作りネタ付チョコーレートとか(1個づつ包みを開けると、私からのメッセージというか、クスッと笑えて仕事中の気分転換になるような小噺が書いてある)はありますが、いわゆる『ザ・手作りチョコ』はないな、と。

そんな訳で、今チョコチップ・クッキー焼いてます。昨日は、朝から夜まで集中力を途切らせることの出来ない撮影だったので、二代目はグッタリ。しかも先週はかなり徹夜的な日が続いていたので、撮影予定の入っていない今日はゆっくり寝かせています(私が目覚まし時計さえ止めてしまえば、彼は永遠に起きてこない)。だから、このブログを彼が読む前にクッキーは無事焼きあがることでしょう。まぁ、一応保険として、彼の現在のイチオシ『リラックマ』チョコは用意してあるのですが。

しかし、冒頭の話。女の子側は義理/友チョコのつもり。男の子側は実は密かに片思い。そんな状態で、手作りチョコなんて貰った暁には、不必要な悲劇が待っているような気がするような、しないような。