若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

コブクロ

2007-12-31 17:15:03 | その他
コブクロがレコード大賞だそうです。
いつの間にそんなにメジャーになっていたのか、と吃驚です。おめでとう!

最初にコブクロを好きになったのは、数年前。足利に帰ってきたけれど、計画したことが全然具現化せず、気持ちばかり焦って、仕事は皆目分からない、小さくて古くて寒いアパートで、二代目に八当たりして、その結果ケンカを一杯して・・あー、今考えても暗黒時代。

ある時、仕事上、気が重い場所へ車を走らせていて、ラジオから流れてきたのが、コブクロの『DOOR』という曲。涙がバーバー出て、気持ちがググっと引き締まって、甘えていた自分が情けなくなって、「努力してないだろうよ、努力を!」と叱られた気がしました。

仕事も覚えよう、気分転換がしたいなら自分で見つけよう(→合唱団に入りました)、二代目だって同じくらい(いや、私よりもっと)ツライのに八当たりなんて、もってのほか!そんな風に考えられるようになっていったのでした。

だから、コブクロには勝手に感謝してます。テレビとかで見ると他人に思えない。恩師を見るみたいな目になっちゃう。

2007年も元気に過ごしてこられました。2008年も元気で、きちんと努力して頑張る1年にしたいと思います。

みなさま、良いお年を~。

わたしの居場所

2007-12-30 10:28:01 | その他
銀行時代の方々と飲み会をしました。
一時期、家族よりも長い時間を一緒に過ごしていた人々です。

私が働いていた銀行には、山のように優秀な人々がいらっしゃいました。飲み会では、どうしても仕事柄経済談義となり、「何のコトを話していらっしゃるやら、さっぱり」という時間帯があったものです。

そして、今回の飲み会でもそんな時間帯がやってきました。ニコニコ笑っていますが、実は私には「(アメリカでの投資の話らしい)Indexが結局安全なんだよね」の話題に付いていかれません。

そんな時間帯を過ごした帰りの電車で、昔はよくヘコんでいたものでした。普段はお仲間のように仲良く過ごしているけれど、全然違うレベルにいる人たちなんだなーという気がして。

でも、今回は違いました。たしかに、久しぶりだった嬉しさとか、私はもう銀行員ではない安心感とか理由は色々ありますが、私には「写真館の若女将」という胸をはれる『自分の居場所』があるからです。カメラそのものの知識はまだ笑っちゃうほど大したことないですが、この場所で、もがきながらも、働いているという意識を持っている。もう、決して根無し草ではないんだ、という気持ちを見つけました。

ちっぽけでも、世間的にそんなに意味がなくても良かったんです。自分自身が「ココで働いている」という自信が欲しかった。そんなことを若い頃、特に銀行で働いていたころ、いつも悩んでいたんだなー、と思い出しました。

来年も若女将として、一所懸命頑張る1年にします。いつも温かく見守ってくださる皆様に支えられていることに感謝して。

そして、来年は経済もちゃんと勉強して、飲み会で「いやー、やっぱりIndexでしょう」と言える様に、ガンバりまーす。

地下鉄物語

2007-12-29 22:50:47 | その他
久しぶりに都内で地下鉄移動。
色々と懐かしく思い出しました。主に、ネガティブな方向の事柄を。

この時期、地下鉄車内はナゼか、とっても「暑く」て、「湿気がある」。結構なコトじゃないの、という範囲を超えた状態になっていることもしばしば。コートは、脱いだら超お荷物、でも着ていると気分が悪くなるほど暑い。その『葛藤』が思い出したことナンバー1。

私は肩幅が狭いのか、肩にかけたバッグがズリズリ落ちるのです。そんな荷物を気にしていると、今度は電車の揺れに対応できず、コケそうになったりして。私は『肩幅が狭い』ことと、『踏ん張りが弱い』こと(要するに電車で立つことに向いていない)が思い出したことナンバー2。

そして、飲み会が終わりました。私の都内愛人(女)宅は、根津駅。「こんな満員電車に私は毎日乗っていたのか」と絶句する状態の千代田線に乗り込み、あまり人が降りない根津駅で、「スイマセェン、降りますぅ」なんて弱弱しく訴えたりして。満員電車内の移動がいつも嫌いだったことが、思い出したことナンバー3。

けど、飲み会も愛人との久しぶりの逢瀬も、楽しかった~。私の極上冬休みでしたっ!

