若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな毎日』になっていました。

備えよ、常に

2009-07-31 10:45:18 | 日々雑多
「君の長所でもあり、欠点でもあるんだけど、生き方が不器用だよね」と改めて同居人(二代目)に言われました(10年以上も一緒に暮らして、なんだ?今更)。六本木ヒルズの気取ったカフェで「イテッ」とコケかけたことが気になったようで(それでも用心深い二代目がこの台詞を口にしたのはそのカフェを出た3時間後)。

痛い目に合ったり、失敗したりする度に『注意力散漫!』といつも叱られることは前にも書きましたが、私は本当に注意力散漫かもしれません。この歳になって気付くのもどうかと思いますが。

で、二代目と話し合っているとき面白い事実に気付きました。私たちには、子供のころ、キャンプに参加する夏休みを過ごしていたという共通点があります。ただし決定的な違いが。彼は『備えよ、常に』がキャッチフレーズだというボーイスカウトで活動し、私は『遊び心を、常に』がモットーのYMCA(関係者の皆さん、すいません。そんなことありませんよね)で育ったのです。同じキャンプファイアーを囲んでいても、火の起こし方とか火の恐ろしさを学んだ上で『ジャンボリー』を歌っていた二代目と、いかに全身をめちゃくちゃに振って踊れるかを工夫しながら『アッブラハムには7人の子!』と歌っていた私では、違う大人になるよね、そりゃ。

そして、そのオシャレなカフェでじーっと私を見つめて、「やっぱりその前髪、短か過ぎたね」と、2日前に「切り過ぎたよぉ」と私が大騒ぎしていた前髪への感想を改めて述べる二代目なのでした。


<追記>
このブログを読んだ二代目から。
「『備えよ、常に』と僕の発言が用心深いことは関係ないよね」
……鋭い突っ込みだ。もう少しじっくり考えてから書かねばなるまいね、このブログも。

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無口な男たち

2009-07-30 10:06:04 | 日々雑多
入口でチケットを渡すと、「ハチマキでございます。目立つところにお付け下さい」……「はっ?」これは確かに普段私が見に行くような舞台とは違うのかも、と予感させるスタートでした。

イメージしていたのは、『顔を真っ青に塗った3人の男が、何も言わずに太鼓を叩くショー』というものでした。息もつかせず、あっという間に過ぎ去った100分を経験した私の今のイメージは、『顔を真っ青に塗った3人の男が、何も言わずに太鼓を叩いたり、その他様々な芸をするロックお笑いショー』って感じでしょうか。

ミュージカル等でも、舞台を観てクスっと笑うことはありますが、あんなにお腹がよじれるほど大爆笑(しかもノンストップ)したのは、初めてでした(二代目は声が嗄れました)。いやぁ、本当に笑った。ココで私がいくら語ってもこの舞台は伝わらないなぁ。あ、二代目から一言「これは、アートだ」。うん。この一言で全て集約される気がします。『笑えるアート・ブルーマン』です。

「君はあーいう時、何も出来なくなっちゃうんだね」と残念そうに二代目に言われてしまいました。ブルーマンさん達はガンガン客席に降りてくるのですが、私たちの席に来たとき、二代目は迷わず握手を求め、ノリノリ。私は……ギラギラと光る目にぢーーーーーっと見つめられて、完全に固まり「ひえー…」と椅子に沈み込んでしまったのでした。

でもでも!終演後ロビーで出演者と一緒に写真を撮れるとき、勇気を振り絞って、バックバンドのお兄さん4人と一緒に写真を撮りましたよ!

