若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

悔しい気持ち

2013-09-28 16:38:46 | 音楽(足利市民合唱団)

友人のお嬢さんが、ピアノのレッスンのあと、上手に弾けなかったと悔し泣きしていたそうです。「上手になる人っていうのは、そういう『想い』を持ってるんだろうな。情熱ってやつだろうな。」と、他人事のように思っていました。「それは、それは、将来が楽しみだねー。」なんて、オトナ目線で。

 

昨日の合唱団の練習。ラストに全員で合わせる2曲(難曲!)を終え、毎週「うー…ん。なんとも、かんとも……。」と帰路についていましたが、昨夜は終わるなり、悔しさがこみ上げてきました。それは、先週道筋を掴んでいた(はずだった)こと、みんなで「出来るようにしようね。」と影練習して出来ていたこと、気を付けていれば、集中さえしていれば、回避できたミス。そんなことを、先生に指摘されてしまったから。『ふがいない』、それがピッタリの言葉でした。

 

駐車場でみんなで恒例のお喋りをして(1時間も!)、二代目とラーメン食べに行って(ゴメンなさい)、家に帰ってきて……も、なんだかモヤモヤモヤモヤ。

 

金曜日の晩は禁止されている『ナオミの舟』(我が家のソファ。合唱の練習後はとても疲れているらしく、舟で寝落ちする確率がバカ高いため、禁止されました)に座り込んで、練習録音を聴きはじめました。「あーあ(…どうせ、すぐ寝てしまうに違いない)。」という二代目の目線をよそに、友だちのポヤっとした顔を凝視したまま2時間、練習をフルで聴きこみ、ちょっと落ち着いて(駄目さ加減に自分なりの納得をして)、一日を終えました。

 

そして、今。昨夜の悔しさっていうか、怒りに似た感情を思い返して、「あー、友人のお嬢さんみたいな『想い』、私にもカケラ位はあるんだなぁ。」と少し嬉しくなってます。また頑張ろっと♪

←ポヤっとした顔の友だち

 

 

 


魔性

2013-09-25 11:48:27 | 日々雑多

<沖縄行き 前>

1.『服は黒。人前で半ズボンなんか履けるか。』

2.『食事は、おかず一品に白い飯。幕の内弁当とか、小鉢で色々とか、面倒くせえ。』

3.『何よりも、いつなんどきも、仕事最優先。』(沖縄旅行も、前日までに撮影依頼が入ったらキャンセルすると言われていました)

 

<沖縄行き 後>

1.

 

2.

3.(まだ二代目は悩み中)

 

足利に戻って11年。何とか『新マツモト写真』も軌道に乗ったのかな、という気もするので、そろそろ二代目も仕事以外に、楽しい場所を見付けても良いのではないかな、と思っていました。

私が、『土・日仕事の職業なのに、合唱団に入るなんて無理。寝る時間もないのに、毎週練習があるなんて、絶対無理。』と何年も足踏みしたあと、結局「えいやっ!」と入ってしまったら、何のことはない、どっぷりガッツリ合唱団の活動にハマったように、彼にも、そんな居場所を見付けて欲しい。その結果、時には体力的にきつい日もあるけど、精神的にはものすごーーーく楽になるはず。だから、私は「とりあえず、見学だけでも行ってみたら?」って薦めているのです。この際、沖縄の魔性にとことん、ハマってみたら?って。

 

まぁ、時々、団体によっては、

(見学者なのに)「今日から新しい仲間の〇〇さんでーす!宜しくお願いしまーーす!」

「え?え!いや、あの私、見学……」

「自己紹介お願いしまーーす!拍手~~!」

なんて、強引な団体もあるには、あるけどー(笑)。


男の友情

2013-09-23 13:54:47 | 日々雑多

電車に一人で乗ったとき出逢ったショート・ショート・ストーリー(実話)。

 

<ケース1>

(高校生。部活動の帰りらしい団体)

先輩A:「おい、(後輩)B!1000円貸して。」

後輩B:「……は、はい!」

先輩C:「いいよ、B。俺が貸すよ。(Aに向かって)オマエ、後輩に金借りるなよ。Bは断れねーだろ。オマエ、〇〇にも金借りっぱなしだろ。言ってたぞ。よくねーよ、そーいうの」