クリスマス報告

2007-12-27 10:36:43 | その他
街はすっかり年末ムード。毎年、このクリスマス→年末への瞬間移動はチョット面白いです。

でも、まだクリスマスの話しちゃえ。

今年のイブ~クリスマスにかけて、我が家で熱中したのは、「サンタ追跡」。私達もテレビで知ったのですが、皆さんご存知でしょうか?NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)が、様々な手段を使って、サンタクロースを追跡。報告しているホームページがあるのです。

その日は、職員のボランティアが数100名電話の前に座り、世界中からの「いま、サンタはどこ?」の問いに答えているとか。1950年代に間違ってNORADにかかってきた子供の電話に対して、当時の大佐がサンタの位置を教えてあげたエピソードから始まったこの『追跡』。うーん、アメリカのこういう遊び心満点なところは好き~。

ところで、我が家にサンタは来たかって?

焼きまんじゅう屋さんが定休日だ!」
と慌てた我が家のサンタは、禁断の『お昼寝布団』を持ってきてくれました。早速、昨夜そのお昼寝布団から起きない私と、二代目のプチケンカがありました(でも、「もうこの布団は取り上げる」の一言で渋々起きました)。

皆さんは楽しいクリスマスを過ごされましたか?

言葉にできない

2007-12-26 12:28:32 | その他
昨夜テレビをつけたら、いきなり佐野元春と小田和正の2ショット。『Someday』を歌っていました。へー、なんて見ていたら、今度は小田和正が母校のグリークラブのために曲を書いたエピソードを紹介。練習段階から絡んで、本番が昨夜のテレビ放映で。

その練習時に、生徒さんの一人がチョット冗談っぽく質問しました。
「小田さんが、『言葉にできない』と思ったのは、どんなことですか?」
小田氏の答えは
「そんなの一杯あるよ。言葉にできないコトを沢山経験する人生が、勝ちなんじゃない?」(曖昧な記憶なので、微妙な言葉遣いが違うかも)

私は人生を、勝ちとか負けとかいう言葉で表すのが嫌いです。最近よく聞くけど。でも、昨夜のこの小田氏の言葉は妙に納得してしまいました。私の理解としては、「言葉にできないほどの瞬間をたくさん味わえた人生は、お得だ」と。

「じーん」
「じわじわ」
「ひゃー」
・・・そんな言葉にならない感動を味わう人生を歩き続けたいです。


(注:コレを読んでいる若者で、分からない人のために書いてあげましょう。『言葉にできない』はオフコースという、小田和正氏が入っていたグループの代表的なヒット曲です。)

傑作写真集

2007-12-25 06:17:10 | その他
先月、私が入っている合唱団の先生方によるデュオリサイタルがありました。

そのときの撮影をマツモト写真が担当し、二代目が写真集を作りました。久しぶりに自分のやりたいように仕事をしている背中が、本当に嬉しそうでした。

というのも、何故か彼は、愛弟子(に違いない)の私達も負けるほどの、初谷先生ファン。今回の撮影にも、気合が入っていたのです。撮影段階から、「俺にはもうデザインのビジョンが出来ているから、欲しい画は抑える」と会場を動き回っていたようです(よって、残念ながら演奏は殆ど耳に届いていない)。

そして、完成。美しいお二人が被写体の作品はモチロン、傑作!ご本人達にも、褒めていただいて大満足。

そんな二代目に、更に嬉しいコトが。初谷先生がブログにそのことを書いてくださったのです。しかも、かなり嬉しいコトバを散りばめて!(特に『イケメン』って書かれたことが嬉しかったらしい・・・)→初谷先生のブログ孤独な音楽家の夢想

私の目から見ると、自分の歩く道を自分で見つけて、しっかりと踏みしめて歩いているこの二人、選んだ道は全く違うけど、何となく空気が似ています。何かを『創りあげる』人特有のオーラなのかな。

あ、きっと二人とも『イケメン』なところが、似てるんだな、うん(今日はクリスマスだから、二代目を持ち上げておかなくちゃ!)。

特等席

2007-12-24 11:20:00 | その他
23日は足利の第九演奏会でした。私は合唱団の1人として、舞台にあがりました。

客席からは指揮者の後姿しか見られませんが、私達は1~3楽章まで、指揮者を間近で迫力満点で見ることができます(まさに、砂かぶり席!)。

そして、昨日は更に楽しいコトに気がつきました。ホルンの方が息を吸う音や、コントラバスの方が弦を弾くときの、指と弦のかすれる音など、通常の「音楽」としてではない「音」が聴こえてくるのです。もしかしたら、それって音楽を作っている側としては聞かれたくない音かもしれません。でも、妙に感動しちゃった。「作っている側」にいる感じがして。

そして、4楽章は・・・どうだったかというと、えーい、この際断言してしまえ。『大成功』でした~!