血液型とか

2009-07-28 11:42:56 | 日々雑多
最近、松岡修造氏がやかましいので、世界水泳をよく観ています。もともとシンクロナイズド・スイミングが好きなので、楽しみにしていたのですが、あの競技は、かなり国民性が出るな、といつも思います。ロシアもいいし、日本もキレイだけど、イタリアやスペインの独創的な振付が観ていて楽しいです。点数は低かったようですが、ミュージカルを鑑賞するような観点で見ているわたし的にはフランスが金メダルでした。


色々な占いがありますが、一般的に血液型について語られることが多いような気がします(『おひつじ座っぽいね』と言われることはあまり無いけど、『え?A型?意外~』とはよく言われる)。

昔はよく相性占いを気にしたものです。ちょっと好きな人がしし座やいて座だと嬉しくなったり(その2つがおひつじ座と合うと言われることが多い)、逆にB型だとガッカリしたり。結果は、さそり座(BAD)・O型(GOOD)の相手でした。なんだかな。

アメリカ人はO型が多くて、日本人はA型が多いといいますし、以前ユーゴスラビアの文通相手が「殆どの人がAB型だ」と言っていました(本当かなぁ)。単純にアメリカ人と日本人を比べて、更に単純にO型とA型で一般的に言われている性格を比べてみると、ちょっと納得したりもします。だから、国民性というコトバで区切られる相違が存在するとしたら、血液型占いもザックリした意味で捉える分には、結構当たっているのかも。
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「あー、良かった」3連発

2009-07-27 09:30:42 | 日々雑多
サッカーのワールドカップとか、野球のワールド・ベースボール・クラシックとかだと、試合中は街の人通りが減りました、なんて聞くけど、お相撲はそれほどでもありません(老人会なんかは参加者が減るかもしれないが)。

だから、『1敗の琴光喜 VS 無敗の白鵬』の時間でも、電話がかかってきたりします。数年前、この1戦で優勝が決まる!という横綱対決の「時間いっぱい!」で証明写真のお客様がいらして、商売の厳しさ(?)を思い知ったこともあります(サラリーマンだったら、全く見られないけども)。


昨日はお昼から夕方まで、屋外での撮影でした(暑かった~)。最終撮影を5時に終え、ほっと息をつきました。すると、空には雷がピカッ!「あー!良かった!」①。


ふと二代目が気付きました。「今朝、洗濯物を外に干してたね」。そうです、ここ数日のグズグズ空のお陰でたまっていた洗濯物を張り切って干してきてました。大急ぎで家に戻り、何とか洗濯物をしまって、真っ暗な空を見上げ「あー!良かった!」②。


で、テレビをつけたら、何と『琴欧洲 VS 安馬』(はいはい、日馬富士ですよね。安馬の方が好きだったのに~)の時間いっぱい!琴欧洲が勝った~!きゃー、『白鵬 VS 朝青龍』!きゃーーー、さすが横綱戦~っ。迫力満点!白鵬、おめでとう!!ギリギリ見られて「あーー!!良かったぁぁ!!!」③。

そんなラッキーデイでございました。

Smoke Meeting

2009-07-26 09:59:34 | 日々雑多
今はオフィスの禁煙が進んであまり無い話かもしれませんが、私がサラリーマンだった頃は『分煙ルーム』というのがありました。私はタバコを吸わないのですが、周囲には吸う人が多く、時間中に何度も席を立っていく同僚たちが羨ましかったものです。何となく「タバコ行ってきます」と言えば許されて、「飴なめてきます」は怠けてる感じがするのって不公平だな、と思ってました。

しかも、分煙ルームには、各部署の人々が集まって、色々と遊びの話や、時には仕事の話まで決めてきたりして、ちょっとズルい仲良し空間な感じでした。


我が家では時々、「ややっ!2時間もしゃべっちゃった!」ということがあります。それはおひるゴハンを食べ終わったのにグズグズと留まってしまう食卓だったり、お風呂上りのビール&アイスクリームタイムだったり様々。

そして、そんな時/場所で、政治論争を繰り広げたり、仕事の決断(しかも結構大事なコトも)をしたりしています。そう、我が家にとって、その「何となくダラダラおしゃべりタイム」はまさに「分煙ルーム・ミーティング」と同じ。規模は様々ですが、「さぁ、話し合いましょうよ」という会議ではなくて、そういう空間だと自由に色々な発想が飛び出したりするものなのかもしれません。

昔のライバルは、今の友?

2009-07-25 10:47:00 | 日々雑多
「出る出る出島」で有名な出島関が引退しました。それほどお気に入り力士でもなかったのですが、引退となると何だかしんみりしてしまいます。引退が発表された翌日、栃乃洋関が気合の入りまくった取組をしました。同郷で、子供のころからずっと出島関とライバルだったとのこと。相撲を見ていると、「○○関と××関は子ども(や、学生)相撲の頃からライバルで」という話をよく耳にします。栃乃洋関、まだまだ頑張ってね!