先輩A:「……うん。(Bに向かって)ごめんな。」

 

<ケース2>

(最初聞こえなかったけど、何か苦言を伝えたらしい)

大学生D:「気を悪くしたら、ごめんな。」

大学生E:「そんなことねーよ。」

大学生D:「でも、友だちだからさ。他から言われるより俺が言おうと思ってさ。」

大学生E:「いや、ありがてーよ。ありがとな。」

大学生D:[じゃーな。またな。」(……と電車を降りた)

 

なんか、いい。男子の友情。


アルトの松本です。

2013-09-20 23:48:56 | 音楽(足利市民合唱団)

今年から第九の楽譜が変わると聞き、「これは、ここ数年温めてきた私の計画を実行に移せというお告げ!」と勝手に解釈し、30年間貫いてきたソプラノを離れ、アルトに挑戦中です。

 

自分で音楽を聴くときに、好きな声の種類や曲などがあります。そして、それと自分の声色が全く違うので、本当に残念だなぁ、と思っていました。ソプラノも、まさに天使のように、きれいに澄んだ声で歌われるとうっとりしちゃいますが、オペラや合唱などのような舞台を観に行くと、どうしても私はアルトやメゾソプラノに惹かれます。それはきっと、自分がソプラノだからってことも大きいのかなぁなんて思ってましたが、CDを聴いていても、つい内声を探してしまう癖があります。結局のところ、私が一番好んでいる音楽は、「ハーモニー」ってやつで、声がキレイに合わさった瞬間がぞくぞくするほど、好きなのです(キレイにってとこが、大変重要!)。そうなってくると、やっぱり厚みをもたらしてくれるソプラノ以外のパートに憧れるのは、きわめて自然な流れか、と。

 

専門家の先生方にお尋ねしても、今までは殆ど「間違いなくソプラノの声です。」と言われてきました。が、今回、反抗しちゃいました。どーしても、アルト歌ってみたくて。「好きでやってる合唱だもん、きっと好きなパート歌ったって許されるさ、うん。」と勝手に決めました。まぁ、ソプラノにいようがアルトにいようが、私一人動いたところで何も大きな変化がないというのが、合唱の素晴らしいところでもあるわけですが、一応「団」という組織なので、パートリーダーさんや団長さんにお許しを得て。

 

たーのーしーいーのーーーー♪

 

ぜーんぜんまだ危なっかしいし、今日も一番低い音出なかったけど(泣)、それでもなんというか、オードリー・ヘップバーンがローマで髪をショートにしたとき、こんな気持ちだっただろうな!的な新鮮さが溜まらない。「あぁ、ソプラノにつられる~。」と、嬉しそうに呟いちゃってます。

 

なんちゃってアルトから、一日も早く、ちゃんとちゃんとアルトになれるよう、こそこそ自主練、がんばりマッスル!(←浮かれてる)

 

 新しい楽譜と今までの楽譜。上部のライオンの絵は、別に落書きではなく、先生が板書したのを真面目に書き写しました。

 

 


最終日、南部戦跡へ

2013-09-13 01:33:56 | 忘備録

楽しく冒険に満ちた3日間を過ごし、沖縄での最終日、フライトまでの時間に南部の平和祈念公園に向かいました。このブログには何回も書いてきましたが、私は日本に暮らす大人でありながら、あまりにも戦争について無知なまま生きてきており、ほんの数年前からやっと目を向けるようになりました。『ライフワークだ。』と公言しておきながら、兵隊さんが書き残した文章を読むということさえ遅々として進まず、ときどき読めば、その晩は悪夢にうなされる体たらくです。それでも、今回の沖縄旅行では、必ず南部へ行こう、全ての悲しい現場を目の当りにしなくても、自分が可能な範囲で訪れようと決めていました。

 

それなりに勉強してきていたので、知っていることも勿論ありましたが、知らないことが沢山あったことが驚きでした。「予想していたより酷い。」のではなく、「そんなことがあったなんて、全く知らなかった。」というレベルで。

 

捕虜になった島民はどんな生活を送ったのか。上陸してきたアメリカ兵が何に苦しんだのか。どうして沖縄上陸戦があんなに長かったのか。どうして中でも悲劇が南部に集中したのか。犠牲になった方はどうしてそうなってしまったのか。他にも、もっとたくさん知るべきことがあったと思うのだけれど、全て見る時間も根性も無くて、随分資料を飛ばしてしまいました(それでも、資料館だけで2時間くらいはかかりました。膨大な展示数です)。