というのも、全体としても良かった(多分)のですが、私個人的に今まで5回ほど色々な場所で第九を歌いましたが、一番、冷静に歌えたのです。前奏の間に、合唱指揮の初谷先生の教えや、昨日の指揮者の高関先生のご指示などが、頭をめぐり、具体的に「あそこと、あそこに集中して歌うぞ」みたいに考えながら歌えたのです。今までは、全て頭真っ白、ただ「第九歌いました~!おー!」みたいな感じだったので、自分的に大躍進!もしかして、ちょっとだけ、『演奏者』側の人間になりつつあるのかも!?(きゃー、本番翌日のハイテンションでそんなこと言っちゃったりして)

そして、翌日の私に残っているのは、深い満足感と、もっと上手に歌いたい欲望と、1~3楽章間、木の山台に座り続けたことによるお尻の筋肉痛でした・・・

今年来られなかった君!来年は聴きにきてね!(あるいは、一緒に歌っちゃおう)

Mail

2007-12-22 21:36:08 | その他
あーあ、今年もクリスマスカードを書かなかった(自己嫌悪)。

私はグリーティングカードが大好きです。コレクションもかなりのもので、今でも可愛いのに出会うとつい購入してしまいます(しかも手元に残したくて2枚とか買ってしまう)。

留学中に、よくホストファミリーから「尚美が行方不明のときは、グリーティングカードショップに行けばいる」と笑われるほど、よく通っていました(いやー、充実しているんだ、これが。ネット社会になった今でもあの巨大ショップはあるのかな)。

子供のころから、郵便の手紙が大好きでした(ラブレターもよく書いた)。書くのも大好きだからお手紙を貰うのもモチロン大好き。郵便屋さんのパコパコパコというバイクの音でよく飛び出していました。

一所懸命抵抗していたのに、やっぱり私もインターネット社会に潰され、最近ではお誕生日・クリスマスをEメールでお祝いするようになってきてしまいました。毎年、「今年こそは、みんなにカードを出すぞ」と誓うのに。

来年こそ!切手を貼った手紙(Mail)を友人たちに出そう。うん、そうしよう。

街を歩けば

2007-12-20 10:46:24 | その他
信号待ちをしていたら、女子高生がお隣に並びました。

女子高生1 「ディズニーシーの中のホテルで~、全部出してくれたんだって!」
女子高生2 「かっけー!!」(かっこいい、の意)
女子高生1 「23万だって!」
女子高生1・2 「超かっけー!!!」

私の心の声 「高校生でそんな彼氏、大丈夫かい。でもチョット羨ましいぞ。」


おじいさんが、自動販売機でジュースを買っていました。最近よくあるしゃべる自販機です。

自販機 「ありがとうございました。午後も頑張ってください。」
おじいさん 「はい、頑張ります。」(深々とお辞儀)

私の心の声 「はい、私も頑張ります。」


ちょっと近所を歩くだけで、色々なコトが耳に入ってくるものです。

Kiss in Blue Heaven ♪

2007-12-19 02:32:21 | その他
現在、夜中の2時20分。秋から取り組んできた今年の卒業アルバム、今夜なんとか目処がつきました。毎年、なんだかんだと言ってこの瞬間がやってきます。あー、良かった。これで、安心して第九とクリスマスが迎えられる~。

私のショボショボの目を何とか開き、せっかく作ったファイルが壊れてしまうという泣くに泣けないトラブルからも立ち直り、この時間まで頑張らせてくれたのは、聖子ちゃんです。

数年前に買った松田聖子の2枚組ベストCD。大声で歌いながら(時には振り付けもしながら)、ノリノリで中学生の青春アルバムを作り上げました。

職場の先輩に聞いたのですが、「松田聖子年齢層」というのがあるそうな。松田聖子を崇拝しているか、あるいは嫌悪しているかのどちらかに分かれる、要するに彼女を強く意識している年齢層なんだとか。その先輩の勝手な解釈だったのかもしれないけど、面白いなーと思いました。

さーて、お風呂入って、アイス食べて、寝よーっと。