銀行OLになって、はじめての同期会の時。あの頃は『総合職』と『書記(事務)職』と採用が分かれていて、初めて総合職のメンバーと顔を合わせました。半分は東大卒という同期に会うのに、最初は少し緊張したのですが、別に普通の(どっちかというとウブで世間知らずの)男の子達だと気付き、楽しく呑んでいました。しかし、途中で「あー、お前かぁ。いつも代ゼミでライバル視してたよ」、「なかなかお前には勝てなかったよー」と言い合っている数名の男子。そう、有名模擬試験のトップ10の中で存在は知らねど名前だけ知っているライバル同士だったメンバーが居たのです。ヒューーーンと、奴らと距離を感じたのは言うまでもありません(でも、その後同期とは本当に仲良くなりました。学歴ばかりで人を選り好みしてはいけません。東大出身でもイイ人はいます)。


という話をしたら、二代目が「そういえば、子供のころ色々な写真コンクールで時々名前を連ねたヤツと、大学のゼミで一緒になったなー」。お、ココにも!

ホセ VS エスカミーリョ 再び

2009-07-24 12:08:35 | 音楽(足利市民合唱団)
オペラ・カルメンには二人の対照的な男性が出てきます。

一人はホセ。超マジメ人間だったのに、ウルトラ・セクシーダイナマイト・カルメンに誘惑されてあえなく陥落、理想的な婚約者を捨て、最終的には振られた腹いせにカルメンを殺しちゃう(そして、今回の舞台では自分も死刑になっちゃう)という可哀想代表格。

もう一人はエスカミーリョ。闘牛士のヒーローで、カルメンに一目惚れして、難なくホセから奪い取っちゃう、完璧モテモテ男子。

以前、合唱団でカルメンをやったとき、若い女の子達がみんなエスカミーリョ派で、私は何となくホセ派なんだけどな、ということを書きました(→『ホセ VS エスカミーリョ』)。

で、今回の舞台を観ても、私は心からホセが可哀想になってしまう。確かにね、ストーカーチックなのはよくないけど、自分の確固たる価値観を曲げてまで付いてきたのに(付いてきたってところが、草食系男子っぽくて既に不人気なのかもしれないが)、あっという間に振られちゃって、しかも超興奮状態のときに指輪をポイっとか投げ捨てられちゃって。そりゃあ、逆上するよなーって。しかも、今回のカルメンさんは、鼻で笑いながら指輪捨てたし。

帰りの電車で、自分の中での矛盾……いや、歳を経た変化を実感。以前は、明らかにエスカミーリョ的男子が好きだったよなーと(→『好きなタイプ(内面編)』)。もう年上目線でホセ達を見てるんだ、きっと。「あらあら、ホセ君。悪い女にひっかかって」ってな感じで。

うーん……、ちょっと寂しいかもね、この事実。


私の「有名人を見たよ」体験

2009-07-23 11:02:30 | マツモト写真
六本木にある会社で働いていたとき。同じビル内にお笑いが中心の芸能事務所が入っていました。ある日、ダッシュでエレベータに駆け込むと、「何階ですか?」とニッコリ聞いてくれたのはウド鈴木さん(キャイーン)でした。思いっきり「うわっ!」という反応をした私に「ばいばーい」と手を振って降りていかれました。

同じ頃、会社帰りにトボトボ歩いていたら、妙に見られている気が……。ふと隣を見たら、私の目線でまだ脚!『うわ、長っ!』と見上げたら、隣に安室奈美恵さんが立っていました。カッコイイ車が横付けされて、夢のように去っていきました。


先日、カルメンを観に行ったとき。一緒に行った叔母が「ねぇ、あの外人さんと話している人、千の風の人じゃない?」。振り返った私は「ははは。違うよ~。あの人も外人さんだよ。日本人は第3ボタンまで開けないよぉ!」と全否定。その後、周りのおばさま方が「あの人!」「ねえ、そうよね」とザワザワ。よくよく見直したら、秋川雅史さんご本人でした。聞こえてなかっただろうな、私の失礼な発言……。テレビで拝見するよりずっとハンサムで、背も高くて外人さんみたいに見えたんです、ホントに(ココでフォローしても何の意味もない)。