 

この場所はものすごく綺麗なところで、大変広大な敷地です。海を見下ろして、「なんて綺麗な景色なんだろう。」と暫く眺めていたのですが、どうしてこんな目に合わなくてはならないのかも分からず、震えながらこの海を見ていたであろう人々のことを思い出したら、急に怖くなりました。海がものすごく綺麗にキラキラ輝いていたからこそ、なんだか、なおさら残酷なような気がして。

 

本当に、怖かっただろうなぁ。

 

 

 平和祈念公園から眺めた海。


食こそ旅!

2013-09-11 00:04:30 | 忘備録

沖縄旅日記もそろそろ終わりにしなくては。

 

ということで、今回は沖縄グルメ旅!行きます!

 ←これ、今回の旅でNo.1でした。コザの「チャーリーズ多幸寿(タコス)」 この皮、また食べたいです。おかわりしちゃいました♪

 ←定番ブルーシール!さとうきびアイスって、ほぼ黒糖アイスでした。

 ←沖縄といえば A&W。予想通り、ルートビアは二代目ド・ストライクでした。

 ←コンビニでゲット。クッキー&クリームみたいな感じ。

 ←ポーク&たまご。食文化にも横たわる『沖縄が一時期アメリカだったんだ』の歴史。

 ←二代目念願のグルクン唐揚げ。やっぱり塩焼きより美味しかったみたいねー(前回、離島旅のとき、居酒屋のお兄さんの静止を振り切り、塩焼きにしてもらった)。

 ←恐々トライした海ブドウ。この美味しさは意外でした。ポン酢でさっぱり。

 ←揚げたてサーターアンダギーとポーポー。黒糖の優しい甘みが心地よく。

 ←ガツンと南国デザート。マンゴー&パイナップル!旨い!文句なし!

 ←定番・沖縄そば。手前はさっぱり、奥はこってり。

 

ふぅ……。ちょっと太っちゃった(笑)。

ごちそうさまでしたーー。

 


琉球村

2013-09-10 17:32:00 | 忘備録

二代目が『台風高波に負けるな根性シュノーケリング・ツアー』(本当は、青の洞窟へ行く予定でしたが、それは無理と判断され、別のスポットへバスで連れて行かれたそうです)に挑戦している間、私は『琉球村』という場所で、さまざまな体験をして待っていました。

 

まずは、最近ハマっているビーズ作り。トンボ玉というビーズを使って指導のお姉さんとお喋りしながらブレスレットを作りました。 ←肘側の方です。

 

次は、沖縄民謡などで、カランカランと印象的なカスタネットのような楽器『サンバ(三板)』の体験(踊りレッスンつき)。琉球の伝統的なおうちを移設した建物の中で、ムードたっぷりに教えていただきました(わざとなのでしょうが、三線の方と踊りの先生が本気で琉球語で会話していると、私には何を仰っているのかサッパリ分かりませんでした)。  

 

そして、メインディッシュです。南の国で苦手の克服を決心し(図工・美術の成績はいつも最悪)、挑戦してきました『シーサー作り』体験です。先生の見本をガン見して、親切な先生のご指導をガッツリ受け(製作中は手がねんどねんどなので、カメラは使えず、終了後にイメージを撮らせて頂きました。手前のメガネをかけた可愛らしい方が先生でした)、必死で頑張ること1時間……こんな感じになってしまいました。性格が出るのかね、やっぱり(泣)。一カ月後に焼かれて届くのが、まぁ、楽しみです。

 

海で激しく遊んできた二代目と合流し、文化的な一日も終わりました。

琉球村、楽しかったさー。

 

 


青空☆感謝

2013-09-09 21:17:46 | 忘備録

今回の沖縄旅は色々事前予約などをして、かなりしっかり計画を立て、出発を待っていました。が、ひとつ、想定外だったことが。それは、『台風襲来』。「どうやら逃れたらしい。」と思いきや、突然新しいやつが襲って来たり、生まれたり。こんなに、携帯電話の天気予報を睨み付けた期間もないってくらいでした(おかげで、今もつい日本地図の下の方を見るクセがついちゃった!)。

 

最初は、

「ヒコーキさえ飛べば、御の字!」と言い、

「エイサー祭りさえやってくれれば、それでOK!」と言い、

 「青い海を一瞬でも見られたから、もう大満足!」と言い、

 「高波で透明度はいまいちとはいえ、なんだかんだ潜れたし!」と言い(二代目だけ)、

……ながら、結局滞在中の3泊4日間、一晩だけ嵐が通っただけで、後は青空でした。いつから、こんな晴れ男晴れ女カップルになったんだろう???友人に言わせれば、それはその土地に『呼ばれている』証拠みたいなものらしいのですが。とにかく、毎日5時にピタっと目が覚めて、カーテンをひき、「やったーーー!今日も晴れてるーーー!」の、幸せな3つの朝でした。

 

 

2日目の夕方、馬に乗ったあと訪れた暴風雨の首里城にて、決死の顔ハメ。チケットもぎりのおばさまが呆れて見てました…… 

 

 

 


東京オリンピック

2013-09-09 08:23:20 | 日々雑多

お祭り大好き人間で、それ、オリンピックだ!やれ、ワールドカップだ!と大騒ぎしていつもTV観戦するくせに、前回の東京オリンピックの話しを耳にするたびに、「凄かったんだろうなー。いいなー。」って思ってたくせに、今回の東京オリンピック決定を、「いやっほー!」と喜べない自分を、何だかチョット寂しく感じていました。

 

でも昨夜遅く、ペルー人の友だちから、「おめでとう!日本の人はすごく頑張ってるんだもん!日本がいいって思ってたよ!」とメールが入り、せっかく世界の人が、「7年後は日本かー。」って楽しみに(100%じゃないのは分かってるけど)してくれてるのだから、私も楽しみにしようって思うようにしました。

 

私の周囲にちょっと話を聞いた感じは、今回のオリンピック決定への気持ちはみんなそれぞれ複雑そう。少なくとも、ニュースで見るように、「やったーー!ばんざーーい!」という反応には今の所出逢っていないように思います。今の日本人って、すごく複雑な気持ち・状況で過ごしてるんだなって、改めて思った一連の出来事でした。とはいえ、決まったことは、決まったこと。7年後というクリアな目標ができたことで、解決へ加速すること(やっと動き出すこと)もあると信じて、私も日本の根っこの先っぽで、出来ることを精一杯しよう。

 

それにしても、なんだかなぁ。東京じゃなくて、福岡とか大阪だったらもっと嬉しかったような、そんな気がするのは、地方在住者のヒガミなのかなぁ……。


海でウマ

2013-09-08 22:21:08 | 忘備録

馬とか牛とか、なんというか、大きくて目の優しい動物が好きです。新婚旅行のときも、宮崎県のガイドブックを彩る魅力的な観光地をすっ飛ばし、小さな牧場で時間を過ごしたほどに。

 

沖縄の離島旅行をした際、与那国島に渡ってこの与那国馬に乗る計画がありました……が、飛行機のチケットがとれず、泣く泣く断念。10年経って、ようやく夢が叶いました。とはいえ、私は「砂浜でのんびり優雅に乗馬」なイメージを持っており、申し込んだ際に牧場の方が、「暑いので、この季節は少し海に入るかもしれません。」と仰ったのも、「問題ないでーす。」と思っていました。

 

ところが、蓋を開けてみたら、それは相当ワイルドな娯楽でした(笑)。

 海の中をぽくぽく

 どころの騒ぎではなくなってきて、尻尾に捕まって泳ぐ

 台風接近中の荒波で、よくよく見てみればウマくんも相当キツそうです!

 

そして、塩水に入った後は、砂浴びが気持ち良いそうな!

 突然ひっくり返ったので、とても驚きました。

 

 

優しい優しい目をした与那国馬。  現在、故郷の与那国島では公式確認残数が60頭となっているそうです。大切に育てられ、増やそう、残そうと努力して、馬くんと一緒にお仕事をしていらっしゃったスタッフの皆さん(私たちを楽しませようという熱い情熱を、強く感じました♪)には、頭の下がる思いでした。ガイドブックには載っていませんが、一味違う沖縄のマリンスポー……ツ(と呼んでよいのか?)お奨めです♪

<うみかぜホースファームさんのホームページ>