お空の事情

2009-07-22 13:26:26 | 日々雑多
日食、見ましたか?
悪石島や中国の上海などでは見ることが出来なかったようですね。可哀想です、本当に。二代目なんてテレビを見て、皆既日食に感動する前に「可哀想すぎる」と、涙を浮かべていました。私たちも少し彼らの気持ちが分かるので。

福島県滝根町に流星群を見に行ったとき。時折雨まじりのどんより雲。すっかりスネてしまった二代目は天文台まで行かないと駄々をこねていました。何とか説得してとりあえず向かう車中も「見られっこないよ」とぶぅぶぅ。天文台に到着しても、そんなご機嫌ナナメな人々の集合体が、空を睨んでいました。すると、一瞬(3分間くらいだったかな)、パーっと雲が開き、満天の星空が広がりました。流星はそんなにいくつも見られなかったのですが、あのとき広がった星空は本当に美しく、涙が出たのでした。

沖縄県波照間島に行ったとき。目的のひとつは、日本で唯一見ることができる『南十字星』でした。どんよりと曇ってしまった空には星が何も見えませんでした。それでもあきらめきれずに、何回も何回も外に出て確認していた明け方近く。「夢?かな?」と疑うような星空が開けました。残念ながら、南十字星はかなりコンディションがよくないと見られないので、見つけられませんでしたが、あの星空が見えた瞬間の喜びは今も鮮明に覚えています。

2012年には金環日食が見られると、ドリカムが歌っています(し、今日、ある理科の先生のブログにもその旨書いてありました)。人間が見事に「ちっぽけな存在やなぁ」と気付く天体ショー。お空の事情に開演予定が振り回されるリスクの高いショーですが、楽しみに待つことにしましょう。


佐渡裕氏プロデュースオペラ 『カルメン』

2009-07-21 10:50:56 | 音楽(足利市民合唱団)
この夏一番の多忙日……だというのに、半年前に買ってしまったチケットを握り締めて、「お願いします」と家族に頭を下げて向かったオペラ『カルメン』。去年私たちの合唱団で『カルメン』をやった関係上、とても楽しみにしていました。

序曲が始まると、カラダがわなわなしてきました。いつも音楽会で感じるわくわく感ではなく、武者震いみたいな感じ。そう、気分はすっかり『出演者』側なんですね。そんな自分を嘲笑している間に、幕が上がりました。

タバコ工場のシーンでは「あの女工の絡み方は、下品に色っぽくていいぞ」。

カルメンの登場シーンでは「ふーん。こんなにサラっと入ってきちゃうのか。ウチの先生の演出の方が、インパクト大だったな」。

闘牛士を迎える合唱曲が始まれば、「あぁ、さすがにこの休符の後のタイミングがバッチリ合ってるとめっちゃカッコイイわ、この曲(普通、休符の後のタイミングは合うのが合唱の決まりですが、それはねぇ、ほら時々そうはいかない時もあるわけで)」。

エスカミーリョが登場!「やけにイイ人そう。ウチのエスカミーリョの方が嫌味なイイ男感があったな」。

カルメンのスカートの中にホセの頭がすっぽり(誘惑してるシーン)、「え!結構エッチな演出だなー。ウチの先生好きそう~。でも、ウチのホセにはあまりにも強烈過ぎて可哀想かも」。

などなど。


自分でも笑っちゃうけど、完全に『演奏者』側のつもりになってしまってるんです。何だか不思議な感覚だったけど、それはそれで面白い経験でした。だって、別に誰にもそのことを発表する訳じゃないから、感じるのは勝手だもん!

ただ……。揺さぶられる程の感動を覚えるシーンはきまって『合唱』のシーン。そう、どんなに素晴らしいソリストに歌ってもらっても、やっぱり合唱が上手くなきゃ、オペラは。そーいうわけですよ、足唱の皆さん。
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